キャリアアップコラム vol.247
応募社数の適正数と第一志望を受ける順番

面接社数は4~5社になることが重要

適切な応募社数についてよく聞かれますが、候補者の方の年齢、経験、実績によって違います。

転職活動における応募社数は人によって異なり、1社しか受けずに入社を決める方もいれば、10社以上に応募して内定が出た企業から選ぶという方もいます。

ただし、「同時に面接を進めている会社数」には適正な数があり、私が考えるのは4~5社です。

というのも、面接調整のプロセスは面接調整、面接実施、面接結果通知、次回面接調整と進み、2週間に1回ほど面接を設定されることが多いです。

そのため、4~5社が同時に進んでいると、およそ1週間に2~3社の面接が設定されることになります。

もし、これ以上社数が増えると、1つの会社に対する事前準備や企業や事業への理解度が下がってしまうでしょう。その結果、「もっと準備して臨めばよかった」という不完全燃焼で終わってしまう可能性があるのです。

転職活動の目的は、面接をこなすことではなく、自分に合った企業を探すことなので、準備時間を確保できる面接数になることを意識しておきましょう。

面接に進んでいる社数を4~5社にするためには、その前に何社に応募するかの見極めが重要です。

書類通過率がかなり高そうであれば、応募社数はそのまま4~5社程度でいいかもしれません。一方、書類通過が厳しそうな場合は、面接社数の目安の2倍である10社程度に応募するよう調整していきましょう。このあたりは担当コンサルタントと密に相談することをおすすめします。

第一志望の企業にはいつ応募するべきか

「志望度が低い企業で練習をしたいので、志望度の高い企業の応募を後回しにしたいです」とご相談をいただくことがあります。

もちろんその進め方でも問題ないですが、志望度が低い企業であっても、選考を通じて志望順位が上がることは珍しくありません。その逆もまた然りです。そのため、企業を受ける順番を、志望順の低いものから無理に調整する必要はありません。

中途採用は、オファーレターを受領した段階で「1週間以内に回答してください」という回答期限を設けられることが一般的です。いわゆる「滑り止め」企業をキープする期間が短いため、受ける順番や各社の進捗調整が重要になってきます。

私は、「受け始める順番はバラバラでOKですが、最終面接もしくはオファー面談はできる限り同時に実施できるよう最後の足並みを揃えましょう」とお話ししています。企業によって選考回数や選考スピードはかなり違うため、各社のスタイルを見極めながら、面接を設定していきましょう。

なお、1つの紹介会社だけを利用して転職活動する場合は、紹介会社の担当者が各社の進捗管理をしてくれるので心配ありません。しかし、複数の紹介会社を利用したり、リファラル・直接応募など応募ルートが複数あったりする場合は、ご本人が全体管理をして足並みを揃える必要があります。

1週間程度ずらすくらいでしたら問題ありませんが、それ以上ずれると最終面接やオファー面談の足並みを揃えるのが難しくなります。そのため、応募についてもできる限り同時期に進めていくようにしましょう。

応募社数や第一希望の応募順についてお話ししましたが、上記はあくまでも一般的な視点です。状況や志向によって進め方は異なりますので、ぜひ担当コンサルタントへお気軽にご相談いただければと思います。

(2022年10月19日)

今回の教訓&アドバイス

応募しすぎると1社への準備が不足してしまう

「面接に進んでいる企業が4~5社」の状態が適切

応募順は意識せず、各社の進捗が揃うよう調整する

このコラムを書いたコンサルタント
コンサルタント
山本 航
戦略、総合ファームなどのコンサル転職を主な専門領域としています。その他、コンサル経験者(ポストコンサル)の転職支援として、ベンチャー/スタートアップ、事業会社などの幹部採用支援にも注力しています。
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