インターネット(Webビジネス)業界 採用動向レポート 2017年10月~2018年3月

2018年4月にかけての、採用動向をまとめたレポートです。

インターネット業界における転職市場は引き続き活況で、この状況はまだまだ続くと言っていいでしょう。

Webエンジニアはもちろん、Webプロデューサー・ディレクターから、営業・マーケティング、企画職に至るまで、ほぼ全ての職種において採用ニーズが高まっていますが、その中でもここ数年は特に、データサイエンティストやデジタルマーケティングといったキーワードにかかわる人材の採用が活発化しています。

その背景には、各企業が蓄積しているビッグデータの分析とその活用に焦点が当てられていることが挙げられます。IT技術の発展により、以前と比較して容易に大規模データを蓄積することが可能になり、また、データ処理を行なうための整備・機器性能も格段に向上しています。

かつてはその扱いに試行錯誤を繰り返していた膨大なデータも多くの企業が取り扱えるようになり、また、各社その膨大なデータをビジネスの現場でさらに活かすべく、いかに事業成長や商品・サービス企画に有効活用するかといったことに力を注いでおり、その課題解決のための中心的な役割を担う人材として、データサイエンティストやデジタルマーケティング担当者に注目が集まっています。

ビッグデータを活用したマーケティングは昨今のビジネストレンドとなってきていますが、データサイエンティストとしてのキャリアを積み重ねている方そのものの数はまだ少ない為、統計学とITスキルを有し、データを扱う仕事の経験を活かしてデータサイエンティストへのキャリアを目指す方にとって、現在の転職市場は「売り手」市場と言えるかもしれません。

また、「データサイエンティスト」が担う仕事内容においてもまだまだ明確な定義はなされていない状況でもあるので、自身の活躍次第で職種そのものの価値を高め、課題を解決し、社会・会社の利益に大きく貢献できるというやりがいも味わえる大きな可能性を秘めた職種であるとも言えるでしょう。

このレポートを書いたコンサルタント
コンサルタント
武田 直人
CXOをはじめ、経営幹部から事業責任者、そしてPdMなど、企業の「要」となるポジションへの転職支援が強み。注目のスタートアップから大手企業まで、Web・インターネットサービス業界が最も得意とする領域。
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