インターネット(Webビジネス)業界 採用動向レポート 2018年10月

2018年10月にかけての、採用動向をまとめたレポートです。

インターネット/Webビジネス業界における転職市場は、引き続き活況で、この勢いは当面続くといって良いでしょう。この転職市場の活況を牽引しているのは、DeNAや楽天、メルカリなどに代表されるような、所謂「メガベンチャー」の存在があることは言うまでもありませんが、Fintech、Edtech、Healthtechなどのように、〇〇×Technorogyといった世の中に新たなサービスを展開しているスタートアップ企業の積極採用が近年は特に目立っています。

この「スタートアップ企業の積極採用」の背景には、国内スタートアップ企業の資金調達額が2018年1~6月に1732億円(前年同期比4割増)と過去最高を更新するなど(※1)、スタートアップ企業への注目度が高まっていると同時に、投資が非常に活発であるということが言えそうです。(※1 日本経済新聞より)

Webビジネス・サービスを展開している企業に限らず、スタートアップ企業が資金調達を終えた後、満を持して取り組む最重要事項の一つが、更なるビジネスグロースに向けた幹部人材の採用です。

事業グロースを担う新規事業開発や事業開発推進の責任者、財務戦略を担うCFO、そしてサービスグロースには欠かせないプロダクトマネージャーやプロデューサー、さらにはTech系スタートアップの技術力の肝であり根幹を担うCTO、VPoEなど。経営者や経営陣とVisionを共にし会社の成長を一気にドライブすることを可能にする、高いビジネススキルと知見をもった幹部人材の採用ニーズが高まっています。

コンサルティングファーム出身者、特にインターネットビジネスに知見のある方のニーズは止まるところを知りませんが、ネット系メガベンチャーにて、スタートアップ企業がこれから直面する課題(もしくはそれに近しい課題)を過去に乗り越えてきたご経験とご実績のある方のニーズは極めて高い状況と言えます。こうしたことからも、やはりWebビジネス業界にて経験を積むことは、ネクストキャリアの幅がより一層広がることにつながると言えるでしょう。

このレポートを書いたコンサルタント
コンサルタント
武田 直人
CXOをはじめ、経営幹部から事業責任者、そしてPdMなど、企業の「要」となるポジションへの転職支援が強み。注目のスタートアップから大手企業まで、Web・インターネットサービス業界が最も得意とする領域。
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