面接官の本音 vol.156   株式会社リブ・コンサルティング

株式会社リブ・コンサルティング

公開日:2023.06.09

"100年後の世界を良くする会社"を増やすことを企業理念に掲げ、クライアントの経営における根本的な課題に触れ、会社全体の「業績」「CIS」「EIS」「人財育成」「より良い仕組み」のレベルを総合的に高めていくための経営コンサルティングを提供する株式会社リブ・コンサルティング。同社を設立した代表取締役の関厳氏にお話を伺った。

株式会社リブ・コンサルティング 代表取締役 関厳氏

Contents

【インタビュアー】コンサルタント 半藤 剛

ベンチャーの事業グロースを支援してきた知見が、今まさに大企業で求められている。

Q

貴社の特徴や、他のコンサルティング会社との違いについてお聞かせいただけますか?

当社は中堅・ベンチャー企業の支援というイメージを持たれているかと思いますが、最近は大企業の事業開発とDXのプロジェクトが非常に増えてきています。

元々ベンチャー・メガベンチャー企業向けに行ってきたグロース支援が大企業の事業開発と非常に近しい領域であり、当社の培ってきた知見が大企業のクライアントでも重宝されています。

クライアント企業の事業立ち上げやDX支援だけなら他社と変わらないと思いますが、新規で立ち上げた事業が本当に市場に受け入れられて売上が立つのか、組織が創られていくのか、営業した時にどういう手法によって市場に浸透させていくのかという、戦略・企画・戦術・オペレーションまで一貫してずっと伴走してきた点が大きな差別化要因として挙げられます。

また、どのコンサル会社もハンズオンという言葉を使いますが、当社ではクライアント企業の会議室ではなく、“クライアントの顧客接点に行くこと”をハンズオンと呼んでいます。更には、日本のSaaS企業のトップ10社のうち約半数が当社のクライアント企業ですので、デジタルサービスの知見が深いという点も大きいと考えています。

Q

今後、貴社が目指しておられる事業の展望についてはいかがでしょうか。

国内に関しては、大企業の事業開発やDX領域をグロースさせていくことと並行して、ベンチャー・スタートアップ企業の事業創出も継続的に注力していきます。海外展開については、現在はタイの拠点がありますが、東アジアや他のエリアにも提携を拡大しつつあり、今後新たな当社ならではのコンサルティングモデルを投入していきたいと考えています。

我々の強みは、日本の様々な大企業、スタートアップ・ベンチャー、地方の中堅企業やオーナー企業におけるそれぞれの経営上の課題を理解できていることだと思います。素晴らしい技術を持っている地方の企業は多数存在しているものの、東京のコンサルタントが地方まで行くのは費用が見合わず難しいため、今後テクノロジーを活用してどうカバーしていくかということを考えています。

経営と技術が分かっている我々が、経営のサポート役としてChatGPT等のテクノロジーを活用してどう仕立て上げていくかは今後大きなトピックになるテーマだと捉えており、現在サービス開発や研究を進めているところです。

株式会社リブ・コンサルティング

求めたいのは、自分で意思決定したいリーダーシップ。「思い」ではなく「行動」を重視。

Q

貴社の面接で、特に注目して見ておられるポイントはありますか?

将来的に、経営層になれそうな人であるかどうかを見ています。もちろんコンサルタントとして活躍いただけるかどうかも重要ですが、その後に経営や事業に対するリーダーシップを張りたいかどうかを重視しています。

「もっと自分で意思決定したい」と本当に思っているのか。面接では、自分ならではの視点や判断軸を持っているかどうかを確認した上で、何らかの価値をもたらした実際の行動をしたことがあるかをお聞きしています。その方が「どう思っているか」ではなく、社会人であれば何らかの行動に移しているはずなので、「どんな行動をしたか」に注目しています。

Q

最近、面接をされている中で関さんが感じられていることがあればお聞かせください。

最近の傾向としては、以前よりも視点が成熟している方が増えていると感じます。例えば地方出身の20代の方の場合、コンサルで培った知見を将来的に地方経済の活性化に生かして貢献したいと考えているという話を聞いて、私が20代の頃にそんな視点を持っていた人はほとんどいなかったので驚きましたが、良いことだと思います。

日本が働き手不足になったことで完全に売り手市場になったため、自分が将来食べていけるかどうかに不安を持つ人が少なくなり、自分が社会にどう貢献できるかという+αのところに目が向くようになったのだと思いますね。

Q

貴社にとって、『志ある人材』とはどのような方でしょうか?

「100年後の社会を良くする会社を増やす」ということに貢献意識を持っている方ですね。自分の子供や孫が暮らす未来に、もっとこういうビジネスがあると良いよねというものを創造していくことに興味がある人が、当社にとっての志というキーワードかと思います。

ただ、一点注意していただきたいのは、無理に志を語る必要は無いということです。今の時代、「こういう社会貢献をしたい」という志を持たないといけないというプレッシャーが世の中の風潮としてもあるかと思いますが、20代で職業経験が少ない段階では、大きな方向性として社会に貢献したい想いはありつつも、まだ具体的に何がしたいか固まっていない場合は、素直にそう伝えていただければ良いと考えています。

Q

貴社を志望される候補者の方に向けて、ぜひメッセージをお願いします。

コンサル経験者の方であれば、現職でもコンサルワークはやっているものの、本当にクライアント企業の事業成長や将来に繋がるような社会を創るというところにリーチできていないという課題感を抱えている方や、もっと自身も企業経営に関わっていきたいという方は是非当社に来ていただけると良いかと思います。

また、コンサル未経験の方については、「とりあえずキャリアの選択肢を広げるためにコンサルへ行く」ということではなく、手触り感のあるプロジェクトに参画してクライアント企業の事業や組織を創っていくコンサルティング経験を積みたい方、実力と機会があればプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーをやりたいという志向の方がいらっしゃれば、是非ご応募をお待ちしています。

インタビュアー / コンサルタント 半藤 剛

構成: 神田 昭子

撮影: 波多野 匠

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

担当コンサルタントから

コンサルタント 半藤 剛

戦略から実行までデジタルの活用が欠かせない中、日本のSaaS企業のTOP10の約半数をはじめとしたベンチャー・メガベンチャー企業のトップラインを上げることにコミットしてきたグロース支援の実績をベースにしたノウハウや知見は大企業からの引き合いも多く、組織としての成長ポテンシャルをすごく感じるこのタイミングでJoinする魅力を強く感じました。また、「意思」と「行動」が伴えば打席に多く立てる環境は、コンサルタントを目指す方だけでなく、この先のステージ・キャリアを考えているミドル・シニアなコンサルタントの方にもオポチュニティやチャンスをつかめる組織だと思います。
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