面接官の本音 vol.94   スカイライトコンサルティング株式会社

スカイライトコンサルティング株式会社

公開日:2013.10.06

徹底した顧客志向のコンサルティングサービスを提供し、リピート率8割という高い顧客満足度を実現しているのがスカイライトコンサルティングである。経営理念に「顧客の成功を創造し、顧客と成功体験を共有する」を掲げ、顧客企業の抱える経営課題へ一緒に汗を流しながら取り組む姿勢が評価されているのだ。同時にコンサルタントが働きやすい環境づくりに注力しており、会社の意志決定や経営状況をオープンにして、社員も制度設計や意志決定に参画できる独自の制度を構築しているのも特徴である。顧客への提供価値と社員の幸福を追求する同社の求める人材像はどのようなものか。

スカイライトコンサルティング株式会社 管理本部 採用マネージャー 石田澄恵氏

Contents

【インタビュアー】コンサルタント 半藤 剛

新規事業立ち上げ支援とプロジェクト推進力が高評価

Q

スカイライトコンサルティングはどんな特徴を持ったファームですか。

石田

私たちはもともと、外資系大手コンサルティング会社のマネージャークラスだったものたちが「本当にお客様のためになる仕事ができ、コンサルタントが生き生きと働けるコンサルティング会社を作りたい」との思いで設立した会社です。すなわち、提供価値の追求と働く個人の幸福を実現できる場を作りたいとの思いがベースにあります。

Q

強みとする分野、領域はどこでしょうか。

石田

お客様の経営課題を解決するためなら何でもやります、というのが私たちのスタイルです。右肩上がりの経済成長時代ならセオリー通りにやっておけば大丈夫、ということが多かったと思いますが、現在はゼロベースから誰も正解を知らない課題の解決や、従来にはないサービスを創造しなければならない場面が増えています。そうした時に役立つ存在なのがスカイライトで、実際、お客様からは新規事業の立ち上げ支援やプロジェクトの推進力を高く評価されています。

Q

○○系コンサルタント会社、といった枠組みには当てはまらないということですね。

石田

お客様の課題はセグメントできるものではない、というのが私たちの考えです。もちろんコンサルティングファームなので戦略立案やプロジェクト推進、ITを活用した仕組み作り、組織変革などを行って成果を出していくのですが、同業他社との大きな違いはお客様と一緒に汗をかきながらプロジェクトを進めていく点で、コンサルタントの働き方も100%常駐するスタイルが大多数を占めます。お客様からは「他社のコンサルタントは机の向こう側からアドバイスするが、スカイライトは我々の隣の席に座って一緒にプロジェクトを進めてくれた初めての会社」と言われたことがあります。こうした姿勢が顧客満足度の高さにつながり、リピート率は8割を超えています。

Q

社風や組織の特徴について教えて下さい。

石田

一般に大手コンサルティングファームは業界とサービスのマトリックスで組織を形成し、そこに個人が所属する形が多いですが、私たちはあくまでプロフェッショナルである個人が主体であり、その集合体が会社であると考えています。したがって個人が生き生きと働けるプラットフォームが会社で、それを下から支えるのが役員という位置付けになっています。役員や人事だけでなく社員も皆、どんな環境や仕組みがあればいい仕事ができるかを考え、どんどん意見を出し合って運営しています。

プロジェクトへのアサインは個人主導

Q

プロジェクトへのアサインはどうやっているんですか。

石田

社内のプロジェクト求人情報データベースはすべてオープンにされていて、マネージャーは「こういうプロジェクトがあるぞ。やりたい人は集まれ!」と募集をかけ、それを見て「参加したい!」と思ったコンサルタントが立候補し、両者をマッチングすることでやる気のあるメンバーでプロジェクトを進めると同時に個人主導のアサインが可能な仕組みになっています。これから直面するビジネス課題を解決するには多様な経験を積んだほうがよいというのが私たちの考えで、とくに若いコンサルタントは様々なプロジェクトを幅広くやるなかで自分の強みを発見し磨いていって欲しいとの狙いもそこにはあります。

Q

どんな資質の人材がスカイライトには向いていますか。

石田

論理的思考などコンサルタントに求められる素養を前提として、当社で活躍できる人の特徴は三つあります。一つ目は「志のある人」。問題意識を持って「この課題を解決したい」と思っていることがある、あるいは将来、起業したいといった「自分はこれをしたい」という思いを持っている人です。二つ目は「自立」。当社は一般的な企業と比べ非常に自由度の高い会社で、誰でも経営会議に参加でき、「これがやりたい」という企画をそこで提案し承認されれば何でもできます。従って自分の思いがあり、それに基づいて自立的に行動できる人のほうが幸せになれます。三つ目は「協働」で、プロジェクトに関わる他のコンサルタントやお客様、関係者を尊重しながらリーダーシップを発揮し、チームで成果を出せる人です。

Q

面接で必ず聞く質問はありますか。

石田

「仕事を通じて実現したいことは何か?」、「そのためになぜスカイライトを志望したのか?」の二点です。中途採用者であれば、転職の機会を通じて何か実現したい思いがきっとあるはずです。それは何かというのが一つ目の質問の趣旨で、その思いを実現するのにスカイライトはふさわしいか、というのが二つ目の質問の趣旨です。私たちは個人と組織は対等だと考えているので、上から目線で候補者の方を選別するのではなく、私たちが仲間として一緒に働きたい人かどうか、そしてその人がスカイライトに入社して中長期的に幸せになれるかどうかを考えます。若手のコンサルタントなら将来、この会社で成長し活躍できる姿を思い描けるかどうかが重要です。

Q

最後に、候補者の方へメッセージをお願いします。

石田

個人がプロフェッショナルとして責任を負いつつ自由に仕事をしていくにはとてもよい環境です。どんな会社に所属していても個人としてどんな価値を創出できるかが大事だと思います。会社の看板にぶら下がるのではなく、自分で環境を整えながら個人として勝負したい方、そして様々な問題意識を持ち「本当にお客様のためになる最高の仕事をしたい」と願っている方にぜひ来ていただきたいと思います。

インタビュアー / コンサルタント 半藤 剛

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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