K&C KREIS & Company Inc.

株式会社クライス&カンパニー

〒105-0021 東京都港区東新橋2-4-1
サンマリーノ汐留2F

QUALITY ALLIANCE 私たちは人材紹介業界の品質向上に努めています。QUALITY ALLIANCE 加盟

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Vol.84 EMCジャパン株式会社

EMCジャパン株式会社

情報ストレージおよび管理に向けたシステム、ソフトウエア、サービス、ソリューションにおいて世界をリードしている企業です。世界中のあらゆる規模の組織が効率的、かつコスト効果の高い方法で情報を管理、利用、保護、共有できるようILM、情報ライフサイクル管理戦略の導入を支援しています。グローバルの売り上げは約149億ドル。世界85カ国に展開。世界で4万人の従業員。

きわめて重要な資産として情報の価値が増大する一方で、その保存や活用方法、あるいはセキュリティの確保など課題も増大するようになっている。そんな情報に関する悩みに対し、ワンストップでソリューションを提供しているのがEMCである。「ストレージのグローバルナンバーワン企業」というイメージが強い同社だが、すでに売上に占めるハードウェアの割合は半分以下。意欲的な研究開発とM&Aにより最先端の技術を社内に蓄積し、いまや情報インフラのソリューションカンパニーへと進化を遂げているのだ。クラウドコンピューティングの次に来る時代を見据え、新たな戦略展開に余念のないEMCの川西正晃執行役員に求める人材について話をうかがった。

【インタビュアー】キャリアコンサルタント 奈良 元生

情報インフラのソリューションを幅広くワンストップで提供

質問

いま、EMCはどんなビジネス展開をされていますか。

川西

「情報インフラの先進的リーダーでありたい」というのがEMCのビジョンです。「IT」ではなく「情報インフラ」と言っているのがポイントで、ストレージや仮想化、あるいはバックアップやセキュリティ、コンテンツマネジメントからコンサルティングまで情報インフラを構築するうえで必要な製品やソリューションを提供しています。マーケットでは「ストレージマシンの会社」というイメージが強いかもしれませんが、もはやグローバルで当社の売上に占めるハードウェアの割合は50%を切り、幅広く情報インフラのソリューションを提供する会社になっています。

質問

確かに、情報のマネジメントは企業の大きな悩みになっていますね。

川西

お客様の情報に関する悩みは多岐に渡ります。まず、情報の量が爆発的に増え、どう保存すればよいのか。しかもエンロン事件以降、コンプライアンスが重視されるようになって情報を長期間保存し、求められたらすぐ必要なものを取り出して提供できる仕組みが求められるようになりました。また、情報が企業で最も重要な資産となったのにともない、バックアップや侵害に対する防御、外部からの侵入に対するセキュリティをどう確保するのか等々の問題もあります。そんな多様な悩みに対しワンストップで解決できるのが、EMCの競争優位性になっています。

質問

そうなると先端的な研究開発や技術者の確保が必要になります。

川西

我々はお客様の期待に応え、期待を上回る形で製品やソリューションを提供するという米本社トップの方針のもと、自社で研究開発に投資を行うとともに必要な技術を手に入れるために戦略的M&Aに力を入れてきました。2003年以降でもう40社以上買収していると思います。いま、クラウドコンピューティングという言葉が一般化するようになってきましたが、その先にはビッグデータの時代がやってきます。クラウドの普及でデータ量の増大が加速するうえに、音声や動画など非構造化データも増え、それらの情報の保護や保存、分析には従来の技術や手法が通用しません。そこで当社では昨年、データウェアハウス技術の最先端企業であるグリーンプラム社や、スケールアウトストレージ分野のリーダー企業であるアイシロン社を買収するなど、3年~5年後のニーズを見据えた手を打っています。

「いい仕事」ができる環境とはどういうものか?

質問

EMCで求めているのはどのような人材ですか。

川西

当社の三つのカルチャーを紹介することがその回答になるでしょう。一つめは「ベンチャー気質」。EMCの設立は1979年でもう創業から30年以上が経過し、社員も全世界で4万5000人を数えますが、「お客様の要求に応えるものを提供すれば成功する」という顧客目線を重視する価値観を持ち、大企業病とは無縁です。二つめは「ハイスピード」。どの職種でも短期間で多くのアウトプットが要求され、かなり大変な面もありますが、そういう環境を楽しめる人にはよいと思います。三つめは「フェアな実力主義」。上下左右からどんな成果をあげているかが見られており、黙っていても仕事ができる人は尊敬され、さらに権限を与えられ高次元の仕事をするチャンスが得られます。

質問

面接で必ず聞く質問はありますか。

川西

EMCの面接では「過去、どういう状況でどんな課題があり、どう対処してどんな結果になったか」についてしつこく聞かれると思います。「入社してどうしたいか」という質問が入社面接では多くなりがちですが、過去の実際の行動のなかにその人の実力を測るヒントがあると考えているからです。もちろん、入社後のビジョンをきちんと持っていることも大切です。私自身は「入社して30日以内に何をするか?」「60日以内に何をするか?」「90日以内では?」という質問をすることにしています。私の面接の前には二人くらいEMCの社員に会うことになります。その過程でどのような会社のイメージを描き、EMCのなかで何をしたいと考えているのか。そこから当社で活躍できるかどうかの姿が見えてきます。

質問

EMCの仕事に興味を持っている方たちにアドバイスをお願いします。

川西

私自身がEMCに入社した理由は、まず手がけているビジネスがしっかりしていること。3年から5年先を見据えた戦略を立てて実行していること。そしてお客様目線から離れていないことでした。実際、EMCのビジネスは、マーケットがフラットな中でもグローバルで毎年20%成長しています。また、外資系企業では成長が頭打ちな日本市場を投資の回収フェーズに位置づけているところが少なくありませんが、EMCは日本を投資フェーズとみなし、EMCジャパンに必要な投資と大きなオートノミー(自治権)を与えています。誰しもいい仕事をしたい、喜ばれる仕事をしたいと思っているはずですが、本当にできるかどうかはその仕事が投資される対象で、権限を持てるかどうかにかかっています。そういう観点で仕事を探している人には、非常に魅力的な職場だと思います。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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