コンシューマービジネス業界(小売・流通・消費財) 採用動向レポート 2018年4月

2018年4月にかけての、採用動向をまとめたレポートです。

コンシューマービジネス業界の採用に関する直近の主な傾向をお伝えします。

【変革人材】
グローバル化・デジタル化・少子高齢化といった要素に加え、これまで想定していなかった企業が新たな競合になるなど、コンシューマービジネス業界を取り巻く状況はますます複雑化しています。ビジネスモデルや業務を抜本的に変革する必要があり、その推進を担う人財を求める企業が増えています。業界の垣根を超えて変革を推進する必要があり、採用時には小売・流通・消費財業界での経験・スキルを必ずしも必要としない点が特徴と言えます。

【Eコマース】
企業全体の売上のうちEコマースの売上割合を2〜3割にしたいなど、Eコマースに対する各社の期待が高まっています。そのため、Eコマースの企画・運営、デジタルマーケティング、CRMに関するポジションが継続的に募集されています。若手の方よりも、事業や各種取り組みをリードするマネージャー以上の方を求める企業が多い印象です。

【新テクノロジー活用】
ZOZOTOWNが無料で配布する「ZOZOSUIT」が大きな話題となりました。これはテクノロジーが業界やビジネスを大きく変える可能性を秘めた事例と言えます。GoogleやAmazonが発売したAIスピーカーも、Vコマースという形で小売・流通・消費財業界に大きなインパクトを与えることが想定されます。新テクノロジーを活用してこれまでにない顧客体験を創造するポジションを新設した企業もあり、今後、同様の募集が増えていくように思います。

変化の激しい時代となり、どのプレイヤーにもチャンスがあるエキサイティングなフェーズです。コンシューマービジネス業界における転職では、これまで同業界の専門性を求めることが多くありましたが、現在は幅広い業界から採用するようになってきました。興味のある方は是非お気軽にお問い合わせください。

このレポートを書いたコンサルタント
コンサルタント
永田 憲章
コンサルファームでの実務経験を活かして、ミドル~エグゼクティブの方のハイクラス転職の実績多数。コンサルファーム・大手事業会社・スタートアップ・VC・PEファンドなど幅広い業界・職種に精通し、幅広い選択肢の中から中長期的なキャリア展望も見据えてアドバイス。デジタルプロフェッショナルのキャリア・転職支援も強みとしています。
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