コンサルティング業界 採用動向レポート 2018年4月

2018年4月にかけての、採用動向をまとめたレポートです。

コンサルティング業界は依然として積極採用が続いています。戦略系、総合系、ブティック系、再生・ハンズオン系、いずれの領域でも採用意欲は旺盛です。

コンサルティング業界の最近の動向としては、コンサルティングサービスに加えて、投資事業を行ったり、自社内で事業開発、事業運営を行ったり、エンジニアやデザイナーを抱えてラボを作ったりしている事等が挙げられます。コンサルティング業界内の転職においてはこのような会社への転職希望の方が増えていて、志望理由としては、第三者からの支援だけでは物足りない、実際に自分で事業開発や経営に携わりたい、事業立ち上げを行うにはエンジニアが必要、といった声が多いようです。最近のプロジェクトの傾向としては、RPA、AI、IoT、ロボティクスの案件が増えていて、戦略ファームにおいても経営戦略策定や中期経営計画の策定等、これまでの定番PJTは減っていて、デジタル関連の実行まで伴う案件が増えています。戦略ファームでもデジタル系の専門チームを立ち上げている会社があり、同分野の経験、スキルを持った人材への引き合いは更に強くなってきています。

別の観点では、政府の後押しもあり、コンサルティング業界においても“働き方改革”の取り組みが進んでいます。残業規制を設けたり、有給休暇、育休・産休の取得や在宅勤務を積極的に推奨するケースも増えてきました。

また、これまで外資系戦略ファームでは学歴によるスクリーニングが厳しかったのですが、いくつかのファームにおいては少しずつ学歴の基準は緩和してきており、適性検査を実施する代わりに、書類選考通過のハードルは低くなってきています。面接においても、これまではケーススタディを実施して、論理思考力を重点的に確認されていましたが、それだけではなく、発想力の豊かさ、最後まで考え抜く粘り強さ、顧客から信頼される人間性、などを重視する会社も増えてきております。

 
このレポートを書いたコンサルタント
コンサルタント
入江 祥之
経営幹部(CXO、部長、マネージャークラス)、ファンド(PE、VC)、及び、ファンドの投資先ポジション。
また、コンサルタント経験者の転職支援を専門としております。 プロフィールをみる

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