キャリアアップコラム vol.233
面接内での「質問」の落とし穴

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優先度が下がりがちな "候補者からの質問"

皆さんは面接の事前準備の際、面接官からどんな質問をされると想定しますか?

「志望動機」「転職理由」「これまでの経験や実績」「ミッションやビジョンへの共感」などをイメージする方が多いのではないでしょうか。
もちろんこのような質問のイメージは大前提として持っていただきたいのですが、加えてしっかり想定いただきたいのが「候補者側からの企業への質問」です。

候補者から質問をする際は通常、面接の最後に「これで私たち企業側からの質問は以上です。〇〇さんは何か質問されたいことはありますか?」といった形で投げかけられることが多いのですが、過去に以下の事例がありました。

候補者からの質問がきっかけでお見送りとなった事例

<事前に企業への質問を想定していなかったケース>
AさんはX社の一次、二次面接をとても高い評価で通過。「スキル面や人柄もとても良く現時点で心配はしていない」というフィードバックをされていました。
そのため最終の社長面接ではスキル経験に関する質問からではなく、「これまでの選考を経て聞いてみたいことや疑問点などはありますか?」という質問からスタート。

Aさんは前日までに自身の経験やスキルについては棚卸しできていたものの自分からの質問は想定できておらず、頭が真っ白に。「何か聞かなきゃ」と思いつつもその場でぱっと思い浮かばず、少しの沈黙の後無難な質問を捻出したものの志望度や瞬発力への懸念でお見送りとなってしまいました。

<企業への質問内容が懸念になったケース>
BさんはY社の一次、二次面接を高評価で通過、最終の社長面接でも途中まで特に懸念なく進み「最後に聞いてみたいことなどありますか?」という質問に。Bさんは「福利厚生は、住宅手当は」という質問からスタートし「役職はマネージャーからスタートできそうか」という質問を重ねたところ、「うちの会社や事業、業務よりも待遇や役職を重視している方のようで。選考ではなくオファー面談時や人事にそういった質問はして欲しかった。」という理由でお見送りとなってしまいました。

企業への質問も想定の上面接へ

この様にたとえそれまでの面接が高評価であっても企業への質問をきっかけに志望度・瞬発力・想像力などが懸念となりお見送りとなってしまうケースがあります。

本来質問は自然に出た疑問点などを解消するためのものですが、面接官の役職や役割、選考フェーズによって質問のタイミングや質問内容の捉えられ方が変わり得るため、是非面接に臨む前にその企業のミッション・ビジョン・バリューや業務内容などを中心とした質問のご準備を頂ければと思います。

シミュレーションした質問の内容に不安を感じられた際などもお気軽に私たちコンサルタントにご相談くださいませ。既に弊社にある情報でクリアになったり、その情報をベースに更に先の視点を持った質問が生まれるケースもございます。是非質問を味方に付けて、クリアな状態でオファーを勝ち取っていきましょう。

今回の教訓&アドバイス

企業への質問が面接の合否や評価に影響することがある

質問も事前にシミュレーションを

想定した質問に関連する情報をエージェントが持っている可能性が有る

このコラムを書いたコンサルタント
コンサルタント
中野 広大
IT・WEB業界、製造業界、総合商社、スタートアップベンチャー、ベンチャーキャピタルへの転職支援。
経営企画・事業企画・人事・営業・キャピタリストなどのポジションを担当しています。 プロフィールをみる

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