面接官の本音 vol.154   株式会社UPSIDER

株式会社UPSIDER

公開日:2023.02.10

「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに掲げ、法人カード「UPSIDER」、ビジネスあと払いサービス「支払い.com」を提供している株式会社UPSIDER。挑戦者を応援し続けている同社は「挑戦者をリスペクトする社風だ」という。同社の人事マネージャーを務める冨士本氏に話をうかがった。

株式会社UPSIDER 人事マネージャー 冨士本康平氏

Contents

【インタビュアー】コンサルタント 白石 智行

常に挑戦し続けているからこそ、どんなチャレンジをしてきたか知りたい

Q

貴社の事業の現況や展望について教えて頂けますか?

冨士本

法人カード「UPSIDER」およびビジネスあと払いサービス「支払い.com」の累計決済規模は500億円を超え、直近での新規顧客獲得数は月間1,000社以上、グループ全体の顧客数も5,000社以上と飛躍的にサービスを拡大しています。

今後の事業展望に関しては、まだお話出来ることは多くないのですが、今後も挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創るというミッションの実現に向け、様々なパートナー企業様や金融機関の方々と連携しながら、挑戦者の支援に繋がり、かつこれまでの金融のイメージを覆すようなサービスをご提供出来ればと考えております。

Q

面接で最も大切にされている事があれば教えてください。

冨士本

私たちが面接に臨むうえで大切にしているのは、候補者の方々にリスペクトの気持ちを持つことです。

繰り返しになりますが、当社のミッションは挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創ること。このミッション実現の最初の一歩は挑戦者をリスペクトし、全力で応援することだと思っています。

その観点で申し上げると、現況に課題意識をもち、現在の環境から一歩踏み出そうとしている候補者様もまさに挑戦者ですよね。なので常に候補者様にはリスペクトと感謝の気持ちをもってお話することを大切にしています。

Q

面接で必ず聞く質問はありますか?

冨士本

「これまでの人生でどのようなチャレンジをしてきましたか?」という質問をよくしますね。

というのも、挑戦者を支えるというミッションをもつ我々UPSIDERこそが、常に挑戦し続ける存在でなければならないと考えているからです。自分たちと似た価値観やバックボーンをお持ちの方なのかを理解するための質問です。

また、多くの挑戦をされている方は、挑戦の苦楽を身を以て体感されており、だからこそ挑戦者の方々に対するリスペクトの気持ちをより強くもてるのではないかと、そのように考えています。

株式会社UPSIDER

等身大と本音を見せあい惹かれあうのが、本当のマッチング

Q

このコンテンツは『面接官の本音』をお伝えするコンテンツなのですが、面接をしていて感じられる本音があればお聞かせください。

冨士本

とても難しいご質問ですが、強いていうのであれば変に面接ということを意識せずに、候補者様の本音と等身大を見せていただきたい、というのが私の本音です。

というのも、得意なことや不得意なことを盛ったりごまかしたりせず、ありのままを見せていただいた上でマッチングした方が、本当の意味で両者の幸せに繋がると考えているからです。

だからこそ、我々も事業や組織のいい面だけでなく、カオスな状況についても等身大でお伝えするようにしています。

私たちのミッションはまだまだ道半ばであり、手探りで一歩一歩前に進んでいる状態です。それを候補者の方にありのままに伝え、「このようなことが課題なので、助けてください」とお伝えするようにしています。

またお伝えしたいのは、マッチングしなかった=能力値やスキルが足らなかったという上下の話ではなく、物事の考え方や大切にしているものに差異があった、という左右の違いの話でしかないと考えています。

だからこそ、ありのままを見せていただいたうえで、お互いもしくはどちらかが違うと思ったなら、道を分けたほうがお互いのためだと考えています。

今現在では、同じ志をもちつつも多様性に富んだ最高の仲間がUPSIDERに集まっています。その理由は、私たちがテクニカルな採用活動に偏重することなく、ありのままをお見せして、お互いの違いへの理解を大切にしてきたことが大きな要因ではないかと思います。

Q

弊社は、志のある企業様に志のある候補者の方をご紹介することが大切だと考えております。貴社にとって『志ある人材』とは、どのような方でしょうか?

冨士本

我々自身、ミッションの実現という観点では、まだプロローグのフェーズにいる会社です。

そんな我々が語るのもおこがましいですが、志ある人材は夢や未来への強い執着があり、周囲に惑わされずに真っ直ぐ行動されている方だと思います。

我々のミッションは夢物語と言えるレベルで壮大なので、これまでその夢を否定されたり、現実的な内容に矯正されたりしたことも時折ありました。

ただ、そんな中でも我々は自社のミッションを信じ、日々全力でもがいています。だからこそ、仲間とは同じ温度感と熱量で働きたいと考えています。

Q

貴社を志望する候補者の方へのメッセージをお願いします。

冨士本

まず、我々のような知名度や大きな実績のないスタートアップに興味を持ってくださって、本当にありがとうございます。

お話ししてきたように、私たちは「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションを掲げ、挑戦者に強いリスペクトをもっています。

我々はまだまだ課題だらけですし、皆さんに提供できることはそんなに多くないかもしれません。ただ、最高のメンバーと一緒に働く時間、最高にワクワクする刺激的な機会を提供することはお約束できます。挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創ることに、人生をかけて挑戦したいと考える、そのような挑戦者の方々とお会いできたらうれしいです。

インタビュアー / コンサルタント 永田 憲章、コンサルタント 白石 智行

構成: 久保 佳那

撮影: 櫻井 健司

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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