面接官の本音 vol.133 株式会社アイスタイル

株式会社アイスタイル

コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を中心に、化粧品EC、リアル店舗運営、さらには海外にメディア、店舗などを展開し、急成長を続ける株式会社アイスタイル。1月10日にはJR原宿駅前に旗艦店となる@cosme TOKYOをオープンし、これからも進化していく同社でプラットフォームセグメントAVP(Associate Vice President)の勝並明子氏にお話を伺った。

株式会社アイスタイル BIDビジネスソリューション本部本部長 /AVP( Associate Vice President) 勝並明子氏

Contents

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【インタビュアー】コンサルタント 吉田 綾

我々が目指すのは、ブランドが個々のユーザーに様々な仕掛けをしていく世界の実現。

Q

まず初めに、貴社のビジネスやサービスについて教えてください。

勝並

@cosmeは1999年に女性向けの化粧品クチコミ人気ランキングサイトとしてスタートし、現在はネットとリアルの融合という方向性でプラットフォームとして事業を展開しています。私達は生活者とブランドの間に立って双方の情報を@cosmeを介して交換する等、ブランドとユーザーがつながれる世界を目指しています。

Q

勝並さんの部門では、SaaS事業がスタートしていますよね。

勝並

「ブランドオフィシャル」という企業向けSaaSプラットフォーム事業に注力しており、企業が個々のユーザーを意識した施策によりシフトしていけるためのサポートをしています。あるブランドの購入者は@cosmeをどう閲覧して店頭で試しネット広告を見て買ったのか、そういうユーザーを増やすにはどうすれば良いか?という逆引き的な発想です。うまくいっているユーザーを抽出して、その人たちに実施した様々な施策・タッチポイントを可視化するツールをデータとして活用しようと考えています。@cosmeはユーザーのアクション・クチコミ閲覧・商品ページ訪問・商品購入やクチコミ投稿という行動履歴が残るので、ユーザーとデータとツールをセットで提供できるのが当社の強みかと思います。通常化粧品ブランドは分析にデータを集めるところから考える必要がありますが、@cosmeは既にブランド毎に接触ユーザーがいるので、それを活用していくという考え方ですね。元々あるブランドのファンだったユーザーがなぜ離反したのか、離反後にどこに行っているかというデータも追えて、どう施策を打っていくかを検討できます。

株式会社アイスタイル

求めたいのは、未来のアイスタイルと@cosmeを想像して共にワクワクしてくれる人。

Q

勝並さんの部署では、どのような人材を求めていらっしゃいますか?

勝並

BtoBサービスなので、私達が提供するサービスの先にいるクライアントの成功までイメージできることが大事です。いわゆるWebサービスの企画開発だけではなく、データを蓄積してそれがどのように使われて最終的にどうユーザーに戻ってくるのか一連の流れが想像できる、これまでに無いサービスを新たにつくっていける人が欲しい。プロダクト開発・プロダクトマネジメントスキルは当然経験として必要であり、BtoBやSaaSの経験は非常に求めたいところです。

Q

面接で大切にされていることや、見ているポイントはありますか?

勝並

これからやろうとしている事業やサービスにワクワクしてくれるかどうかを最重視しています。当社は設立から20年経っていますが、毎年新しいことを始めたりアップデートしたりしているので、今だけを見て安定を求められる方にはマッチしにくいと思います。また、モノづくりを先頭でやっていく人として、その場で聞いた内容を理解してアウトプットできるかを見ていますね。スキルや経験ももちろん聞きますが、それよりどういうことに共感し志向があるのか、アイスタイルとクロスポイントがあるのかをすり合わせることが多いです。アイスタイルとのマッチ度確認やイメージの醸成を1次面接で主に行い、2次面接ではスキルを深く掘り下げて確認することが多いですね。

Q

貴社の場合、認知度が高いゆえに固定のイメージを持たれがちですよね。

勝並

フォーマット化された仕事は無く、過去の仕事がそのまま活きるわけでもないことを伝えて、まずは当社がやっていることを好きになってもらうことを大事にしています。特に男性は「コスメの会社でしょ?」と言われることが多いですが、車でもコスメでもマーケティングとしては同じだと思います。toCのライフスタイル事業のように見られがちですが、実はtoBのサービスなので、表面的ではない切り口からお話しています。

Q

直近の面接で印象的な候補者の方はいらっしゃいましたか?

勝並

とりあえず話を聞きに来たというスタンスの方に、今私達がこういうことを目指していると話したら、興味がグンと上がったケースはありましたね。ご本人が持つ@cosmeのイメージと、私達が描く未来の構想にギャップがある。そこに成長の可能性をどれだけ短時間で盛り込んで伝えられるか。また、@cosmeの巨大事業を様々なサービスで広げており、サービス間のバランスを取っていくことが必要なため、自分の事業をグロースしたいとか短期的に成果を出したい志向が強い方は合わないかもしれません。まず当社が目指していることに共感が無いとなかなか難しいですね。

Q

面接を受ける上で準備して欲しいことは何かありますか?

勝並

お店に行った、アプリをダウンロードした、IR情報やECサイトを見た等何でも良いので基本的な情報を持った状態で来ていただけると面接の時間を有効に使えますし、話が弾みますね。オープンに話していただけるとお互い有意義だと思います。また、その人の強みと弱みを分かった上で採用したほうが、入社後に皆がフォローしてくれます。入社後のメンターとバディを誰にするかは人を見て決めていて、入社後のイメージが湧くかがとても重要です。それから、内定を出す時ほど良いことは言わないようにしていますね。一定期間ここで働いてアウトプットを出し切る覚悟はお互い必要と考えていて、そのプロセスが大事です。

Q

最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。

勝並

面接とはその会社を濃密に知っていただくための機会だと捉えています。転職はその人の人生を左右するものだと思っていて、そこに後悔が無い方がいいのでお互い本音で思っていることをぶつけていきたいですね。これまでの@cosmeではなく、これからのアイスタイルと@cosmeを想像していただき、ご興味がある方はぜひ気軽にお話を聞きに来てください。

インタビュアー / コンサルタント 吉田 綾

構成:神田 昭子

撮影:櫻井 健司

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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