面接官の本音 vol.15 株式会社アイ・ティ・イノベーション

株式会社アイ・ティ・イノベーション

株式会社アイ・ティ・イノベーション 取締役 能登原 伸二氏

Contents

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Q

はじめに、御社が求める人物像について教えていただけますか?

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まず、プロジェクトマネジメントのコンサルティングをやっているので、自分の仕事をしっかりとマネジメントできるということが大前提です。我々のコンサルティングでは、プロジェクトを大人数で請けることはなかなかありません。そのため一人で、提案段階からプロジェクトをマネジメントし、受注した仕事をきちんと最後までやりきることができる人を希望します。IT経験はもちろん必要ですが、コミュニケーション力、管理調整能力、リーダーシップをより重視しています。また小さなベンチャー企業ですので、あらゆる面で全てのものがそろっているわけではありません。そのため、自分で事業を切り開いていくぐらいのチャレンジ精神が欲しいですね。年齢的には30代~40代の方が希望です。ぶれることのないしっかりとした信念を持った、向上心の高い方を望みます。

Q

面接で重視されるポイントはどこでしょうか?

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今までの仕事について、曖昧なことしか言えない人は、おそらくそこまで業務を経験していないと思います。主体的に仕事をしていないと、細かいことまで答えられないですからね。主体的に仕事をしているかどうか、それがわかるように具体的に話ができるかどうか、まずはそこが重視するポイントですね。また、我々のような小さい会社ではお互い腹を割って仕事をしないと上手くいかないところもあります。そういう意味では、自分をさらけ出せる人かどうかも重視しています。この企業規模ですと、チームワークは欠かせません。業務を推進する上で情報共有は非常に重要ですので、メンバーとして迎え入れるとき、良い面も悪い面も全部腹を割って話ができることも大事だとも思っています。自分を隠すようなタイプの方は、入社されても後々上手く行かないということがありますので難しいですね。

Q

必ず聞くようにしている質問などはございますか?

-

上述した内容に関連してきますが、まずは職務経歴を聞く段階で、自分がやったプロジェクトの成功例はもちろんですが、失敗した経験、上手く行かなかったことも必ず聞くようにしています。そこで何故失敗し、それをどうしたら成功することができるのか、そこまで具体的に話してくれる方がいいですね。結構皆さん、良いことしか言わない人が多いですよ。アピールの場と思っていらっしゃるのだと思うのですが、そういう方は実はあまり仕事を経験してないのかもしれないと感じてしまいます。本当に仕事を任される人は難しい仕事も多く経験しているので、上手くいかないことも必ずあるはずです。それはどういった事象で、その局面を克服するために何をしたか、どのような考え方で仕事に望んでいるかということが大事だと思っています。また、5年後、10年後の夢についても聞きます。目標がある程度高いところにある人は、その分努力をすると思いますし、実現のためにどんなことを考えているのかも、是非伺いたいですね。あとは、責任感やプライドを持って仕事をしているかという点も確認するようにしています。

Q

今までの面接で印象に残っているケースをおしえていただけますか?

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以前、面接に来ているのに横柄な態度の方がいました。立場や状況を考えていない方でしたね。そういう方はお客さんのところでも同じような態度になると思います。おそらく、自分が横柄な態度であるという自覚も無いのかもしれませんね。「前の会社は社長と喧嘩したので辞めました。」と正直に話してくれた人もいましたよ。その人は、採用しました。自分のことをざっくばらんにきちんと話してくれましたので。

-やはりその辺は重視しているのですね。

ええ、とても重要ですね、私も以前は大企業にいましたので、小さい会社との違いは理解しています。小さい会社はより人間関係が濃密になりますので、お互いに正確な(正直な)情報共有ができるということが本当に大切になってきます。ほかに、一番多いケースはご自身について良いことばかり言う人です。自分自身の評価が今後の目標と連動するため、自分のことを正確に評価してもらう必要があります。包み隠さず、素直に話をしてもらえた方が、好印象ですね。そこであまりにも高い自己評価をされる人は、逆に目標が低いのではないかと感じてしまいます。

Q

最後に読者の方へのアドバイスをお願いします。

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確か京セラの稲盛名誉会長の言葉だったと思うのですが、仕事ができる=(1)考え方×(2)熱意×(3)能力というのがあったと思います。一番上に考え方がきて、二番目に熱意がくる。能力っていうのは一番最後なんですね。どうしてもIT業界では能力やスキルを重視した採用や、それで何とかなるだろうと思っている人が多かったりします。確かにそういう面もまだまだありますが、個人的にはやはり考え方が一番大切だと思ってます。ここを磨いていかないと、仕事面でも人間的にも成長できないと思います。我々のようなコンサルタントも、ひとつずつ段階を踏んでいかないと成長できません。決して一朝一夕にショートカットできるようなものではないですからね。そのため、主体的に考えながら仕事のクオリティを上げていかなくてはなりません。これから仕事をしていく上でスキルももちろん大切ですが、「考え方」もしっかりとブラッシュアップしてキャリアを積んで欲しいと思います。

インタビュアー / クライス&カンパニー

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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