面接官の本音 vol.7   株式会社サイバード

株式会社サイバード

公開日:2012.02.01

株式会社サイバード

Contents

Q

はじめに、御社が求める人物像について教えていただけますか?

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そうですね、指示を待ったり受身の姿勢ではなく、攻める人がいいですね。自分で仕事やポジションを見つけたり、創造したりと。次にスピードが大切です。勿論クオリティも大切ですが、状況によってはスピード重視の場合もありますので、そういう場合には臨機応変に、出来栄えは60点でもスピード重視で仕上げるという動きをして欲しいですね。要するにそういったことに関する判断力やバランス感覚が求められるわけです。あと、人生や仕事等に対して目標を持ち、自ら達成意欲を高めて確実に目標に近づいている方は魅力あります。弊社の社長はよく、洗練された野武士のような人がいいねと言っております。要するに、プロフェッショナルになれという意味なのです。

Q

面接でよくされる質問は何でしょうか?

-

あなたは何をしたいですか?5年後、10年後に何をしたいですか?という質問は、結構させていただいていますね。何を知りたいかというと、しっかりと目標を持っているか、またその目標に向かって確かな努力を続けているかという事なんです。このような質問をすると、経営者になりたいっていう答えが返ってくることがあるのですが、では、そのためにどんな努力をしてますか?という質問を続けると、急に口ごもってしまったり、ずれた回答が出たりすることは結構多いです(笑)。目標と現在の自分とのギャップについての正しい自己認識を持ち、それを埋める為の具体的な努力を継続していますか?ということなんです。
-目標が大切なんですね。ところで猪瀬さんご自身の人生・仕事の目標をお伺いしてみたくなってしまいましたが・・・

そうでうね、私の目標ですか(笑)?日本のベンチャーを活性化させることかな?ちょっと大きく出てしまいますが(笑)、アジア・オリジナル型のベンチャー企業を育て、産業を活発にすることを人事制度面からのアプローチで貢献したいですね。シリコンバレー型のベンチャースタイルとは一味違ったテイストになるかもしれません。結局はベンチャーや中小企業が活性化しないと日本の将来はないと思っているからなんですが・・・。

Q

今後の中期的な事業のビジョン、方向性について少しお教えいただけますか?

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携帯コンテンツビジネスは、弊社コンテンツの登録会員数が約350万に届くまでとなり、今後も更に増えると思います。ユーザー層もシニアクラスにまで広がりを見せることになる可能性も大きいですね。更に、今、企業のマーケティング部門で注目されている弊社のモバイル・マーケティング・ツール「すぐメル」を中心としたマーケティングソリューション事業やコマース事業を拡大させようとしていますし、海外展開もオランダに支店を開設し、ヨーロッパをはじめとしてアジア各地でも具体的な事業展開が出てきてますので目が離せません。あまり具体的なことがお話できなくて残念なのですが、当社が成長する可能性が非常に高いことだけは確信を持って言えると思います。

Q

御社の魅了を端的に表すとすると、どんな表現になりますか?

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今現在、そしてこれから先数年間が最も旬な会社だと思います。今までの数年間で事業を急激に伸ばし、マーケットと業界を作ってきました。弊社を志望される方には、携帯ビジネスがこれから儲かるからJoinしたいというのではなく、今の弊社には、色々な方が自己実現を出来得る様々なリソースがあるので、そこに魅力を感じて欲しいですね。

Q

最後に読者の方へのアドバイスをお願いします。

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勉強不足、研究不足はいけませんね。これだけ情報が出回っている時代ですから尚更です。例えば面接に臨むにあたり、応募企業のホームページをチェックしていないのというのは言語道断ですね。実際に明らかに勉強不足で面接に来られる方がいるんですよ。あと、真剣さが感じられない方も見受けられます。それはアピールが足りなかったり、情熱が全く感じられなかったり、様々です。あと、職務経歴書は非常に大切ですね。我々は一人の職務経歴書を読むのに、10分も 20分もかけるわけにはいきませんので、いかに見やすく、アピールポイントを明確にしているかが大切になります。折角いい仕事をしてきていたとしても、やってきたことをただ単に羅列しただけでは、よくわからないんですよね。自分を客観的に分析し、何が得意で、何をしたいのかを明確にした上で、整理した書類を作成して欲しいです。

インタビュアー / クライス&カンパニー

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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