【ニュースリリース】VC業界の求人数が昨年対比で約4倍、転職希望者数は約2.5倍に増加 ~CVCの増加も牽引 「ベンチャーキャピタリスト」は職種としての存在感を増す~
当社において、VC業界の求人数が昨年対比で約4倍、転職希望者数は約2.5倍に増加したことをお知らせいたします。2024年4月にVC専門の転職支援サイトの立ち上げて専門チーム組成を行ってから一年が経ち、ますます勢いを増すVC市場に引き続き注力してまいります。また、VC転職市場のけん引役として、大企業を中心とした事業会社が自社の資金でベンチャー企業に出資や支援を行うCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の成長が挙げられます。当社でも多くの成功事例を生み出しておりますので、合わせてお知らせいたします。
当社はこれからも、新たな技術やサービスの創出を担うベンチャー、スタートアップ企業を支えるVC業界の成長に寄与し、日本経済の発展に貢献してまいります。
「VC・CVCへの転職」サイトURL:https://www.kandc.com/vc/

■求人数は昨対比で約4倍、転職希望者数は約2.5倍に


2023年の同期間と比較すると、求人数は約4倍、転職希望者数は約2.5倍に増加しました。VCをはじめとするスタートアップ投資を行う企業そのものの設立が増加したり、独立して起業するVCも多く誕生しています。また、CVCも採用に力を入れ始め、その求人数の増加が影響を与えたと考えられます。
転職する個人側で言うと、ベンチャーキャピタリストという職種が市場に確立し、コンサルや金融からの転職希望者が増加する傾向にあります。仕事内容や必要なスキル、キャリアパスが具体化されていくことで、多くの企業の要となる人材の選択肢の一つとして、職種そのものが存在感を増していったと言えそうです。
「VC・CVCへの転職」サイトでも、「ベンチャーキャピタリストのキャリア事例」を公開し、随時更新しています。
https://www.kandc.com/vc/venture-capitalist/examples/#consulting

■日本国内CVCはグローバル水準でも高水準で成長
CBインサイツによると、グローバルにおけるCVCの活動は2021年をピークに全体的に大きく落ち込み、2024年の世界のCVC投資件数に占める米国の割合はわずか29%と約10年ぶりの低さとなりました。そんな状況において、2023年10〜12月期のグローバル投資件数トップ3が三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタルと、いずれも日本のメガバンクのCVCという結果になりました。世界のスタートアップ投資は横ばいから停滞している状況といえますが、日本のスタートアップによる各四半期の調達件数は高水準を維持しており、2027年度まで続く政府による「スタートアップ育成5ヵ年計画」も好影響を与える中で、今後も引き続き成長を続けていくと考えられます。
当社でも、CVCへの転職を検討する声を多くいただいており、「事業会社で新規分野の開拓をしてみたい」「既存事業とのシナジー効果や提携を生み出してみたい」「大手企業の安定感の中で投資事業に挑戦してみたい」といったニーズの高まりを実感しております。
今後も、「VC(ベンチャーキャピタル)インタビュー」などのコンテンツの更新を通じて、VC業界で活躍したい方、スタートアップ投資を通じて事業を成長させていきたいVCを応援してまいります。
参考:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC134080T10C24A3000000/
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