ニュース 志あるハイクラスへの意識調査を実施。リモートワークの状況は「週1~2日出社」が約3割で最多

クライス&カンパニー

「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」を実施
リモートワークの状況は「週1~2日出社」が約3割で最多 
次いで「稼働日はすべて出社(5日以上)」が2割以上に

~リモートワーク導入は前年同時期比較で10%減少するも、希望は5割以上と高水準~

クライス&カンパニーは、当社のキャリアカウンセリングを受けていただいた転職希望者に対するアンケート「ハイクラス人材のキャリア意識調査」を実施しております。

その結果として、今回は「ハイクラス人材のリモート勤務の実態調査結果」をお知らせいたします。

何らかの形でリモート勤務を導入している人は75%となりました。前年同時期の85%と比較すると10%ほど減少しています。

■「週1~2日出社」が約3割で最多 次いで「稼働日はすべて出社(5日以上)」が2割以上

リモートワークの状況について、「週1~2日出社」が29%で最多となりました。次いで「稼働日はすべて出社(5日以上)」が22%、「週3~4日出社」が19%と続き、「フルリモート勤務でほぼ出社していない」は17%にとどまりました。昨年のほぼ同時期に取った同内容のアンケートではフルリモート勤務が31%だったことから、大幅に減少したことがわかります。前年もコロナ禍による行動制限は緩和されていたことから、一年経って勤務状況に変化が訪れていることがうかがえます。

リモート勤務の制度があるが出社している理由を聞くと、「新人の教育や育成」「働く環境としてオフィスが適している」「出社した方がコミュニケーションが取れてパフォーマンスが上がる」「人と話したい」など、組織のコミュニケーションや環境に関する内容が挙げられました。また、機密情報を扱う業務でそもそもリモート勤務が難しいなどのITセキュリティ上の課題も散見されます。さらに、「上司がコロナ禍以前の働き方に慣れていて、暗に出社を求められている」といった声もうかがえ、職場の人間関係が勤務形態に影響を与えるケースは多そうです。

 

※2022年のリモートワーク勤務に関するアンケート調査結果のプレスリリースはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000086162.html

■リモートワークの希望は半数以上で高水準

リモートワークを希望すると回答した人は半数以上となり、実態は出社が増えているものの、依然として希望は強いことが明らかになりました。希望理由としては、「自宅で子育てしながら勤務をしたい」「遠方に引っ越した、いずれ遠方へ引っ越す予定である」「通勤時間を削って効率的に働きたい」「家族の介護」などが挙げられました。一方で「どちらでもいい」と回答した割合も4割にのぼり、仕事の内容や会社のルールにしたがって柔軟に勤務する姿勢も見られます。

 

今回の結果から、コロナ禍で進んだリモートワーク導入を経て、勤務形態の多様化が進んでいることがわかりました。選択肢が増えた分、働く個人のワークスタイルもさまざまとなっており、一人ひとりに合った働き方の推進や組織作りがより一層企業には求められそうです。

今後も「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」では、ハイクラス層が仕事に関してどのような価値観を持つのか調査し、発表してまいります。

■「志あるハイクラス人材」とは?

当社は、心から頑張りたいと思える仕事には、「年収」や「ポジション」に加え、「志」が必要だと考えています。ビジョンを描き、やりがいを生む源泉となる「志」を持って働くビジネスパーソンたちは、多くの企業から必要とされ、重要な役割を担い、ご自身と企業の成長を通じて社会に貢献しています。収入が高いだけではない、熱い想いを持って日々働く方々を、「志あるハイクラス人材」と呼んでいます。
今回のアンケート回答者の平均年収は1,051万円、平均年齢は35歳となりました。

■クライス&カンパニーの「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」について 

・アンケート調査期間:2023年9月13日~2023年10月19日

・回答者数:260名

・調査手法:当社のキャリアカウンセリングを受けた方への任意オンラインアンケートにて実施。本設問は複数回答可。

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