キャリアアップコラム vol.97
期限付きで考える

今は普通にしていて成果が出る時代ではない。ましてや今の仕事が向いているか向いていないか、転職するかどうか、などを考えながらでは、まったく仕事で成果が出ない。そう、しっかり腹を括って仕事に臨まないとダメな時代なのです。とはいえ、不確実なこの時代、色々悩みも多いし考えることも多い。そんな時にお勧めなのは、「期限を切って考える。」です。期限が来たら結論を出す。出したらすっきり腹を括る。この習慣で人生への集中力を高めるのです。

以前にもお話しましたが、当社のキャリア相談会は結構人気があるのですが(自画自賛)、その中でも「20代のキャリア」は人気メニューです。さまざまな方にお会いしていますが、総じて現在の仕事にはある程度満足されていて、一言で言うと、「もっといい道があるのでは」といった上を目指すところで、色々悩まれている方が多くいらっしゃいます。現在の仕事は、元々望んだものではなかったけれど、仲間や上司に恵まれ、評価もされている状況の中で、もっと他にやりたいこと、やるべきことがあるのでは、というお悩みです。

自分の人生やキャリアに前向きであることはとても素晴らしいことなのですが、一方で集中しきれていない状況に陥っているのでは、という気もするのです。迷いを捨てて集中することで、もっと大きな成果や、それによってもっと大きな仕事へのチャレンジの機会を得られるかもしれない。そんなことも一方で思ってしまいます。

そんな時に私がお話するのが、「じゃぁ、3月末まで転職活動してみましょう」という期限付きの転職活動の提案です。期限を設けることで、転職活動に大きく振って行動することができますし、「他人の芝生」を見るだけでなく、実際にちょっと入って手に触れてみることができます。そうすることで当初想像していなかったような情報が入ったり、自分の思い込みに気付いたりします。やってみると分かるのですが、周りを見る目がガラリと変わります。そして大事なことは設定した期限がくれば、必ず転職するか、今の会社で頑張るかを決めることです。どちらにしてもしっかり腹を括る、決めたら絶対迷わない、という決断が必要です。(そのためにも期限内は思いっきり転職活動をすることが大切)。

不確実性の高い時代、さまざまな要素が絡み合って、そうそう簡単に結論が出せるものではありません。しかし考えるだけでは何も変わらない、むしろ考えすぎは体にも仕事にも悪いのではないかと思います。ある程度考えたらあとは腹を括って行動あるのみ!そんなメリハリのきいた行動が不況期には必要とされるのではないでしょうか。

今回の教訓&アドバイス

考えすぎは体にも仕事にも毒

期限付きで転職活動をしてみる

決めたら腹を括る、もう迷わない

このコラムを書いたコンサルタント
コンサルタント
丸山 貴宏
大手就職情報会社の人事採用担当を約7年経験後、クライス&カンパニーを設立。前職からの候補者面談者数は10,000名を超え、その経験と実績に基づいたカウンセリングは業界でも注目されている。単に企業情報の提供に留まらず、「候補者の根っこのエネルギーを発掘する作業が我々の使命」がモットー。 1963年生まれ。 プロフィールをみる

同じカテゴリーのバックナンバー

キャリアアップコラム
カテゴリー

Career up column category

選択してください

  • 弊社主催のセミナー&交流会 クライス汐留アカデミー
  • プロフェッショナルのターニングポイント 株式会社ムスカ 流郷綾乃氏
  • トップエンジニアたちが拓く道 エンジニアのキャリアについて共に考える メドピア株式会社 執行役員 CTO 福村 彰展氏
  • メールマガジン 配信登録 Mail Magazine「面接官の本音」「キャリアアップコラム」などの記事の最新号をメールマガジンにてお届けします
プレエントリー いつかは転職をお考えの方に 中長期でのキャリア構築をさせていただきます 相談する
エントリー いますぐ転職をお考えの方に ご希望の時期に合わせて転職支援をさせていただきます 相談する

キャリアの相談をする