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INTERVIEW 006

2021 Nov 30

SORABITOのプロダクトマネージャーに決定

やりたいことを言語化したら、企業選びの軸が明確になった。

PROFILE

SORABITO株式会社 プロダクト本部長

遠藤俊太朗氏

新卒でNTTデータに入社。Webエンジニアとしてキャリアをスタートし、ガス、電力業界の大企業をクライアントに業務システムの開発プロジェクトマネージャーを経験。その後、リクルートに転職し、不動産情報ポータルのSUUMOにて、プロダクトマネジメント、新規事業開発に従事。2020年、無数の建設機械と工事現場をスマートに繋ぐ仕組みつぐりを通じて業界貢献を目指すSORABITOにプロダクトマネージャーとして参画。2021年に取締役社長に代わり、プロダクト本部長に就任。

POINT
プロダクト企画、開発マネジメント、事業開発すべてに携わりたかった。
まるで少年のように、やりたいことを語っている自分がいた。
「建機レンタル・建設業界を変革し、皆が幸せになる業界を創りたい」経営陣のピュアすぎる想いに心を動かされた。
自分の企画した事業・プロダクトが、顧客である現場の皆様や、自社の売上にダイレクトに繋がることが大きなやりがい。

プロダクト企画、開発マネジメント、事業開発すべてに携わりたかった。

今回の転職活動の経緯や背景をお聞かせください。

新卒ではNTTデータに入社し、開発プロジェクトマネージャーのイロハを学んできました。当社は受託開発がビジネスモデルの中心だったので、自社サービスでプロダクト企画に携わりたいと思い、成長できる環境を求めてリクルートに転職しました。

リクルートは今でも大好きな会社で、さまざまな経験をさせてもらいました。一方、大企業であるがゆえに、組織を効率よく回すために致し方ない所ではありますが、プロダクト企画、開発、事業開発が機能組織として別れていたため、しだいに、「事業もプロダクトも一気通貫で産み出せる人間になりたい」と考えるようになりました。

プロダクト企画や開発マネジメントは職務上多くの経験をさせて頂きましたが、事業開発は起案者としてリクルートグループ全社の事業化コンペ入賞等で片足を突っ込む程度で、どっぷり浸かったことはありませんでした。そのため、事業のゼロイチからプロダクトグロースまで一貫して担当でき、大企業の看板を背負わずに自分の力が事業成否に大きく影響するような会社に転職したいと考えました。

エージェントの中でクライス&カンパニーを選んだのはどうしてですか。

最初のコンタクトは、ビズリーチを利用していた時に、コンサルタントの武田さんからスカウトを貰った事がきっかけでした。スカウト文面が定型文ではなく、自分の経歴をきちんと確認した上で送ってくれているという印象を持ちました。ただ、当時は転職意思が明確ではなかったため、やり取りは長く続きませんでした。

その後、転職を真剣に考え始めた時に、優秀な人材を扱うイメージのあったクライス&カンパニーさんに自らWebエントリーしました。その時に担当になったのが偶然にも武田さんで運命と感じた事を覚えています(笑)。

まるで少年のように、やりたいことを語っている自分がいた。

クライス&カンパニーのコンサルタントと会った時の印象はいかがでしたか。

武田さんは私より10歳ほど年上ですが、初対面では同年代くらいの印象でエネルギッシュな方だと思いました。

私は転職しようと決めたものの、誰かに背中を押してほしいと思っていたのかもしれません。武田さんは、まさに私の背中を押してくれる存在で、私を弟のように親身に思ってくれている印象がありました。悩める青年を後押ししてあげようと考えてくれていたのではないかと思います。その距離感が良い意味でビジネスライクでなく、武田さんなら信頼して身を任せられると思ったことを覚えています。

他のエージェントさんでは、ここだと決めた会社に囲いこもうとしてくる印象も少なからず感じる事もありました。そんな時は、「私自身を見ているというよりも、クライアントとの関係性を大事にしているのかもしれないな」と思ってしまう事も多少なりあったのですが、武田さんには一切そういうところがありませんでした。

エージェントさんのビジネスモデル上、PdM(プロダクトマネージャー)の経験がある私に対して、高い年収を提示する会社を紹介することもできたと思うんです。でも、武田さんはそうではなく、私のやりたいことに合った会社をしっかり選んで紹介してくれた事が印象的でした。

武田との面談で、どのような気づきがあったのでしょうか。

自分のやりたいことをゆっくりと時間を掛けて引き出してもらい、言語化できました。「そもそも、なぜ事業開発も経験したいのか?」と聞かれ、質問に答えていくうちに「事業もプロダクトも一気通貫で生み出せる人間になりたい」という自分の強い気持ちを再確認できました。

武田さんは、「遠藤さんはまだ30代前半なので、事業開発経験が少なくてもやりたい想いがあれば、どんどん飛び込んだ方が良い」とアドバイスをくれました。

また、面談前まで、私はスタートアップを一括で捉えている節がありました。IPO直前とアーリーステージなど、各フェーズ状況を私でもイメージできるように武田さんは解説してくれ、「IPOを目前にしたスタートアップはビジネスモデルがある程度決まっており、前職と挑戦領域が変わらないリスクがあるかもしれません。

事業開発とPdMの両方はできない可能性もあります」とお伝え頂きました。そのため、自分のやりたい仕事を実現するならアーリーステージのスタートアップが良いと企業選びの軸が明確になりました。

他エージェントの面談では、私自身、コンサルタントさんに良い印象を与えなければと気負っていた部分もあり、そこまで深い話にはなりませんでした。「仕事ができそうだという印象を持たれないと、良い会社を紹介されないのでは」と無駄な意識があったのだと思います。

しかし、武田さんにはそのような意識は働かず、少年のように自分のやってみたい事を語っている自分がいました。

武田とのやり取りで印象的だったことはありますか?

武田さんから提示された企業リストの中に、Aという会社がありました。実は私の知人がA社に勤めていたので、トップダウンが強く裁量が少ない会社だと聞いていました。

今思うと武田さんには恐縮なのですが、内情を知っていることを武田さんに伝えず、「A社は私のやりたいことができそうですか?」と聞いてみた事があります。すると、武田さんは、「トップダウンが強く裁量が少ないので、遠藤さんには合わないと思いますよ」という回答でした。

「ネガティブな情報でも、自分の事をしっかり考え伝えてくれる」と驚き、改めて信頼できる方だと思いました。

「建機レンタル・建設業界を変革し、皆が幸せになる業界を創りたい」経営陣のピュアすぎる想いに心を動かされた。

転職活動を進めていく中で、苦労したことはありましたか?

面談で企業選びの軸は明確になっていたため、転職活動は想定以上にスムーズに進みました。一方で、SORABITOに内定をもらった時は、自分の希望ではあるものの、アーリーステージのスタートアップに転職して良いのか悩みました。

その際、武田さんに相談し、「SORABITOで働くことにワクワクやドキドキを感じるなら、その道に進んだ方が良い」と背中を押してもらい入社を決意しました。

その後、「スタートアップに転職して本当に大丈夫か?」と妻に心配された時も武田さんに相談。妻に理解して貰えるまで、「自分のやりたいことが、今の会社では実現できない」と繰り返し想いを伝え、最終的には納得してくれ、今ではSORABITOで働くことを心から応援して貰えています。

なぜ転職先としてSORABITOを選ばれたのでしょうか。

SORABITOのことは、正直なところ全く知りませんでした。当時のコーポレートサイトは少し古い印象で、「この会社、大丈夫かな?」と思ったくらいでした(笑)。

ただ、代表の青木のインタビュー記事を読んで、印象は大きく変わりました。青木は愛知県にある建設会社の8代目で、インタビュー記事からでさえヒシヒシ伝わるくらい「建機レンタルや建設の業界課題を解決したい」と圧倒的な熱量と想いがある人間と感じました。

実は、スタートアップに行くなら、経営者自身が原体験を持っていて、業界を心の底から変えたいと想いのある方と働きたいと思っていました。SORABITOは世の中の認知度も小さく、まだまだこれからの会社ではありましたが、強い想いをもった経営陣がいる事に興味を持ちました。

武田さんにフィードバックしたところ、「事業の方向性や代表の青木さんとも相性が良さそうなので、カジュアルに面談をしてみませんか?」と勧められました。実際に会ってみると、会長の青木と社長の博多のバランスが絶妙で面白い会社だと感じました。

会長の青木は、業界課題を解決したいと想いを圧倒的な熱量と共に本気でピュアに考えている人。そして、青木のブレーンである社長の博多はCFOバックグランドを持ちつつ、事業面も推進できる頭脳明晰でありながら、温和なコミュニケーションも取れるバランスの良いタイプです。

当時は建設機械や建設業界に正直なところ興味はなかったのですが、2人に会ってSORABITOは業界を変えられるポテンシャルがあると心の底から感じる事ができました。

また、現状は私含めPdMは6名まで増えましたが、当時はゼロという事もあり、自分がジョインすることで、青木、博多が築いてきたSORABITOにプロダクトという足りないピースが揃い、更なる事業拡大ができるのではと心が震えた事を記憶しています。

勿論、他企業ともカジュアル面談をしましたが、マーケット規模の話など事業ロジカルな話が多く、本当の意味で心に響く会社はありませんでした。

遠藤さん以外にPdMがいない状況でしたが、転職のハードルにはなりませんでしたか?

全くハードルにはなりませんでした(苦笑)むしろ1人目のPdMであることの方がワクワクしましたし、自分自身の手でゼロイチから組織を作れるのも良いと思ったくらいです。

これまでPdMを経験し、ロールモデルとなる上司や先輩から多くの事を学ばせて貰ったので、次は誰かのもとで動くのではなく、これまでの自らの経験を思う存分試してみたいという想いが強かったです。

また、私は、PdM自身が企業フェーズに応じて自らの役割を定義し動くべきだと考えています。PdMという世の中の一般的な役割にしばられず、建機レンタル、建設業界の課題をプロダクトで解決する動きからブレなければ、新規事業をしても、セールスをしても、さらには経営に変わり資金調達をしても、そこに縛りはないと思っています。

そういった意味でも、自分自身の手でゼロイチから組織を作れるこのSORABITOという環境は私にとっては理想的な環境でした。

自分の企画した事業・プロダクトが、顧客である現場の皆様や、自社の売上にダイレクトに繋がることが大きなやりがい。

実際にSORABITOに入社されて、どのような感触を得ていますか。

入社して約1年半が過ぎましたが本当に大変でした(笑)新たな事業やプロダクトの企画を進めようと思い立っても、スタートアップの特性上、当然ながらリソースや会社としてのノウハウは限られるので、実現する方法をゼロから自分のみで考えていく場面が本当に多い。全てが何もないところからスタートする大変さを身に染みて感じました。

私のロールを大きく分けると、マネジメントとしてのプロダクト管掌責任者および経営メンバー、プレイヤーとしてのPdMおよび事業開発担当と4つの役割があります。

例えば、30分刻みで異なるテーマの会議をこなしつつ、時間が空けば頭が筋肉痛になるぐらい必死でSORABITOの事を考えている日々ですので苦労は耐えないですが、それ以上に充実した日々を送っています。

自分の手掛けた事業、プロダクトが顧客である現場の皆様や、自社の売上にダイレクトに繋がることは大きなやりがいです。

また、青木、博多を始めとした経営陣の業界を良くしたいというピュアな想いは、今では自分自身にも伝染しています。自分自身も経営の一員として、メンバーにそんなピュアな想いを持ってもらえるように邁進していきたいと思っています。

私達SORABITOは、建機調達業務をもっとシンプルに、正確に、スピーディーに変え、無数の建設機械と工事現場をスマートに繋ぐ仕組みづくりを通じて、世界中の明日をつくること(CONSTRUCT TOMORROW)がミッションです。

主力サービスとしては、「i-Rental注文アプリ」と呼ばれる、建機レンタル会社様が管理画面上で簡単にUIや機能をカスタマイズでき、自社ブランドとして作成した注文アプリを建設会社様に配布し利用してもらうSaaS型のクラウドサービスを提供しています。

また、新規事業としても、i-Rentalシリーズとして「i-Rental受注管理(建機レンタル業における受注、入出庫、整備点検等の業務を効率化するSaaS型のクラウドサービス)」を2021年10月にプレス発表させて頂きました。

さらに、主力サービスである「i-Rental注文アプリ」の提供に伴い、ゼネコン様や大手建設会社様といった建設業界からも多くのコンタクトを頂けるようになりました。

例えば、建設現場では調達と合わせて調達後の資機材管理に苦労している声を頂いています。このような声に真剣に向き合い、建機レンタル会社様と併せて、建設会社様のDXにも今後進出していく予定です。

このように、建設機械を軸にSORABITOが業界課題解決のためにできることは山のようにあります。建機レンタル会社様と建設会社様をどんどん便利にしていく。その結果、業務が効率化され建設現場がこれまで以上にスマートに動いていく世界を実現することが私達の夢です。

2021年5月に資金調達をプレスさせて頂きましたが、本資金でより体制を強化し、これまで以上にスピード感を持って邁進していきます。

どのような人がエージェントを活用したほうが良いのでしょうか。

私は武田さんに出会えたことで、自分のやりたいことを言語化できました。そのため、「自分は何をしたいのか」を真剣に考えたい人、やりたいことがあるけどモヤモヤしている人には活用をおすすめします。

少なくとも私は、兄のように慕う武田さんと出会い、大きな挑戦機会と充実した日々を現在送ることができています。本当に心から感謝しています。ありがとうございました。

担当コンサルタント:武田直人
構成:久保佳那
撮影:櫻井健司

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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