COMPARING COMPANIES

VC(ベンチャーキャピタル)企業の比較

リアルテックホールディングス

系統(独立・CVC・政府・大学・金融)

CVC

会社概要・特徴

2020年創業。沿革としては、2014年に株式会社ユーグレナ、株式会社リバネス、SMBC日興証券株式会社の3社による「合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル」を設立。2015年にリアルテックファンド1号を組成。ディープテック・スタートアップを成功に導いた経験のある株式会社ユーグレナの代表執行役員CEO永田暁彦氏と、ディープテック・スタートアップを創業前から支援する豊富な実績を有する株式会社リバネスの代表取締役CEO丸幸弘氏によって創設されたベンチャーキャピタルファンドです。シンガポールにも拠点を展開し、グローバル投資も行っている。

投資スタイル/専門領域/投資後の支援の特徴

  • 地球や人類の課題解決に資する革新的テクノロジーを有するスタートアップへの投資がメイン

  • ディープテック領域において最もお金が集まりにくい、シード・アーリー段階にあえて比重を大きくした投資を実施。それは技術開発から製品、サービス化へ至るところに最もリスクマネーが届くべきであるという考えから

  • 創業前の技術者、事業アイディア保有者と会社を設立するところからの支援も実施

  • 「REAL TECH Booster」という経営支援サービスも提供。各領域の専門家を擁し、資金調達や事業支援に加えて、知財、採用、広報、クリエイティブなど、ディープテックの社会実装の最速・最大化に必要な様々な支援を行う

  • リアルテックファンドへの出資企業は、各分野のエキスパートで、ディープテック・スタートアップを育成することの意義を理解する企業で構成。各出資企業は自らの強みを生かし、ヒト・モノ・資金を拠出する支援を実施

    累計投資件数:90社以上
    出資約束金総額:238億円
    LP企業数:55社

投資実績/主な投資先・代表的なExit先

  • 主要投資先
    WOTA、メルティンMMI、オリィ研究所、ispace、メトロウェザー、等

GP・主要なパートナーの経歴

  • リアルテックホールディングス株式会社 代表取締役

    永田 暁彦 氏

    慶應義塾大学商学部卒業後、独立系プライベート・エクイティファンドに入社。2008年にユーグレナ社の取締役に就任。ユーグレナでは未上場期より取締役として事業戦略、M&A、資金調達、資本提携、広報・IR、管理部門を管轄。2021年に同社のCEOに就任して全事業執行を務め、健康寿命延伸を目指したリブランディング、脱炭素社会を目指すバイオ燃料開発、経営に10代を取り込む制度設計をするなど次世代経営を推進。

    ・内閣府 官民研究開発投資拡大プログラム審査・評価委員 新SBIR制度加速事業分科会 委員
    ・経済産業省 戦略的基盤技術高度化・連携支援事業 委員
    ・経済産業省 J-Startup研究会 委員
    ・文部科学省 科学技術・学術政策局アドバイザー
  • リアルテックホールディングス株式会社 代表取締役

    丸 幸弘 氏

    2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立(代表取締役CEO)。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営み、「知識プラットフォーム」を通じて200以上のプロジェクトを進行させる。町工場や大手企業等と連携したアジア最大級のベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の社会課題の解決に取り組む。株式会社ユーグレナをはじめとする多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わる。

    東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)取得。

    主な著書は『ディープテックDeep Tech 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』(日経BP)、『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)など。

直近のファンド組成額

国内3号及び海外1号ファンド 総額134億円

社員数

30名程度

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