COMPARING COMPANIES

VC(ベンチャーキャピタル)企業の比較

UntroD Capital Japan

系統(独立・CVC・政府・大学・金融)

独立系

会社概要・特徴

地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテック・スタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は300億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。

投資スタイル/専門領域/投資後の支援の特徴

  • 2015年4月の設立以来、総額300億円以上を運用し、最も資金を必要とするシード・アーリーステージのディープテック・スタートアップおよそ100社に投資すると共に、知財、製造、採用、PR等の専門的支援を含む経営支援を行う

  • 2020年には「グローカルディープテックファンド」を組成し、地方への資本の流れを作ると共に「ローカルからグローバルの課題解決を目指す」という未踏領域に挑戦。同じく2020年に「リアルテックグローバルファンド」を組成し、シンガポールとマレーシアに拠点を置き、世界のディープイシューを解決するディープテック・スタートアップへの投資支援を開始

  • 2024年にレイト・ステージの有望なスタートアップへ長期の資金を供給し、上場後の持続的な成長を重視して企業価値向上の支援を行うことのできるクロスオーバー・インパクトファンドを設立

  • 「UntroD(アントロッド)」は英語で「未踏」を意味する単語。UntroDの”D”は”3つのDeep”を現し、Deep Issue(深刻な社会課題)をDeep Solution(抜本的な解決策)により解決し、Deep Social Impact(大きな社会的インパクト)をもたらすことで、未踏領域を開拓していく同社の課題解決プロセスを表現

    累計投資件数:100社以上
    出資約束金総額:300億円
    LP企業数:55社

投資実績/主な投資先・代表的なExit先

  • 主要投資先
    WOTA、ispace、QPS研究所、QDレーザ、メルティンMMI、オリィ研究所、メトロウェザー等

GP・主要なパートナーの経歴

  • UntroD Capital Japan株式会社 代表取締役

    永田 暁彦 氏

    株式会社ユーグレナの未上場期より、取締役として事業戦略・財務・バイオ燃料領域を主に管轄。2021年より同社のCEOに就任し、全事業執行を務める。2024年同社を退職。2015年、社会課題としてのディープテック投資を推進するリアルテックファンドを設立。2024年、同ファンドを運営するUntroD Capital Japanの代表取締役社長に就任した。日本初のNPOを母体とするソーシャルインパクトIPOを果たした雨風太陽の創業および経営や、ヘラルボニーの経営顧問を務めるなど、資本主義におけるソーシャルインパクトの実現に注力している。

    主な委員会活動
    ・内閣府 官民研究開発投資拡大プログラム審査・評価委員 新SBIR制度加速事業分科会 委員
    ・経済産業省 戦略的基盤技術高度化・連携支援事業 委員
    ・経済産業省 J-Startup研究会 委員
    ・文部科学省 科学技術・学術政策局アドバイザー
    ・特許庁 令和3年度産業財産権制度各国比較調査研究等事業「特許情報に基づく特許価値の分析と検証に関する調査研究」有識者委員会 委員
  • UntroD Capital Asia Pte. Ltd. 代表取締役

    丸 幸弘 氏

    2002年大学院在学中に理工系大学生・大学院生のみでリバネスを設立(代表取締役CEO)。日本初「最先端科学の出前実験教室」をビジネス化。大学・地域に眠る経営資源や技術を組み合わせて新たな知識を生み出す「知識製造業」を営み、「知識プラットフォーム」を通じて200以上のプロジェクトを進行させる。町工場や大手企業等と連携したアジア最大級のベンチャーエコシステムの仕掛け人として、世界各地のディープテックを発掘し、地球規模の社会課題の解決に取り組む。株式会社ユーグレナをはじめとする多数のベンチャー企業の立ち上げにも携わる。東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了、博士(農学)取得。

    主な著書は『ディープテックDeepTech 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』(日経BP)、『世界を変えるビジネスは、たった1人の「熱」から生まれる。』(日本実業出版社)など。

直近のファンド組成額

国内3号及び海外1号ファンド 総額134億円

社員数

30名程度

TOP