初めての転職。私のことをいちばん深掘りしてくれたエージェントが、クライス&カンパニーだった。
まずは簡単にご経歴を教えていただけますでしょうか。
私は新卒で教育系の会社に入社し、学校向けのコンサルティング営業からキャリアをスタートしました。5年ほどその業務に携わった後、学校向けのデジタルプロダクトを企画開発する部署に手を挙げて異動し、マーケティングを2年ほど担当。そこで手がけたプロダクトを自らの手でもっとより良くしていきたいという思いが高まり、プロダクトマネージャー(PdM)に転向しました。15年ほどその教育系企業に在籍しましたが、最後の2年間は部門長を務め、PdMも兼任していました。その後、2025年7月にSmartHRに転職し、現在はタレントマネジメント領域のPdMを務めています。
安部さんが転職された理由をおうかがいできますか。
前職では学校向けのプロダクトに関わり、主に教育現場が抱える課題の解決にあたっていました。サービスの対象となるのは学校の生徒さんたちでしたが、いつかは社会人に向けたサービスも手がけてみたいと機会をうかがっていました。前職である程度実績を積み、自分の中で新たなチャレンジをするタイミングがまさに訪れたと感じて、今回転職に踏み切った次第です。
どうして社会人向けのプロダクトを作りたいと思われたのですか。
私はそもそも「人」が好きで、人が持つ可能性に興味を持っていました。前職では、教育を通して子どもたちの可能性を引き出していましたが、個人的には「働く」ことで発揮できる可能性に魅力を覚えていて、働くすべての人がもっと自分らしく能力を発揮できれば、社会は本当に豊かになると思ったんですね。そこに何か自分が貢献できることはないかと、そんな軸をもって転職活動を行いました。
転職活動を始めるにあたって、まずどのようなアクションを起こされたのでしょうか。
私にとっては初めての転職であり、しかも専門的な職種であるPdMを志望していましたので、どのように活動を進めればよいのか、よくわからなかったのが正直なところでした。とにかくいろいろなスカウトサイトに登録し、オファーをいただいたエージェントと接触していった感じですね。
結果的には弊社のコンサルタントである櫻内が、安部さんのSmartHRへの転職をご支援させていただきましたが、そもそも何がきっかけでクライス&カンパニーをお知りになられたのでしょうか。
PdMの転職についてインターネットでリサーチしていると、エージェントとしてクライスを評価する口コミをいくつか目にしました。また、以前に及川(卓也)さんのプロダクトマネジメント研修を受けたことがあって、いまクライスのアドバイザーを務められていると知り、PdMの転職支援にも強そうだと思ってアプローチしました。
いろいろなエージェントとおつきあいされたかと思いますが、なかでもクライスを信頼いただいたのは、何をご評価されてのことでしょうか。
関わったエージェントの中で、私のことをいちばん深掘りして「自分の軸って実はこうだったんだ」と気づきを与えてくださり、その軸を固めてくださったのが櫻内さんでした。初回の面談時から、この方ならしっかりと壁打ち相手になっていただけると感じてサポートをご依頼しました。