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INTERVIEW 014

2023 Apr 05

Gaudiyのプロダクトオーナーに決定

プロダクトマネージャーとして培った仮説検証のスキルを、転職活動でも発揮すべき

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PROFILE

株式会社Gaudiy
プロダクトオーナー

宮田大督氏

2008年に新卒でエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社に入社。PdMとして、大規模プロジェクトや新規事業を担当。楽天株式会社に転職し、楽天トラベルや楽天市場、新規サービスのプロジェクトなどに従事。株式会社メルカリに転職し、PdM兼UXリサーチャーとしてフリマアプリ「メルカリ」の初期のグロースや決済サービス「メルペイ」やECサービス「メルカリShops」の立ち上げなどに参画。AIスタートアップの株式会社エクサウィザーズに入社し、介護AIプロダクト「CareWiz」シリーズのPdMとしてゼロからの立ち上げ、グロースなどを経験。2022年8月より、Web3系スタートアップの株式会社Gaudiyにて、プロダクトオーナーとしてプロダクト開発からプロダクト中心の組織文化づくりまで行う。

POINT
PdMとして多様な領域、あらゆるフェーズを経験したいと常に転職を意識
次のキャリアを誰かに相談したい。その時、頭に浮かんだのが及川さんだった
自分が知らない世界に触れられる転職活動を、楽しまない手はない
自分なりにその企業に対する仮説を立てて、カジュアル面談で検証した
相談相手を見つけて理想のPdM像を描くことが、転職成功の第一歩

PdMとして多様な領域、あらゆるフェーズを経験したいと常に転職を意識

Gaudiyにご入社されるまでのキャリアを教えていただけますか。

私は2008年に新卒でNTTコミュニケージョンズに企画職で入社し、その後、楽天やメルカリなどを経て現在はGaudiyに在籍しています。この間、ロールがWebディレクターだったり、あるいはプロダクトマネージャー(PdM)だったりといろいろと名称は変わりましたが、基本的にはエンジニアやデザイナーの方々と一緒に新しいサービスを作っていくポジションでキャリアを重ねてきました。

今回、転職を考えるようになられたきっかけは何でしょうか。

もともと私はいろいろなプロダクトを企画開発してみたいという想いがあり、これまでもキャリアが一区切りついたタイミングで「PdMとして新しい経験を積みたい」と転職を図ってきました。同じPdMのポジションでも、手がける領域がBtoCもあればBtoBもあり、携わるフェーズも0→1もあれば1→10もある。

前職までは主にEC領域で1→10のフェーズに関わっていたので、次のステップでは、私にとって未知のWeb3系のエンタメ領域で0→1にチャレンジしてみたいと考えたのです。

転職活動を行うにあたってエージェントを利用されたのは、どのようなお考えからですか。

エージェントは、最初に転職を考えた時から利用していました。私の中では、転職先を探す上で当たり前の選択肢であり、利用しない手はないと。一方、エージェントだけを頼るのではなく、自力でも探しますし、リファラルも活用しながらこれまで転職活動を進めてきました。

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次のキャリアを誰かに相談したい。その時、頭に浮かんだのが及川さんだった

そんななか、なぜクライス&カンパニーをエージェントとしてお選びになられたのでしょうか。

先ほど、今回の転職はPdMとして新しいことに挑戦したかったからとお話ししましたが、当初は「絶対に転職したい」という強い意思があったわけではなかったんですね。そろそろ次のステップに進もうかというタイミングを迎え、今後のキャリアについて誰かに相談したいと思った時、まず頭に浮かんだのが及川(卓也)さんでした。

以前から面識があり、PdMの権威でもいらっしゃるので、相談するなら及川さんだと。その及川さんがクライス&カンパニーの顧問を務められていることを知って、このエージェントなら信頼できそうだとアプローチしたのです。

特にPdMの転職活動は、このポジションへの理解がまだ深まっていないこともあって、PdMに精通していないエージェントだと他職種と混同して的外れな提案になりかねない。及川さんがいらっしゃるクライス&カンパニーなら、そうしたリスクはないだろうと。

当初は転職への意識がそれほど強くなかったとのことですが、弊社のキャリアコンサルタントとは最初どのような話をされたのでしょうか。

私は過去に何度も転職を経験し、すでに齢も重ねていたので、正直、私を受け入れてくれる企業があるかどうか不安も感じていました。そうした気持ちを率直にお伝えしたところ、転職回数や年齢は多少影響あるかもしれないが、自分がやりたいことと先方が求めていることがマッチしていればまず問題ないとのこと。

クライスのコンサルタントの方は話しぶりも落ち着かれていて、PdMという職種に対する理解も深く、私の質問にひとつひとつ丁寧に対応してくださって安心感を抱きました。対話を通して自分自身の思考の整理もできましたし、転職を後押ししていただいた感じですね。

実際にクライス&カンパニーをエージェントとして利用されてみて、感想はいかがですか。

私の経歴や志向から、候補となる企業をリストアップしていただきました。名前だけは知っていたものの、実はPdMとして非常に魅力的に思える企業もたくさんあって、選択の幅が大いに広がりました。

他のエージェントでもこうしたリストは提供してくれますが、クライスから提示いただいたリストは精査されていて、とても興味深かったですね。自分一人で転職活動していたら、ここまで質の高い情報は得られなかったと思います。

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自分が知らない世界に触れられる転職活動を、楽しまない手はない

転職活動を進めるなかで、何かお困りになったことはありましたか。

そもそも私は転職活動が大変だと思ったことはなく、毎回楽しいんですね。というのも、転職活動はPdMの仕事と似ているんです。PdMが担う役割のひとつにUXリサーチがありますが、いろんな人の価値観を聞き、自分の考えをブラッシュアップしていくのが面白くて、それは転職活動にも通じています。特にカジュアル面談の段階では、いろいろな企業のトップに近い方とお話ができるのが楽しいですね。

転職活動が楽しいとおっしゃる方は稀だと思います。多くの人は転職にあたって慎重であり、それは決して悪いことではないのですが、どうしても気が重いものとして捉えがちです。宮田さんが転職活動を楽しいと感じるのは、どのようなメンタリティからなのでしょうか。

私は、自分の給与を上げたいとか、生活のために転職しているわけではないんですね。より自分に合っている面白い仕事がしたいという気持ちが何より先にあって、転職することでそれが満たされ、自分の可能性がもっと広がるかもしれないと思うと本当にワクワクする。

あと、私は以前に在籍していた企業で面接する側に立った経験もあるのですが、たとえ採用に至らなくても、候補者の方が悪いと思ったことはありません。採用というのは完全にマッチングであり、逆に自分が落ちたとしても、それはただマッチングできなかっただけだと思うんですね。

だから重大に捉える必要はない。自分が評価されるテストの場だと考えると気は重いでしょうが、面白いことに出会える場ぐらいの感覚で臨んでいるので楽しめるのかもしれませんね。

宮田さんは好奇心がとても旺盛な方だとお見受けします。それはPdMに求められる大切な資質でもありますね。

ええ。転職にあたっては、PdMとして今後生き残るための汎用的な能力を身につけたいという想いもありますが、それよりもいままで知らなかったことを知りたいという好奇心のほうが強くて、それを自分事として体験できるこのイベントを楽しまない手はないと思いますね。

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自分なりにその企業に対する仮説を立てて、カジュアル面談で検証した

カジュアル面談は、どのような心構えで臨むべきだとお考えですか。

カジュアルという名称に惑わされないほうがいいですね。PdMの仕事の本質は、仮説を立てて検証することですが、それは転職活動でも同じ。事前に情報を収集し、この企業はこうなのではないかと仮説を立て、それをカジュアル面談で検証すべき。カジュアルとはいえ、やはり自分なりの仮説をもって臨んだほうがいいと思います。

まさにPdMとしての力量が現れるわけですね。

自分が逆の立場で面談にあたった時、何の用意もない方はあれ?って思いますね。仮説検証が仕事なのに、ご自身のことになると、その感覚が薄れちゃってるのかなと。

では、宮田さんはカジュアル面談にあたって、実際にどんな準備をされたのでしょうか。

その企業がリリースしているプロダクトに実際に触ってみることから始めました。優れたアプリというのは深読みさせないように作られているので、ユーザーとしての立場からは単純に楽しいな、便利だなという印象なのですが、そこからスタートして、このプロダクトはどのへんを強みにして作られているのか、競合のサービスも触って仮説を立て、それを携えて面談に臨みました。

その仮説をもとに、企業の考えを理解されるわけですね。その後、選考段階に入ってからは、カジュアル面談とはまた違う準備をされたのでしょうか。

カジュアル面談は、先方を理解する場だと捉えていて、まだそこまで自分のキャリアを深掘りする必要はないのですが、選考面接に入ると、自分のキャリアが先方の求めるものとマッチしているかが見定められるので、自分の軸を明確にして伝えられるように準備しました。

もともと私は、PdMとしての自分の強みを常に意識しながら仕事に取り組んでおり、どのような方法論なら成功確率が高くなるのか、そのフレームワークを言語化してかねてより記事などを執筆してきました。それをベースにして、相手にいかに端的かつ魅力的に伝えるか、事前に磨き込みました。

自分のアピールポイントをどのように整理して伝えればよいのか、悩まれている方も多いと思います。宮田さんはどうアピールされたのでしょうか。

PdMに求められるのは「再現性」だと考えています。たとえば、0→1のアイデアを生み出してヒットさせるのは再現性が低いと思われるかもしれませんが、いままで取り組んできたことを自分の中で型化し、こうすれば3割4割バッターにはなれるとアピールしました。

たとえPdMとしてのキャリアが豊富でも、その場その場で動物的な感覚で行動しているような方は、先方も「果たしてここでもヒットを打てるのか?」と疑心暗鬼になる。再現性をストーリ立てて説得力をもって語れるPdMは、どこでも活躍できるイメージを持っていただけると思うんですね。

宮田さんがおっしゃるその「再現性」というのは、どのように獲得されてこられたのでしょうか。

やはり日々の仕事の中で振り返りが大切だと思います。今回のプロダクトは、こういう進め方で、こういう組織で開発すればうまくいくのでは?と仮説を立てて実行し、その成否を検証して学びを得て、次はまた違うやり方を試していく。そうした試行錯誤を日々の仕事で繰り返していくことで、再現性のある自分なりの型が確立されていくように思います。

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相談相手を見つけて理想のPdM像を描くことが、転職成功の第一歩

選考面接の場で、逆に宮田さんからはどんなことを企業に確認されましたか。

その企業の「勝ち筋」ですね。そのプロダクトはどう成功させようとしているのか、ただアプリを触っているだけでは見えてこないものを面接の場では探りました。

なぜ、勝ち筋を確認されるのでしょうか。もちろん、サービスが存続するのは大切なことだと思いますが、PdMの方々のなかには自分が好きなように仕事ができればいいという人もいらっしゃいます。

まず前提として、私はスタートアップに身を置いて面白いプロダクト、成功するプロダクトを作りたいという想いで転職に臨みました。

ごく一部の人に受け入れられて楽しんでもらえばいい、では満足できない。やるからには、世の中を変えられるようなプロダクトを作りたい。日本はもちろん世界に受け入れてもらえるサービスを作り、社会全体を変革していくことに私はスタートアップの価値を感じていて、それができなければ到底生き残れない。

そのスタートアップが考えている、世の中を変えるためのプロセスが「勝ち筋」であり、それが自分の志向とマッチしているかどうかを確認しているのです。

そうして宮田さんの志向とマッチした企業がGaudiyだったわけですね。同社への転職の決め手は何だったのでしょうか。

私がこれまで経験したことのないWeb3系でエンタメ領域にチャレンジできることに大いに魅力を感じましたし、また、資金調達にも成功して成長軌道に乗っていて、この企業なら世の中を変えられるプロダクトを作り出せる可能性が大きいと感じたからです。

Gaudiyに入社されて、特にギャップはお感じになられていませんか。

事前に想定した通りですね。最初の半年ほどは、これまでのやり方と合わない部分が必ずあると毎回転職のたびに覚悟はしています。PdMの定義は企業によって異なり、入社前に予測できないところもあるんですね。

でも、新しい趣味を始めるようなもので、しばらくはその企業ならではのプロダクトマネジメントに触れて、面白がりながら学んでいくようにしてます。正直、大変な思いをすることもありますが、それは必ず乗り越えられる壁。苦労する時期が続いても、その先に必ず楽しい体験が待っている。

Gaudiyでも、これまでの経験で私はそのことがわかっているので、ストレスはありませんでしたね。事実、いまPO(プロダクトオーナー)を任され、全体戦略を考えて複数の開発チームを指揮する立場を務めていますが、いままで自分が培ってきたプロダクトマネジメントの型を試せる絶好の機会であり、ぜひ成功させたいと思っています。

では最後に、PdMへの転職を考えている方へメッセージをお願いします。

PdMという仕事は、まだ明確な定義がされておらず、お手本もあまりないため、転職にあたって悩まれることが多いと思います。そんな時は、私も含めて先輩のPdMに気軽に相談してほしいですね。

最近は、そうしたコミュニケーションができるプラットフォームもありますし、それこそクライスさんのようなエージェントでもいい。一人で悩まず、周囲を頼ってナレッジを収集することが、転職成功への第一歩になる。情報を集めて自分が理想とするPdM像を描ければ、それが実現できる場を探すだけ。その理想のPdM像も、自分の中で仮説と検証を重ねることで明確になっていくので、ぜひ普段から意識すべきと思いますね。

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構成:山下和彦
撮影:波多野匠

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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