Corporate Venture Capital
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)企業の比較

ホンダ・イノベーションズ
CVC
会社概要・特徴
本田技研工業の100%子会社としてスタートアップとの戦略的連携を推進するCVC。元々はシリコンバレーを拠点としており、2022年に日本オフィスが設立され、現在もグローバルにスタートアップ探索・出資・協業を行う。財務リターンではなく、革新的技術やビジネスモデルを持つ企業との協業によってホンダの将来事業創出と企業変革を目指すことが特徴。
投資スタイル
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投資スタイル:年間約100億円の投資を実行。件数は、2024年実績で年間5件程度で、今後は10件程度を目指す。シード~アーリーステージが中心で、原則リードは取らずフォロー投資中心。財務リターンよりもホンダとの戦略的価値を重視した投資を行う。
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専門領域:6つの重点分野(カーボンニュートラル、モビリティ、エネルギー、AI、ロボティクス、生産技術)をメインとして、核融合、量子コンピュータ、ロケットなどのディープテック等が対象。
投資実績
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Sonocharge、tozero、Reverion、SiLC Technologies、Princeton Nuenergy、SEURAT、INERATEC、nT-tao、エマルションフローテクノロジーズ、helm.ai、SES AI、SOUNDHOUND AI、Drivemode
GP・主要なパートナーの経歴
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Kazuhide “Kaz” Kimura
- グローバルのアライアンス・ディベロップメントチームを統括し、スタートアップのソーシングおよび戦略的提携を担当。以前はKPMG FAS(東京)にて10年間にわたり、M&A戦略、コマーシャルDD、CVC設計支援、オープンイノベーション戦略に関するプロジェクトを多数主導。
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Yuri Asahina
- アジア・オセアニア地域のスタートアップ探索と、創業者とホンダとの連携促進を担当。特に脱炭素や資源循環といった先端テクノロジー領域への関心が強く、ホンダのグローバルなオープンイノベーションの推進に注力している。以前はソフトバンクでスタートアップ投資に関するデューデリジェンスや戦略的提携の検討に従事。その前は政府系金融機関にて、欧米アジアにおけるPE・VCファンドへのLP出資を担当。
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直近のファンド組成額
BS出資(年間100億程度)
社員数
18名程度