社員座談会 02 | 自社採用情報 | クライス&カンパニー

INTERVIEW
社員座談会 02

社員座談会 02
  • 清水 大介(上記写真左)

    入社
    2019年
    前職
    商船三井にて法人向け営業に従事。
  • 和田 智行(上記写真中央)

    入社
    2020年
    前職
    野村総合研究所にてITコンサルティング、システム構築、HRBPに従事。
  • 山本 航(上記写真右)

    入社
    2018年
    前職
    野村総合研究所で戦略・業務コンサルと自社採用を経験

初回面談の印象がすべて。
「人材紹介がしたい」ではなく、クライスに入りたいと思った。

山本
お二人はなぜ人材紹介に興味を持ったのか、そこから教えて下さい。
清水
僕は大学を卒業してから学生向けのキャリア相談員を続ける中で、キャリアについて話している時に目の前の学生の感動が伝わってくるのが楽しいと元々感じていました。僕自身がキャリアを変えるのであれば、人に関わる領域に行きたいなと。人事の仕事は経験が無いので難しいだろうと思っていて、ポテンシャルで人材紹介や人組織系のコンサルティングができればいいなと漠然と考えていました。
和田
元々教育に興味があったのが原点です。前職のNRI(野村総合研究所)で人材開発や教育に携わっていたこともあり、人組織の領域で専門性を究めていきたいと思っていました。その中で人材紹介を選んだのは、人の人生に関われるということが一番の理由ですね。人の悩みを聞いて、仕事やプライベートでどんな一歩を踏み出せば未来が拓けるのかが見えてくるような関わりをしたいなと。コーチングは相手の話を聴くことに徹する印象がある一方で、キャリアコンサルは候補者の話を聴きながらもアドバイスの要素があると感じて。僕はコンサルタントだったので仕事のイメージも湧き、話すことが好きなのでやってみたいと思いました。
山本
クライスに入社を決めたのは何が決め手だったのですか?
清水
僕は、初回面談での武田さん(弊社コンサルタントの武田直人)の印象がすべてでした。自分が言語化できない部分を自然体で深く掘り下げてくれて。話している自分も楽しいし、話を引き出す武田さんも楽しそうでした。他のエージェントの方のドライな印象とは全く違い、武田さんはその場に一緒にいて伴走してくれると感じて、思わずその場で「僕もクライスに応募できますか?」と(笑)。入社後にわかったことですが、この仕事は全人格が問われるので自分という人間を信頼してもらえないと仕事にならないですよね。武田さんはそれを体現していたので、僕の場合は「人材紹介をやりたい」というより「クライスに入りたい」という感じでした。
和田
「中長期のお付き合いをしたい」「候補者の人生に関わりたい」という自分の価値観と合っていたことと、家庭もあり生活水準を下げるのは難しい状況の中で、成果次第で現在の年収と同等以上の報酬が得られるという点が大きかったですね。また、クライスであれば特定の業界に縛られることなく、各自が好きな企業を自由に担当し注力できるという話を聞き、魅力に感じました。それなら自分も好きな企業を思いきり応援できるなと。
山本
とはいえ、超大手企業からこの規模の会社に移るのはかなり思い切った決断だったのではないですか?
清水
当時「LIFE SHIFT」という本を読んで自身のキャリアにモヤモヤを抱えていたのですが、万が一転職市場に放り出されたときに自分を雇ってくれる企業は恐らく無いだろうなと。営業として自分が契約を取ってきても、商船三井として築いてきた関係性があるからできているわけで、自分の営業力によるものかというとそうではない。とても良い会社だったので、そのまま残っても幸せだったのかもしれないけれど、チャレンジするリスクよりも残ってゆでガエルになるリスクの方が怖いと感じた。10年後に同じことを思って後悔するより、たとえ失敗してでも今チャレンジした方が良いなと。今は自分の仕事がすべて社会の役に立っていると実感できていますし、今後仮にクライスという環境が無くなったとしても自分で何かやってやろうというスキル・マインドも徐々に身についてきているので、転職したことにまったく後悔は無いです。
和田
NRIが素晴らしい会社だったので、これ以上良いと思える会社に出会えるまでは辞めないと決めていました。ただ、ITそのものに対して人・組織領域ほどの情熱を持ち切れず、やはり自分は人や組織に人生を賭けたいと思い続けていて。また、僕の好きな作家である寺山修司さんの言葉に「自分の職業は寺山修司です」というものがあり、僕も「和田智行」という名前で仕事ができるようになりたかった。34才という今のタイミングを逃したら、もう次の機会は来ないだろうなと。ただ、妻は自営業の家庭で育ち、両親の苦労も見てきたので、「私は安定を望みたい」と僕がNRIを辞めることにはずっと反対していました。
山本
それで、どうやって奥さんの理解を得られたのですか?
和田
ちょうどドラマ「半沢直樹」が流行っていた時期で、半沢直樹の奥さんが夫の仕事に理解のある良い妻なのですが、ドラマを観終わった22:00頃に転職の話を妻に切り出したら、意外にもすんなり「良いよ。その代わり、自分のために仕事をするのではなく、人のために仕事をしてね」と。これはまさにドラマに出てきた台詞と同じで、完全に半沢直樹に助けられました(笑)。もちろんこれだけが理由ではなく、僕が人材開発の仕事からITコンサルティングの仕事に異動し、コロナ禍でテレワーク中心の生活に変わったこともあって、毎日の仕事ぶりを妻も間近で見ていたので、「最近仕事が前ほど楽しそうではないし、大変そうなのも分かるから、あなたがやりたい仕事をして欲しい」と言ってくれたのだと思います。
山本 航

志の高い企業や候補者の期待に応えたい。
この仕事には奥深さと新鮮なワクワク感がある。

山本
実際にクライスに入社してみて、楽しい点や苦労した点について教えてください。
和田
自分には知らないことが多いなと実感しています。NRIもすごく良い会社だと思っていましたが、別の角度で社会意義の高い事業を手掛けている企業も世の中にはたくさんあることを知り、まだその魅力を充分候補者に伝えられていないですし、まずは自分がもっと知らないといけないなと。候補者のお話を聞いていても、仕事内容を深く理解するにはまだまだキャッチアップが必要だと感じます。それでも、企業にこんなに頼っていただけるとは想像していなくて、採用が難しいポジションについて社長も同席のミーティングで求人票の書き方やどんなターゲットに声をかけていけば良いかを相談されると、必ず期待に応えたいとやる気がみなぎってきます。また、面談した候補者の方から「他のエージェントと全然違う」、「思いや人間性の部分にもしっかり時間をとってくれて良い時間を過ごせた」など、感謝の言葉をいただけると元気づけられます。その方のお役に立てたという実感が持てるのはすごく嬉しいですね。
清水
僕は前職でも営業としてお客さんと関係を築くのが好きだったというのもあって、クライスでも企業側とのやり取りがすごく楽しいです。世の中にはこんなにも様々な企業が存在しているという面白さを感じて、好奇心も刺激されますね。志の高い人がこんなに多くいて、日本もまだまだ捨てたものではないなと。ベンチャー経営者の方から、その方のご友人の転職を手伝って欲しいと依頼いただくこともあり、信頼関係を構築できている実感があって毎日ワクワクと新鮮さを感じながら仕事をしています。一方、候補者との面談は楽しいけれど難しさも感じます。これまでは学生相手にキャリア相談をしていましたが、ピュアに何でも話してくれる学生とは違って、社会人は経験を積んでいる分なかなか全てをすぐには話してくれにくい部分もあり、それをこちらから引き出していくことが求められるので。元々コミュニケーション能力に自信があった(笑)のですが、面談能力は別物であることを痛感しています。
山本
その面談スキルに関しては、どうやって高めていけそうですか?
清水
毎週チームに分かれてロープレ(※ロールプレイング練習という面談研修)を実践していることに加えて、月に1回はコンサルタント全員での面談力向上研修を受講しています。それ以外にも、先輩に週次でロープレのトレーニングをお願いしていて、そこで着実にトライ&エラーを積み重ねていくのみかと思っています。
和田
面談はとても奥が深いと感じます。僕はまだ入社半年ですが、入社当初にロープレを集中的にトレーニングしていただき、自分のコミュニケーションの癖も指摘してもらいながらクライスの面談の型を学べたことが実際の日々の面談で実践できています。また、この仕事は営業職という側面もあり、自身で設定した目標数字を追いかけるのはコンサルタントとはまったく異なる仕事の仕方なので、目標達成するために今日自分が何をどれだけやれば良いかというのを模索しているところです。まずは自分の足で立つということが、今の僕のテーマですね。
山本 航

思い切って今の環境を飛び出した方が、きっと人生は楽しい。
アンラーンが成功の鍵。

山本
清水さんも仕事に慣れるまでは大変だったと思いますが、初めの1年はどのようにキャッチアップしていきましたか?
清水
慣れるまではとにかく量をこなすことも大事だと思っていたので、初めの1年間は意識的に朝から夜遅くまで時間をかけていました。商船三井といういい会社を辞めたという覚悟と、未経験の自分を採用してくれたクライスへ早く恩返ししたいという気持ちもあり、自然と頑張れた1年間でした。今は入社して1年半ほど経ちましたが、業務で使用するシステムの理解も深まってきて入力など作業効率も上がりましたし、様々なケースの経験を積んできたので、こういう時はこんなメール対応をすれば良いというノウハウも自分の中に蓄積されてきて、迅速に動けるようになった感覚があります。
山本
自分も入社してみて最初の1年間は作業効率に苦労をしました。ただ、この仕事って情報が積み上がる度に単作業あたりの時間は削減できるようになるので、その分付加価値をつけるべきところに時間をかけられるようになりますし、長くやればやるほど濃度が上がっていくと感じています。最後に、未経験でクライスの仕事に興味を持たれている方にメッセージをお願いします。
和田
クライスは大企業出身者がかなり多いので、大企業の方も大歓迎ですし、活躍できる環境かと思います。大企業では出会うことが難しいようなベンチャー経営者の方と1:1で話す機会があるなど、世の中の動きを知ることができ、僕自身も日々成長を実感しています。自分で手を動かすことが求められますし、数字目標に対する責任を負うので一定の覚悟は必要ですが、周囲からのサポートも充分得られるので初めから全部一人でやれという感じは全然無く、ぜひ安心してチャレンジして欲しいです。30代半ばで未経験でも挑戦でき、かつ成果に応じて高い報酬も得られる環境はなかなか他に無いのではと思いますね。
清水
大企業を飛び出してみたら、案外できるものだなというのが僕の実感です。大企業には優秀な人が多いと思うので、井の中の蛙になるのはもったいないなと。思い切って今の環境を飛び出し、好きなことを仕事にした方が、きっと楽しい人生が送れるのではと伝えたいですね。また、30才を超えると自分の仕事のやり方が確立されてくるものですが、「新たなやり方を受け入れる」、「ゼロから立ち上がるというアンラーンの姿勢を持つ」、「言われたことを素直に聞いて愚直に頑張る」のが成功の秘訣かと思います。クライスでの仕事は、企業や候補者の感動も目の前で共に味わえる、良いこと尽くしの環境です!
山本 航

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