K&C KREIS & Company Inc.

株式会社クライス&カンパニー

〒105-0021 東京都港区東新橋2-4-1
サンマリーノ汐留2F

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メドピア株式会社

メドピア株式会社

メドピア株式会社 メドピアがいなければ、医療がストップしてしまう。 そんな事業を、いまなら自らリードして創り出せる。

「集合知により医療を再発明する」というビジョンを掲げ、現役医師の石見氏が経営するヘルステック(医療×IT)企業であるメドピア。主力事業として医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営しており、そのユーザーは10万人に及び、すでに全国の医師の3人に1人が利用している計算だ。ユーザー参加型で希少な医師集合知が形成されていることが最大の強みであるこの強大なプラットフォームを武器に、近年は一般ユーザーに向けた医療関連の新サービスを次々と立ち上げており、日本の医療になくてはならない企業を目指し、成長を加速させている。

【インタビュアー】キャリアコンサルタント 松尾 匡起

創業時の想い

掲げた理念のもと、ITを駆使して、医師だからこそ創り出せる事業を。

松尾

石見社長は医師でありながら起業をされるという決断をなされたわけですが、どんな想いを抱いて創業されたのでしょうか。

石見

メドピアは2004年に創業しましたが、実は明確なビジネスモデルがあって立ち上げたわけではないんです。その1年ほど前までは起業などまったく意識していませんでしたし、心臓カテーテルの専門家になることが私のもともとのビジョンでした。しかし、医療の現場を知っているからこそ、医師の立場からもっと社会に対して提供できる価値があるのではないかと考えるようになったのです。
当時、世間では「医療不信」が騒がれていて、現場の医師のひとりとして複雑な気持ちでした。患者さんからは『医師を信用できない』という声が寄せられ、一方、医療従事者たちは『なぜわかってもらえないのか』と苦悩していた。私を含め、私の周りの同僚たちはみな休みなく目の前の患者さんのために懸命に努力していて、そうした様子を目の当たりにするにつれて、医師と患者の間とにあるギャップを埋めなければと強く思うようになりました。
そして、“Supporting Doctors, Helping Patients.(医師を支援すること。そして患者を救うこと。)”というミッションを掲げて生み出したのが、医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」でした。医師は意外と孤独な職業で、他科の先生たちの情報を得る機会はあまりないんです。そこで、まずは医師たちが集まり、お互いの考えや経験を全国レベルで共有できる場をつくりたい、と思いました。そうして医師をサポートすることで、結果として多くの患者さんを救うことにつながるはずですし、多数の医師の意見を集めることができればそれを世の中に発信していくこともできる、と考えていました。

松尾

医療に貢献したいという純粋な想いから生まれたサービスなのですね。

石見

このサービスが成立したのは、やはりインターネットの進化が大きかったですね。ネット上のコミュニティで医師の考えを集約できれば、きっとそれは大きな力になると。はじめは医師として、医療に関わるサービスで利益を追求することへの葛藤もありました。しかしその頃、たいへん話題になった経営書の「ビジョナリー・カンパニー」を読み、理念を最大限に追求することが利益を最大化することに繋がるというメッセージに触れて、事業を営んでいくという覚悟が決まり、迷いを捨てることができました。

松尾

石見さんは、現在も臨床医として医療の現場に出て、経営者の仕事と両立されているとのことですが、やはり徐々に経営者に軸足を移されているのでしょうか。

石見

臨床医の仕事も、経営者としての仕事も、両方とも私の中では「医師」の仕事だと捉えています。医師が担う仕事は「臨床」「教育」「研究」の三つの領域だと言われていますが、私は第四の仕事があると考えていて、それは「事業を創る」ということ。実は昔から医師でありながら事業を創っている人は行政側にはすでに存在していて、厚生労働省の中に「医系技官」というポジションがあります。彼らが国の保険のシステムを策定し、国民の健康を守ろうと努めているのですが、それはまさに医療の向上に寄与する事業を創ること。それを官の立場からだけではなく、民間の立場からも担える医師がもっと増えるべきだと考えています。

松尾

創業から10年以上経ち、事業も組織も拡大されて上場も果たされましたが、これまでの成長過程はどのようなものでしたか。

石見

当社はこれまで雑草のような成長を続けてきて、けっして計画栽培ではなかったですね(笑)。こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、運が良かったのは確かです。絶妙なタイミングで資金調達することができたり、あるいは有力な企業と提携することができたりしましたし。でもいま振り返ると、やはり「人」の縁は大きかった。同じ志を抱いた社員の面々と出会い、大いに刺激しあい、互いにここまで成長することができたように思っています。

現在のステージ

メドピア株式会社

事業は急速に拡大。人々の健康に関するバリューチェーンをすべて担いたい。

松尾

「医師を支援し、患者を救う」というミッション、そして「集合知により医療を再発明する」というビジョンを掲げる御社の現在の事業について教えてください。

石見

創業当初に比べると、現在は事業の幅がかなり広がってきています。メドピア本体では、「MedPeer」の医師10万人プラットフォームやそこに集約された医師の集合知を活用して、製薬企業等の医師向けマーケティングを支援するサービスが主力となっていますが、ここはまだまだ新しいソリューションを生み出せる余地があります。また、患者(一般ユーザー)に向けたサービスでは、「イシコメ」という、ヘルスケアや医療に関する情報に対して医師たちがコメントするというメディアの運営も始めています。同時にM&Aも積極的に行っており、2016年7月には遠隔医療相談サービス「first call」を提供するベンチャーのMediplatを買収し、10万人の医師ユーザーを抱える「MedPeer」のプラットフォームと一般の人々を結び、オンラインで医療相談ができるサービスを展開しています。その後10月には、管理栄養士によるパーソナルダイエット指導「ダイエットラボ」を提供するコンシューマ向け事業や、健康保険組合や企業向けの特定保健指導事業を手がけるフィッツプラス(旧クックパッドダイエットラボ)を完全子会社しました。

松尾

いま急速に事業を拡大されているのですね。

石見

M&Aも含めていま立ち上げている新ビジネスは、もともと私が描いていた事業の俯瞰図の中に入っていたものであり、いろんな縁があってそのスケジュールが一気に早まっています。当社は創業時より医師を対象としたサービスを提供していましたが、そこからさらに領域を拡げ、これまで築き上げてきたプラットフォームをもとに、健康を増進するための生活管理や、病気を予防するための啓発活動、さらには病気を発症してしまった際の医療相談まで、一気通貫でサービスを提供していきたい。すなわち、人が健康に暮らすことを支援し、万が一病気になった場合はその回復の力となり、再び健康な暮らしに戻すという、そのバリューチェーンの中でできることをすべて担いたいと考えています。

松尾

いま石見さんのお話にあった、遠隔医療相談サービスのベンチャーであるMediplatを経営されているのが林さんでいらっしゃり、現在はメドピアの執行役員もお務めになられているとのことですが、林さんはどのような想いでメドピアに参画されたのでしょうか。

執行役員 兼 株式会社Mediplat 代表取締役CEO 林 光洋氏

私は「ベータカタリスト」というインキュベーションを主業とした企業を、2015年に春田(春田真氏/元DeNA取締役会長)とともに立ち上げたのですが、個人的に医療に興味があり、この分野で何かイノベーションを起こせる事業をやりたいと思っていました。そこで、ベータカタリスト社が主体となって株式会社Mediplatを立ち上げ、医療をより消費者にとってリーズナブルなものにする手段として「遠隔医療」に注目してビジネスを始めました。その後事業を進めれば進めるほど、遠隔医療をスピーディーに拡大させていくためには医師のネットワークが重要だと感じるようになり、もっと深く医療領域に入り込んでいる企業と組んだほうが、より大きなインパクトを出せると考えたのです。

松尾

そのパートナーとしてメドピアを選ばれたのは、どのようなお考えからですか。

メドピアは、すでに10万人のも医師の方々をユーザーとして抱えており、UGC(User-Generated Contents)をベースとした医師向けプラットフォームとして稀有な存在です。これはお金をかければ創れるという類のものではなく、他社が簡単に創れないサービスです。時間をかけて創られた医師目線のサービスと、良質なコミュニティの文化・風土は価値が高く、今後更にスケールするポテンシャルを大いに感じて、ぜひ一緒にやりたいと決意しました。

石見

メドピアとしても、目指している世界へ向けてさらに機動的に事業を進めていくため、新たなボードメンバーを探していたところでした。DeNAで長年多数の事業を手がけてこられた林さんと春田さんはまさに適任だと感じましたし、両者のミックスによっていい化学反応が起こせるのではないかと思いました。

今後見据える世界

メドピア株式会社

医師の集合知を軸に飛躍的な成長を目指す。

松尾

今後さらに成長していくために、将来に向けてどのような展望を描いていらっしゃいますか。

現在、日本の医療費は41兆円にも及んでいます。言い換えれば、そこで41兆円の経済活動が営まれているということです。そこにイノベーションを起こしていくことができる。さらに、医療は「人が生きる」という根源的なことに関わっているため、我々が取り組もうとしている事業は、その経済規模を超えて非常に大きな社会的意義がある。現在(2016年10月時点)、メドピアは年商約10億円、株式の時価総額が40億円ほどですが、他社が決して提供できないメドピアならではの価値を考えれば、この程度のスケールで収まる会社では絶対にありません。それだけのポテンシャルがあると強く感じていますし、これから「医師の集合知」というキーワードを軸に飛躍的成長に向けての土台をここ数年で作り上げていきたいと思っています。

石見

究極の目標としては、我々メドピアのサービスを利用すると、飛躍的に医療の質が向上するようなサービスを提供すること。逆に言えば、仮にサービスが止まると日本の医療がストップしてしまうような、そんなかけがえのないサービスを創り上げること。メドピアのプラットフォームとテクノロジーを駆使すれば、充分にそれは果たせる。メドピアの人気コンテンツである、薬剤の評価サービスは画期的なサービスではありますが、まだこのサービスがなくなったとしても医療行為が止まってしまうというレベルでは無く、医師にとって必須のものでるとは言えません。我々は医療の現場に向けて、これを利用することで医療のクオリティが向上し、持続可能性が大いに高まるような、そんな必要不可欠なサービスを提供していきたいのです。

松尾

その状態を目指すにあたりどんな人材に仲間になっていただきたいとお考えでしょうか。また、御社でキャリアを積む魅力とは何でしょうか。

メドピアに参画したときからメンバーにも話しているのですが、メドピアの今の環境は、個人の成長にとってまたとないチャンスです。メドピアはすでに上場して社会からの信用を得ている一方で、まだ年商10億で社員数50名ほどの企業であり、全員がプレイヤーであり経営者であるという状況です。しかも「医師10万人のプラットフォームと集合知」という他にはないリソースを持っている企業で、経営に近い立場で自ら裁量を持って事業をリードできる。そして自分の成長が会社の発展に大きく影響し、その成果がダイレクトにマーケットに反映されて、世の中を良い方向へ変えていくことに繋がっていく。そんな経験ができるチャンスなど、そうは手に入らないと思います。将来、起業して社会に貢献したいという高い志を持つ方にとっては、その力を身につけられる絶好の場であり、価値の高い成長機会を得られると思いますし、そういう気概を持った方に来ていただきたいです。

石見

ヘルステックの中でも「医療」領域は特殊な業界であるため、参入障壁がきわめて高いビジネスですが、その中でも我々は医師である私がトップを務めており、医療従事者の間で強力なネットワークを築いているのが最大の強みだと思っています。社長が医療業界の重鎮の先生方とSNSでつながっているヘルステックのベンチャーなど、おそらく当社ぐらいではないでしょうか。ですから、医療業界の内側の理屈をきちんと理解した上で、真に意義のある変革を起こしていくことができる。そしてその裏には、10年以上かけて築き上げてきた全国の医師10万人のプラットフォームがあります。ここに異業界で培った経験を投入して、プラットフォームの可能性を広げていただきたいですし、我々が掲げるミッションやビジョンに共感していただけるなら、ぜひ仲間になっていただきたいと思っています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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