K&C KREIS & Company Inc.

株式会社クライス&カンパニー

〒105-0021 東京都港区東新橋2-4-1
サンマリーノ汐留2F

QUALITY ALLIANCE 私たちは人材紹介業界の品質向上に努めています。QUALITY ALLIANCE 加盟

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株式会社コロプラ

株式会社コロプラ
株式会社コロプラ

人々の生活をエンターテイメントに

「コロプラはおでかけのきっかけに。」「おでかけして地域に活力を。」「地域を元気にして日本を楽しく。」をスローガンにリアルと連携した事業を展開し、位置情報に関するプラットフォーム事業や同社が保有する位置情報の社会還元なども行っています。更に、2011年9月からスマートフォン向けゲームのリリースを開始。ゲームのクオリティの高さからGoogle Play Storeで早々に1位を獲得するなど、スマートフォンでもユーザーの支持を得ています。

【インタビュアー】キャリアコンサルタント 工藤 直亮

成り立ち・企業理念

"位置ゲーの楽しさをとおして日本 世界を良くしていきたい

永田

当初は個人サイトとして運営を開始されたとお聞きしています。

馬場

現在のサイトの前身となるサイトを2003年5月に個人で立ち上げました。当時、大学で研究を続けながら、アルバイトでプログラマとして働いていたのですが、もっと勉強をしたいと考えたときに、自身で購入したサーバーマシンを有効活用して個人でサービスを立ち上げたいと思ったことが始まりです。位置情報を簡易に取得できる携帯端末がこの時期に発売されたこともきっかけになっています。
2007年頃に、より多くのユーザー様にご支持いただけるようになったのですが、当時の生活は24時まで働いて午前1時に帰宅、それからサポートメールの返信やバグ修正などを行い、4~5時頃に就寝し、翌朝9時に出勤するため7時に起床するというものでした。平均3時間程度しか寝ておらず、このまま行くといずれユーザー様からのご要望に応えることが難しくなるため、当時勤めていた会社に残るか、個人サイトを続けるか悩みました。
勤めていた会社も伸び始めていて面白いと感じていたのですが、その会社は自分がいなくても良いけれど、コロプラは自分がいなければその瞬間に終わってしまうと考え、会社を辞める決意をしました。半年ほどは個人事業主として24時間体制でサイトを運営していたのですが、それでも追いつかなくなったため、設立当時のサイト名「コロニーな生活☆PLUS」の愛称である「コロプラ」を社名として会社を設立しました。

永田

どのような想いで事業を運営されているのでしょうか。

馬場

事業内容については長谷部(筆者注:取締役CSOの長谷部潤氏)より詳しくお話させていただきますが、コロプラは『位置』×『エンターテインメント』を事業ドメインとしていまして、その最たるものとして位置を活用したゲーム「位置ゲー」を扱っています。「コロプラはおでかけのきっかけに。」「おでかけして地域に活力を。」「地域を元気にして日本を楽しく。」をキャッチフレーズに、位置ゲーの楽しさをとおして人がおでかけすることで、日本/世界を良くしていきたいと考えています。

永田

社会的な意義を感じる事業ですね。

馬場

ありがとうございます。私は、インターネットが発達することで世の中が便利になる一方で、経済への影響も出ていると感じています。例えば、北海道のカニが食べたければ、これまでは実際に北海道に行かなければならなかったけれど、今はクリックすると自宅までカニが届きますよね。そうすると、交通費・宿泊費・お土産代などが支払われなくなり、結果として地方経済の活力を失わせる1つの要因になっていると思います。更に、これからもその傾向は大きくなっていくのではないでしょうか。
北海道に行き、そこに住む人々と話して、空気を感じながら食べるカニは美味しいですし、道中・旅先ならではの楽しみもあります。こう考えると、インターネットは便利だけれども色々なものを犠牲にしているのではないでしょうか。私たちは、ある意味でインターネットに対するアンチテーゼとして、モノを動かすのではなく人を動かすことで、逆ベクトルの力を働かせておきたいと考えています。

永田

“エンターテインメント”が事業ドメインの半分になっているところが興味深いです。

馬場

捉え方によって、多くのものがエンターテインメントの要素を帯びていると思います。例えば、食事にもエンターテインメントの要素は含まれていて、生きるためだけであればご飯や栄養剤があれば足りますが、私たちは肉・魚・野菜が食べたいと思いますし、食べると楽しいですよね。
昔話になりますが、高校生の頃に遊園地の売店でアルバイトをしていまして、アルバイトを始めてしばらくしたときに観覧車の回る速度が時刻によって違うことに気付いたんですね。アルバイトを始めるまでは観覧車の速度が一定と思っていたけれども、裏では調整をしていて、そこにはおもてなしの心があって、高校生ながらにこれがエンターテインメントかと感心したことを覚えています。

永田

観覧車の回る速度は時刻によって異なるのですか。そのような工夫が至る所にあって、遊園地は楽しいのですね。

馬場

そうですね。ある1つの出来事に何かしらの味付けをして、エンターテインメントの光をあてることで、人々が楽しい気持ちや幸せな気持ちになる。ただ、それだとあまりに広くなってしまうので、コロプラは『位置』×『エンターテインメント』でいこうと考えました。エンターテインメントを扱っている会社はたくさんありますが、位置を専門で扱っている会社は少ないと思いますので、そこにコロプラの強みがあるのではと考えています。位置に対して様々な角度から光をあてることで、楽しみに変えていきたいです。

永田

コロプラの風土について教えていただけますでしょうか。

馬場

一人一人の裁量が大きいと思います。他の会社と比べても自由にできると思いますし、成長しやすい環境ではないでしょうか。企画に関しても基本的に私がストップをすることはないです。

永田

伸び伸びと仕事ができそうですね。エンジニアの方に関してはいかがでしょうか。

馬場

エンジニアについていうと、社内で勉強会を開催するなど、個人が学ぶ機会をより多く取り入れています。書籍代も全て会社が負担しています。エンジニア同士の壁もほとんど無く、この規模にしては風通しが良い組織になっているのではないでしょうか。ユーザー規模がそこそこ大きいので、その点でも色々学べると思います。
あとは私が元エンジニアですので、エンジニアの言葉が分かります。専門的なことを話しても全く問題ないですし、ディスカッションもできますよ。私は社員と肩を並べて仕事していますし、誰もがいつでも話かけられるようにしています。ちなみに、私は仕事の傍ら今でもプログラミングを続けていまして、新しいサービスを開発しています。企画に関してもまだまだ負けませんよ(笑)。
それと、今は「コロニーな生活」以外のコンテンツも作っているので、新しいものをどんどん作っていこうという風土が強くなってきた気がします。

事業内容

株式会社コロプラ

位置情報を社会貢献に活かしたい

永田

御社のビジネスについてお聞きしたいと思います。

長谷部

大きく分けると2つの事業領域がありまして、1つは『モバイルインターネット事業』です。いわゆる携帯ゲームの会社ですが、位置情報を活用してゲームを面白くさせるという点は、他ではあまり見られない弊社ならではの特徴です。更に、小さいながらもプラットフォームを運営していることが特徴として挙げられます。この規模の会社ではユニークではないでしょうか。

永田

ユニークだと思います。ちなみに、他企業のプラットフォームとはどのような違いがあるのでしょうか。

長谷部

先行してプラットフォームを運営している企業にとっては、規模の大きさがプラットフォームの最大の売りになると思いますが、弊社の場合は、位置サービスや位置ゲーを提供したいと考えていらっしゃる企業の皆様が利用しやすい環境を提供していることが特徴として挙げられます。例えば、位置ゲーの場合、移動距離がゲーム上の通貨になる場合が多く、不正な位置登録を防ぐ必要がありまして、プラットフォーム上でその仕組みを提供しています。他には、複数の位置サービス/位置ゲーをする場合、同じ場所にも関わらず複数回の位置登録が必要になるのですが、1度位置登録をしてもらえればプラットフォーム上の全てのアプリに位置情報を配信する仕組みを整えています。 位置ゲーは簡単に作れるものでもありませんので、弊社は、プラットフォーム上に参画下さる企業の皆様と一緒になって、位置サービス/位置ゲーを作っていきたいと考えています。

永田

位置ゲーは敷居が高そうですが、御社が一緒に作られるということで心強いです。

長谷部

次に、もう1つの事業領域について話をさせていただきますと、メディアにも多数取り上げていただいている『リアル連携事業』をしています。
例えば“コロカ事業”という全国各地にある店舗と提携した事業があります。実際にその店舗を訪れて商品を購入すると、購入金額に応じてカード(コロカ)を貰うことができ、そのカードにはシリアル番号が書かれていて、番号をゲーム内に登録すると限定アイテムを取得できます。旅の思い出がお土産/カードとして残りますし、データを登録すれば携帯にも残ることになるため、一種のライフログとされているユーザー様もいらっしゃいます。弊社は提携店からお金をいただくのですが、提携店は、問い合わせを頂いたら全てを受け入れるというわけではなく、社員が実際に現地を訪問したり、社員全員で試飲・試食をするといった綿密なプロセスを経て、旅費をかけてでも訪ね、手にするべき価値のある日本の逸品、という基準で選ばせていただいています。

永田

“旅費をかけてでも訪ね、手にするべき価値のある日本の逸品”ですか。その言葉だけで、欲しくなってしまいました。

長谷部

本当に良いものばかりですよ。そして、コロカ事業から始まったリアル連携事業は、その他の事業者の皆様へと広がっています。例えば、鉄道会社様、フェリー会社様、航空会社様と提携させていただき、ゲームと連携した共同企画切符を作っています。乗車券のレベニューシェアは過去に遡ってみても例がないと思いますので、画期的なビジネスモデルになっているのではないでしょうか。旅行代理店様と企画した、ゲーム連動の情報を付加した旅行商品や、ユーザー様用の宿泊プランもあります。

永田

まさにインターネットとリアルの連携ですね。

長谷部

位置登録はユーザーの皆さんが移動される際に気軽にして下さいますので、アクティビティが高いんですね。その点をリアルに活かせればと考えていまして、リアル連携事業の広がりにも繋がっているのだと思います。

永田

移動すればするほど楽しみが増えそうで、ワクワクしてきます。

長谷部

弊社は「少しでも移動しよう」という理念でビジネスをしています。馬場も話していたように、インターネットというと「動かずして物が買える」であるとか「家にいながらサービスを受けられる」というところが価値になると思いますが、弊社は人をおでかけさせるためにインターネットを活用したいと考えています。人が動くから経済が活性化していくし、当然地方経済も活性化していくでしょうから、それを助ける企業になっていきたいです。

永田

「コロニーな生活」の中にもそのような理念があるのでしょうか。

長谷部

はい。「コロニーな生活」は、コロニーの中で自分の街を育成するゲームで、実際の移動距離に応じてゲーム内の仮想通貨が得られます。また、街の一部を壊してしまう隕石が定期的に降ってくるのですが、実際に1km移動するとゲーム内で隕石を避けることができるんですね。ちょっとでも移動しようよ!というところが、ゲームの大元になっているわけです。
そして、人がちょっとでも移動したら、また自宅に戻ってくるということは少なくて、家から出た以上はどこかに行こうかということになりますよね。そこで、ユーザーの皆さんにより楽しんで頂くための提案の1つとして先ほどお話したコロカ事業があります。また、全国の1000ヶ所以上にバーチャルなお土産を隠してありまして、実際にその場所に行って位置登録をしなければゲーム内でそのお土産は購入できませんので、それをコンプリートしたり、47都道府県のお土産を制覇するなど、人それぞれの楽しみ方ができるようになっています。
また、自宅から目的地に向かう際、車で行くのか電車で行くのか、移動手段はたくさんあると思いますが、そこにも我々が楽しみを提供できる余地があると考えました。これが、交通事業者様や旅行代理店様との様々な企画の原点になっています。

今後の展開

株式会社コロプラ

人をお出かけさせるためにインターネットを活用していく

永田

先ほどお話いただいたスマートフォン向けゲームは、Google Play Storeで1位を獲得するなど、多くのユーザーの皆さんに支持されていますね。そもそも、スマートフォン向けゲームをリリースされたのは何故ですか。

長谷部

2011年9月に、スマートフォン向けカジュアルゲームを提供するゲームブランド「Kuma the Bear」を馬場が個人で立ちあげました。いずれはフィーチャーフォンを利用するユーザーがスマートフォンへ移っていくのではという懸念があり、何とかしなければという意味合いが強かったのですが、チャンスもあるのではと感じていました。

馬場

モバイルのビジネスはフィーチャーフォンを基軸に組み立てられていますから、1・2年前はスマートフォンにより業界はどうなっていくのかと言われていた中で、私はコンシューマーゲームもオンラインゲームも最終的にはスマートフォンに向かうと考えていました。
私たちは位置ゲーの会社である前にモバイルの会社でもあり、モバイルの世界では絶対に負けたくないという強い思いを持っていますが、コンシューマーゲームやオンラインゲームの業界で力を持ったプレイヤーがスマートフォンに集まるとして、このままで戦えるだろうかという不安がありました。
当時、クライアント型ゲームを1つも作ったことがなく、作れるかどうかも分からなかったのですが、様々なプレイヤーがスマートフォンの領域に入ってきたとき、そのようなゲームが作れないと勝負にならないのではと考え、まず個人で「Kuma the Bear」を立ち上げたという経緯があります。

永田

そのような経緯があったのですね。お話をお聞きして、馬場さん自らが率先して行動された結果が、今のチャンスにつながっているように感じました。

馬場

ありがとうございます。今後もスマートフォンが普及していくと思いますが、どのようなプレイヤーが入ってきても戦えるものを作り続けていきたいですし、トッププレイヤーでいたいと思っています。

長谷部

株式会社コロプラ
取締役CSO 長谷部 潤

ちなみに、「Kuma the Bear」は2011年9月の立ち上げから約7ヶ月で500万ダウンロードを達成することができました(筆者注:コロプラ調べ。Kuma the Bearブランド全タイトルのAndroid向け、iOS向けのアプリダウンロード数の累計)。また、クライアント型ゲームをいくつか作る中でスマートフォンに関する経験値が溜まったことから、スマートフォン向けWEB型ゲームをリリースし、おかげさまで、Google Play Storeの売り上げランキングで1位を獲得するなど、ユーザーの皆さんに高く評価いただいています。

永田

スマートフォンで位置ゲーをリリースする予定はありますか。

長谷部

既に、現在リリースしているスマートォン向けWEB型ゲームの中に、位置の要素は取り入れています。ただ、今の時期に様々な要素を入れると、ユーザーの皆さんを混乱させたり、難しく感じさせてしまうのではと感じるので、タイミングを見ながら、位置の要素を強めていきたいと考えています。
また、スマートフォンでも、位置登録だけではなくリアルとの連携をしたいという強い思いがあります。例えば、スマートフォンで野球ゲームをリリースしていますが、リアルとの連携がしやすいのではと考えています。

永田

おでかけ研究所というリサーチサービスもされていらっしゃるのですね。

長谷部

おでかけ研究所は、弊社が保持する莫大な位置情報データを、弊社のサービス向上だけにとどまらず、付加価値を与えたうえでレポートという形で外部へ発信するリサーチセンターです。
弊社の位置登録回数は、2012年5月時点で累計約14億回でして、世界最大の位置情報サービス企業であるfoursquare社の累計位置登録回数が全世界で約20億回ですから、弊社は日本国内では突出した位置情報を保有していることになりまして、これらのデータを社会の為に役立てられないか?と考えたことがサービス開始のきっかけになっています。(筆者注:位置情報データは統計処理をしているため、ユーザー個人を特定できるものではありません)

永田

どのようなレポートを発信されているのですか。

長谷部

レポートの内容は、千円高速の効果、遊園地などテーマパークへのお出かけ、東日本大震災から100日後の復興状況など多岐に渡ります。休日千円高速終了の影響が大きなエリアはどこか?/各テーマパークはどの地域からの来場数が多いのか?/震災後の観光地への人出は震災前と比較してどうか?/と言ったことが、位置情報データを分析することで見えてきました。分析を続けていくうちに、内閣府が発表しているDI(景気動向指数)とおでかけ関連指数の1つである移動距離との相関性が高いことも分かってきています。最近では、この位置情報データを企業様へのコンサルティングサービスに活用できないかと考えています。
例えば、防災は人がどのように移動するかを把握したうえで対策を立てていきますが、人の移動は案外分かりにくいため、そのようなところでも役立てることができるかもしれませんね。実際に問い合わせも多数頂いていまして、その中から社会貢献につながるビジネスができればと思います。これだけ多くの精緻な位置情報を保有していることが弊社の価値だと思いますので、それらを活かして、お金を稼ぐということではなくCSRという目線で何かをしていきたいです。

永田

位置情報が増えれば増えるほどビジネスチャンスが広がりそうですね。

長谷部

そうですね。位置情報を持っているけれど上手く活用できていないという事業者の方々もいらっしゃると思うのですが、位置情報は分散していても意味がなく、まとめればまとめるほどデータとして精緻になっていきますので、意義や価値をご理解・ご賛同頂ける企業様を募って、一緒に何かやっていければと考えています。
インターネットを利用してリアルに足を運ばせることができる企業は限られていると思いますので、それができる以上、社会貢献につながることをしたいですし、社員が「事業を通じて社会の役に立っている」と胸を張って言えるような会社にしていきたいです。

永田

今後の展開から話題がそれてしまうのですが、長谷部さんは以前アナリストをされていらっしゃったとお聞きしました。どうして、コロプラに入社されたのですか?

長谷部

私はこれまで証券会社やシンクタンクに勤務していまして、インターネットを黎明期から見ていて、インターネットが社会や人々を本当に幸福にしているのかという疑問を持っていました。インターネットがリアルと直接関わっていくことがあっても良いのではと考えていたところにコロプラという会社と出会ったんですね。
位置ってバーチャルとリアルの中間にあるものだと思うのです。インターネットで知り合った人は誰か分かりませんが、コロプラでは、同じエリアで位置登録した人はご近所さんになるわけで、位置というエッセンスが加わっただけで途端に近く感じることができますよね。

永田

そう思います。実際の知り合いでもないのに、親近感が沸いてきます。

長谷部

コロプラではゲームの中での移動が必須ですから、それがお出かけを促進し、経済を良くしているところが、インターネットに対する漠然とした疑問に対する1つの解ではないかと感じました。
馬場や千葉(筆者注:取締役副社長の千葉功太郎氏)の考え方が、私がこれまでに感じていたことと近かったことも大きかったですね。
私は、インターネットが持つポテンシャルが“トラフィックの大きさ”と“蓄積できること”であると考えていますが、その蓄積するデータを活用できる事業者に興味があり、位置情報はその中でも新しいと感じましたので、入社することを決めました。
先ほどインターネットに対する疑問というお話をしましたが、インターネットの価値も十分に理解していて、例えば、地方で良いものを作っているのに売る手法がないという悩みに対して、人々が日本国内のあらゆる良いものに接する場を与えていることは非常に大きな価値だと思います。ただ、人々がそちらの方向に過度に行ってしまっているような中、おでかけする楽しみをインターネットによって思い出してもらうことにも価値がありますよね。先ほどお話したおでかけ研究所を含め、社会的貢献や企業が事業を行う上での意義を忘れずに、日々成長していきたいと考えています。

求める人物像

株式会社コロプラ

成長意欲が高い人に是非来てほしい

永田

求める人物像についてお聞かせ頂けますでしょうか。

馬場

成長したいと強く思っている人、変化に対応できる人がいいです。
成長しようという意欲のある人は伸びます。最初は差がついていても1・2年頑張っていると追いついてきます。成長したい、勉強したい、自分を高めたいと思う人に是非来て欲しいですね。
2点目の変化に対応できる人がいいというのは、この業界は移り変わりが非常に早いからです。今持っているスキルを100%発揮して欲しいのですが、そこで止まってしまう人はそのとき良くても1年後に活躍できる保証はありません。

永田

御社も1年前と今を比べると、驚くほど状況が変わっていますよね。変化に対応できる人とは、詳しくお聞かせいただくとどのような人でしょうか。

馬場

私は、変化に強い人=素直な人だと考えています。具体的に言うと、「結果」「データ」「人」に対して素直であって欲しいです。ただ、ものづくりの会社ですので、「人」については難しいところがあるかもしれません。人に対して素直だと良いものができないこともあります。ですから、ビジネスマンとして「結果」と「データ」には素直であって欲しくて、できれば人に対しても素直でいて欲しいです。

永田

エンジニアの方についてはいかがでしょうか。

馬場

エンジニアに関しては、色々なタイプの方がいるので一概には言えませんが、今と違うことをする人がいいです。このコンテンツをこのまま運用するだけではなく新しい仕組みを追加してみようとか、新しいコンテンツを作ってみようという人が伸びますね。

永田

面接で注目してみているポイントはありますか。

馬場

面接では、職歴に対する能力という観点で見ています。例えば、高卒であっても、「これまでこういう仕事をしてきて今はこういうことができます」という内容から自分で勉強してきたんだなと思える人はいいですね。逆に、いい大学を出て一流の会社に勤めていても、何か違うな、成長が止まっているなと感じる人もいます。それを自覚していればまだ良いのですが、自覚していなかったり、自分はプロだと思っている人が最近多い気がしますね。人が成長しないと会社が成長しないため、色々と成長する仕組みを考えているのですが、向上心がベースになってくるので、何かを模索していたり渇望している人がいいです。

永田

御社の成長を促進する仕組みについてもお聞きしたいです。

馬場

例えば、社内全員でのアイデアコンテストがあります。まず100文字位で企画を作って、それが通ったらプロジェクトを作りメンバーを集めて企画書を作成し、認められれば表彰金が出ます。かなり盛り上がっていますね。
最近では、チーム制を一部導入しました。今までは開発部・デザイン部のように部が分かれていて、その中からメンバーを選出してチームを構成していたのですが、チームそのものを組織化するという試みを始めています。最近、社内で「協力と競争」という言葉をよく使うのですが、良いものは協力と競争があって生まれると考えていて、それを会社の組織に落とせないかと思っています。チームそのものを組織化することで、チームでよりまとまることができますし、複数のチームでコンテンツを作ることでお互いに刺激しあえるのではと感じていて、今後、チーム制を加速させていきたいです。

永田

御社にいると、他社の何倍も早く成長できる気がします。

馬場

私は、人は80%の力でできることをしていても成長しないと考えています。100%の力でもできないようなことを乗り越えた人だけが成長すると思いますし、1回でも乗り越えた人は強いです。次も同じように乗り越えられるって考えられますから。それと、チャレンジするときには失敗がつきものですが、私は、やる気さえあればチャンスはいくらでも与えたいと考えています。人は皆できると考えていますし、まだ成長の仕方を知らないだけという人もいると思うので、成長の機会を与えられる、社員が成長できる会社にしたいです。

永田

御社でキャリアを積むことの魅力について教えて下さい。

馬場

ある職種を極めてみたいですとか、コンテンツを自ら作り出す立場になりたいですとか、人によって描くキャリアは異なると思いますが、その多様さを受け止められる企業でありたいと考えています。
例えば、私はコンテンツを作るということにおいて、職種は関係ないと考えています。プロデューサーがプロジェクトをマネージし、偉くなるためにプロデューサーを経験していくという会社もあると思いますが、プログラマが偉くなってもデザイナーが偉くなっても良いですよね。職種に関係なくそういう立場になれる組織体は素晴らしいと思いますし、誰もがチャレンジできる企業を作っていきます。
ただ、偉くなりたいなら結果を出さなければなりませんし、結果を出すことで周りの人を納得させることができます。コロプラはチャンスを与えます。ですが、結果を保証することはできませんから、是非頑張って頂きたいです。

永田

馬場さんは、今後コロプラをどのようにしていきたいですか。

馬場

面白いコンテンツをたくさん出したいですね。そのために、たくさんの方に入社いただきたいと考えると同時に、良質なコンテンツを作りだせる環境にもこだわりたいです。500人と言わず、1000人・2000人と会社が大きくなっても、良質なコンテンツを作れるフレームワークを構築したいです。
私は、面白くないコンテンツは出さないというこだわりを持っています。コンテンツは面白くないと意味がありませんよね。万人が面白いと言って下さればベストなのですが、ファンは少なくてもコアなユーザー様がいて下さればそれはそれで良いと考えています。少なくとも、ある一定の評価を得られると思えるコンテンツでなければ、リリースはしません。
これは、当たり前のようで、それができている企業は少ないと思います。例えば、せっかくここまで作ったんだからリリースしよう、というようなことが頻繁に起きているのですね。コロプラでは、いくら手間や費用がかかっても、最後に面白くなければリリースしません。

永田

面白いコンテンツを作るために心がけていることはありますか。

馬場

色々な視点を投げかけるようにしていますね。良質なコンテンツを作ろうとは誰もが思っているはずですが、お金を儲けようという人もいれば、ゲームとしての面白さを追求する人や、新しいゲームを作りたいという人もいます。ですから、その人が持っていない視点を投げかけて、バランスを取れるようにしています。

永田

お忙しいところ、インタビューのお時間をいただき、ありがとうございました。最後に、候補者の方へメッセージをお願いします。

馬場

コロプラへは、今この瞬間に来てもらうのが良いと思います。ちょうどいい大きさですし、まだまだ伸びしろがあります。大きな企業を追う楽しみもありますし、自らが会社を大きくする実感が得られます。
また、本気でスマートフォンに取り組みたいのでしたら、コロプラへ来るべきです。スマートフォンに取り組む会社は他にもあると思いますが、絶対携われるとは限りません。コロプラであれば、ほぼ間違いなくスマートフォンに携わることができます。
我こそはと思う人は是非コロプラへ来てください。

長谷部

私は、ゲームのみならず、サービスとして位置を活用できるようなアイディアをお持ちの方や、社会貢献をしたいという方は是非コロプラへ来ていただきたいです。社内は非常にオープンで、手を挙げれば全員が聞く耳を持っていますので、会社である以上利益を出すことは必要ですが、新たなサービスを立ちあげることも可能です。
会社と言うのは、社歴が浅いうちは収益を積み重ね、ビジネスの方向性が見えてきたときに収益以外の部分にも目を向けていけると思いますが、コロプラはちょうどそういうステージに来たのではと考えていますので、その意味でも良いのではと感じています。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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