CXO転職市場レポート
年収1,500万円以上の求人・転職決定実績から
読み解くCXO転職のリアル
弊社が保有する年収1,500万円以上の事業会社のCXO求人数は、過去5年で約2.3倍に増加。また、弊社がご支援した決定者1人あたりのCXO求人紹介数は平均9件、CXOを含む経営幹部求人全体では平均22件にのぼります。
本レポートでは、そうした「求人」「決定」双方の実データをもとに、職種・業種・年収レンジ別の観点からCXO転職市場について詳しく解説します。
年収1500万円以上のCXO求人は、
5年間で2.3倍に増加
年収1500万円以上のCXO求人数は、5年間で169件→382件に増加。求人数増加の勢いは加速しており、特に2023年度から2024年度にかけて78件増の382件(前年比125.6%)と大幅に増加しています。
こうした求人数増加の動きがある一方で、CXOポジションに求められる期待値も高まりつつあります。ベストなタイミングで希望の条件にマッチしたオファーを手に入れるために、ご自身の強みや志向に基づいた今後のキャリアの可能性を探り、希少な非公開求人情報をタイムリーにキャッチできる環境を作ることが、転職に向けた戦略的な動きや準備が成功の鍵となります。
直近5年における年収1500万円以上の
CXO求人数の推移
※2020年度〜2024年度の実績を基に算出
直近5年における年収1500万円以上の
ポジション別求人数の推移
※2020年度〜2024年度の実績を基に算出
「CEO/COO」「CFO」が
求人の約4割を占める中核ポジション
直近1年分のCXO求人を分析すると、「CFO」ポジションが最多の110件(全体の21.7%)。大手企業からベンチャー、PEファンド投資先まで、経営とファイナンスの両輪を担える人材のニーズが多く存在しています。「CEO/COO」ポジションが99件で続き、経営トップ層の求人が約2割を占めています。その他の傾向として、CMO(11.3%)・CPO(10.7%)・CHRO(9.7%)といった、成長ドライバーを担うCXO職の求人も増加しています。
ご自身のキャリア領域においてどれほどの求人があるのか、今後どのポストが伸びるのかを把握するためにも、職種別動向の理解は極めて重要です。
CXOポジションにおける職種別求人数及び構成比
※2024年度の実績を基に算出
3,000万円超の求人が17.5%。
年収帯別に見るCXO求人の実態
スタートアップの成長、上場企業の経営刷新、PE投資先の再建…。近年、経営の中核を担うCXO人材のニーズは急拡大しています。
そこでCXO求人のボリュームゾーンでもある年収1500万以上の求人に絞り、年収レンジ別の構成比、非公開求人の実態など、リアルなCXOの転職市場を2024〜2025年における実績データをもとにご紹介します。
年収1,500万円以上のCXO求人数及び構成比
※2024年度の実績を基に算出
年収1500万以上の職種別CXO求人構成比
※2024年度の実績を基に算出
意思決定に必要なのは、
“選択肢の数”と“質の高い情報"
経営のかじ取りと同じく、ネクストキャリアの選択においても「見えている情報」だけで判断するのは危ういものです。弊社が扱う年収1500万円以上のCXOポジションの 約80%が完全非公開。さらに、弊社経由で年収1,500万円超のCXOポジションへ転職を決定された方には、平均9件のCXO求人をご紹介しています。CXO以外の経営幹部求人まで含めると、1人あたり平均22件をご紹介した実績があります(2023年度〜2024年度の決定実績に基づく)。
“選べる選択肢の幅”と“確かな情報源” を同時に手にしたとき、CXOとしてのネクストキャリアの意思決定を次のレベルに進めることができます。
キャリアや転職に関する
こんなお考えやお悩みはありませんか?
- 立場の重さも時間の価値も、分かってくれる相手と話したい。
- 今あるネットワークの“外側”に、次の機会がある気がしている。
- 自分のキャリアの価値を言語化しきれていない。
CXOのキャリア構築と転職を支援します。
CXOの決定年収の分布から読み解く、
「期待」と「市場感」のリアル
経営の現場において、「報酬」とは単なる金額ではなく、CXOに託された「役割」と「成果への期待」のあらわれです。
私たちが転職をご支援した年収1,500万円以上のCXO決定者データからは、市場がいま、どの層にどの水準の期待を寄せているか、その構造が見えてきます。
このレポートでは、2023年度〜2024年度の弊社実績に基づき、年収1,500万円以上で転職が決定したCXOポジションの年収レンジ別構成比ををもとに、CXOの報酬水準と期待値の関係性を読み解いていきます。
CXOポジションにおける
決定年収1,500万円以上の決定者構成比
※2023年度〜2024年度の実績を基に算出
この構成比データが示しているのは、単なる年収帯の傾向ではありません。報酬の水準は、企業のステージや経営課題の反映であり、いまの市場が、CXO人材にどのレベルの責任と成果を求めているかが表れています。構成比が最も高い1,500〜1,999万円帯には、戦略と現場の両方に関与する成長フェーズの担い手が多く見られます。
一方で、2,500万円超や3,000万円以上の報酬が提示されているポストは、非常に高度な局面での経営ミッションが見られ、 報酬と引き換えに、明確な覚悟と実績が前提とされるゾーンです。
報酬水準ごとに企業がCXOにどのような責任や成果を期待しているか、そしてどのゾーンに最も多くの経営課題が集中しているかを物語っています。
CXOポジションにおける職種別の決定者構成比
※2023年度〜2024年度の実績を基に算出
2023年度〜2024年年度のCXOポジションにおける決定職種別構成比が最も高かったのは「CEO/COO(27.5%)」で、次いで「CFO(20.3%)」「CHRO(11.6%)」「CPO(11.6%)」と続きます。これらは組織全体の統合や実行を担うポジションであり、企業がいま重視している経営課題が見えてきます。
企業が「今、どの課題に最も経営的リソースを割いているか」の分布図ともいえます。このような視点から読み解くことで、報酬やポジションだけでなく、その裏側にある企業の経営判断を理解することができます。
年収2,000万円以上の決定者の
4割は上場ベンチャーへ。
今、CXOに選ばれているステージとは?
年収2,000万円以上で転職が決定したCXO人材が、どのような業態の企業を選択しているのか。本データは、2023年度〜2024年度の決定実績に基づき、企業タイプ別決定実績の構成比を示したものです。最も比率が高かったのは「上場ベンチャー(40.9%)」で、次いで「スタートアップ(31.8%)」が続く結果となりました。
上場済みでさらなる飛躍を目指すベンチャーや、スケールアップ直前のスタートアップでは、「CxOの存在そのものが、企業の成長戦略の一部」であるという共通点が見られます。一方で、PEファンド投資先や大手企業では、既存構造の再設計を託されるケースが多く、責任の大きさと成果期待に応じて報酬水準が設計されている様子が浮かび上がります。
CXOがネクストキャリアとしてどのようなステージを求めているのか?企業タイプ別決定構成比データは、今後のキャリアを考えるうえでも有力なヒントになります。
決定年収2,000万円以上のCXOポジションにおける
企業タイプ別決定者構成比
※2023年度〜2024年度の実績を基に算出
弊社は決定年収2,000万以上のテック企業のCXO転職支援実績が豊富です。そして、ご紹介企業の75.4%は経営層とダイレクトに繋がっております。そのため、コンフィデンシャルで採用オーダーをいただいたり、候補者の方に合わせたポジションメイクをご提案することができます。
いますぐの転職だけでなく、将来のキャリアについても、ぜひお気軽にご相談ください。
CXO転職市場の変化を踏まえた、
これからのキャリア戦略
過去数年間の定量分析を通じて、CXOクラスの求人が明確な増加傾向にあることがデータで裏付けられました。特に、スタートアップのCXO、メガベンチャーや上場企業のロールアップ戦略に伴うグループ会社のCXO、そして、近年益々存在感を増すPEファンド投資先CXOの求人が増加傾向にあります。
なかでもCEOの募集は依然として限定的であり、レポート上ではCOOと一括りになっていますが、今後この領域にも変化の兆しが見られる可能性があります。一方で、CFOの求人はCXOの中でも最も求人ニーズが高く、弊社が日々感じているCXO転職市場の感覚とも一致しています。
ただし、CFOとして確かな実績を備えた人材は依然として少なく、これは日本における構造的な課題とも言われています。今後も継続的に注視すべき市場の動向であり、だからこそ、CFOを目指す方には大いにチャンスがあると言えるでしょう。
弊社では今後益々CXOレイヤーの求人が増えると見込んでおります。この領域でキャリア相談をご希望の方は、是非お気軽にご相談いただければと思います。
キャリアや転職に関する
こんなお考えやお悩みはありませんか?
- 立場の重さも時間の価値も、分かってくれる相手と話したい。
- 今あるネットワークの“外側”に、次の機会がある気がしている。
- 自分のキャリアの価値を言語化しきれていない。