自分の枠の中でがんばるという頑張り方
日々面談で優秀な方々とお会いしてこれまでのご経歴や仕事内容などをお伺いしているとさまざまな気づきを頂けます。最近気づいたことが今回のタイトルにつながる「皆さん頑張っている。でも頑張りが成果に結びついている場合とそうじゃない場合がある」ということです。努力は必ず報われるものではありませんが、そんな一般論ではかたづけられない深い意味があるのです。
「がんばれ!」と言われればまずは自分なりに考えたり行動量を増やしたりします。またさまざまな打ち手を講じます。たとえば1 日100 件実施していたアポ取りを200 件に増やすとかですね。スタッフ職だと処理量を増やすだけではなくスピードをUP させるというのも考えられます。いわば自分の世界の「枠の中」で「がんばる」という頑張り方です。この頑張り方はインプットとアウトプットの確率がいいときは有効ですが、確率が一定レベル以下になるとなかなか頑張りが続かなくなります。最近の営業テレアポなどがいい例ではないでしょうか。
キャリアで成功している人の頑張り方
頑張るところをまちがっていませんか?
今回の教訓&アドバイス
放っておくと枠内で頑張ってしまうことを自覚する
大事な一手は枠外にあることが多い
枠外の一手は怖いもの、億劫なものです

丸山 貴宏
同じカテゴリーのバックナンバー
-
キャリア相談でお会いする方々は、「今すぐには転職を考えていないが漠然とした将来の不安を解消しておきたい」、「数年後に備え何をしておくべきかアドバイスが欲しい」といった中長期的な方や、転職....
-
自分の枠の中でがんばるという頑張り方 日々面談で優秀な方々とお会いしてこれまでのご経歴や仕事内容などをお伺いしているとさまざまな気づきを頂けます。最近気づいたことが今回のタイト....
-
最近、転職の意思決定場面に立ち会う中で、実感していることがあります。それは、第三者から見るとその人「らしくない」選択をあえてする方が意外と多い、ということです。 この「らしくない」とはど....
-
判断するのではなく決断する 大きいものから小さいことまで、人生は選択・決断の連続ですね。色々なテーマで選択・決断する場面が出てきます。もちろん、就職・転職・起業などキャリアに関しても....
-
何故今、この会社に転職するのか?が見えないと決められない 我々のもとにご相談にいらっしゃる方々にはご家庭を持つ方も多く、最終的な意思決定の際にご家族の反対に遭い、悩まれるケースもあり....