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Bing/No.10(07年2月28日号)

ヘッドハンターに相談する、ひとクラス上の転職。まずはお気軽にご相談を。

Bing/No.10(07年2月28日号)【記事抜粋】

Bing/No.10(07年2月28日号)
失敗例に学ぶベストタイミングの計り方
     会社の辞め時 まだ早い?もう遅い

「あこがれの会社に転職したものの、前職よりやりがいが感じられない」「転職のチャンスはあったのに、思いとどまって時機を逸したと後悔している」。そんな思いにとらわれたことのある人は、案外多いのではないだろうか?今回は「転職して失敗」「転職を思いとどまって後悔」の2つのパターンをもとに、「会社の辞め時」という観点から、転職のベストタイミングを探ってみた。

流通・サービス業界の転職ベストタイミングを見極めるには
   クライス&カンパニー 岡田麗氏
■業界動向は?
多店舗展開から「質」「客単価」重視へ

人材サービス、広告、教育などB2Bサービスでは好調が続いています。好景気がようやく消費に結び付くことで、小売り、飲食などB2Cの流通・サービス企業も元気になってきました。こうした業界では戦略に変化の兆しも。これまでの多店舗展開による売り上げ拡大路線から、よりシステムや事業再編、高度なサービス、質の高い商品を提供することで客単価や利益率の向上を目指す企業が増えてきました。ECへの投資も活発化しています。


■採用ニーズは?
未経験でも入りやすい業界。「攻め」の人材が求められる

全体として、業界・職種未経験者でも入りやすい傾向があり、発想力や行動力のある人にはチャンスがあふれています。多店舗展開が減って、店舗開発、土地仕入れといった職種のニーズは減りましたが、全体的には採用増の傾向です。小売り・流通ではセールス、マーチャンダイザー、物流、ECプランナーなど。特にセールスでは、店舗の集客力を上げ、顧客ニーズの多様化に対応するために、品ぞろえを考えたり他業種との提携を企画できる人材が求められます。同様に、人材・広告業界でも、営業や新ビジネスの企画など、「攻め」を演出できる人材が注目されています。ECショップの展開に伴い、ウェブプランナーや物流系の人材ニーズも急増しています。


■「転職して失敗」「転職を思いとどまって後悔」の典型パターンは?
転職して失敗
「土・日が休み」で転職したもののやりがいが感じられない

百貨店のマネージャー。結婚して子供が生まれたのを機に、土・日に休める会社への転職を決意。人材も売り手市場で、タイミングも抜群。システム開発会社の営業に採用された。ところが入社から1年たって、どうも仕事にやりがいが感じられない。あらためて顧客からの直接の「ありがとう」という言葉がどれだけうれしかったかに気付いた。再度、飲食業界への転職を考えている。

岡田氏のアドバイス
対象顧客や営業スタイルに共通点があるかが重要

顧客志向の高さに特徴がある業界です。異業界への転職を希望する人も多いのですが、転職して初めて、直接顧客から喜ばれることが重要と気付く人が多いため、このような無理が生じるケースも少なくありません。対象顧客や営業スタイルに共通点があるかが成功のポイントです


転職を思いとどまって後悔
転職の波に乗れず泥舟が沈むのをただ待つばかり

小売りチェーンで用地仕入れを担当。3年前、同僚が元上司に誘われ別の小売りチェーンに転職。私も誘われたが、当時は小規模で給与も低かったので断った。その後、その会社は急成長し、彼はエリアマネージャーとして大活躍。私は店舗開発の仕事が減り、縮小した部署で成長実感もなく仕事を続けている。元同僚から誘われているが、彼の下で働くのはしゃくに障る。一緒に転職していればと後悔。

岡田氏のアドバイス
成長している会社でさらに上のポストを目指す

キャリアアップのコツは、成長中の会社にタイミングよく入ること。上のポストになるほど商品や事業を理解できる人に任せたいため、管理職の少ない早い段階で転職することが重要。成長が鈍化したポストのない会社に居続けると、キャリアの幅を狭めることにもなりかねません。


■結論!転職のベストタイミングはこうして見極める
転換期の今こそ、未経験者にチャンスがある

ひと口にITベンチャーといっても、楽天やサイバーエージェントのようにすでに「成熟した」ベンチャー企業と新興ベンチャーとでは、組織体制がガラリと変わる。

新たな商品、サービス、業態が生まれる転換期には、これまでの常識が通用しません。業界、・職種経験が違っていても、成果を出したという実績と自身があれば、挑戦するチャンスにあふれ、転職には面白い時期でしょう。しかも、これまで優秀な人材が集まりにくかった業界。他社との差別化を目指して人材の獲得競争が激化しているため、入り込む余地も大きいのです。