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DODA/No.24(06年6月21日号)

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DODA/No.24(06年6月21日号)【記事抜粋】

DODA/No.24(06年6月21日号)
人気企業の採点シートはこうなっていた
     人事は必ずココを見る!「採点ポイント」誌上公開

「今、自分はどう見られて、どんな評価をされているんだろう」。面接でのこんな気持ち、きっと誰でも経験したことがあるはず。では何がわかれば心強いだろう?それはやはり面接での採用ポイントだ。「積極性」「使命感」「問題発見力」など、人気企業が最重要視する項目は?そしてアドバイザーの見解から、面接必勝法が見えてくる!

丸山さんが教える、企業の採用ポイント

採点ポイントはどんな企業にも必ずあるもの。もちろん、用意したポイントだけで一人の人間を判断できるわけではないですから、大きなジャッジの目安として使用しているのでしょう。採用シート、いわゆる評定表のようにわかりやすいものを使う場合も多いですが、社内資料ですからね、私自身、実物を見たことはほとんどありません。

基本的な仕組みとしては、縦軸に職務と人物を、機軸にその強み、弱みを見る項目があると考えられるでしょう。求めている人物像、募集職種、またそのときの企業ポジションなどを照らし合わせて、入社したとしたら何ができるか、将来どうなるかを確認することが目的です。

ただし、勘違いしてはいけないのは、採用ポイントは面接だけで見られているものではないということ。例えば、面接の時間を決めるまでのメールのやりとりや電話での会話でも、採点はされています。書類審査で通っても、実際に会うまでの間に不採用になってしまう場合だってあるんです。スケジュールがきめられずにもたついている、返事が遅い、メールの内容がなっていないなど。応募の最初の段階から、企業の採点は始まっているのだと心してください。


これだけは押さえろ!
   全社共通10大採点ポイント

採点ポイントはそれぞれの企業が独自に掲げているものだけじゃない。業種・職種を問わず、必ずチェックされている項目は欠かさず心に留めておきたいもの。10大採点ポイントを、丸山さんに聞いた。面接前に自己チェックしてみよう。

ここを見ない人事は絶対にいない!

私自身、コンサルティングやヘッドハンティングをする上で、ハズせない採点ポイントが、10項目あります。

こうした採点ポイントは、いかなる企業、業種、職種であっても、ビジネスに関わる人間なら欠かせないベーシックスキルを知るためのもの。つまり面接に臨むなら、必ず意識しておく必要のある10項目なのです。先に紹介すると、それは(1)コミュニケーション力、(2)積極性、(3)知性、(4)柔軟性、(5)チャレンジ精神、(6)企画創造力、(7)誠実さ、(8)責任感、(9)行動力、(10)経験則です。もちろん、募集職種によって強弱が出ることもあれば、項目として挙げていない企業もあるかもしれません。が、全くのノーチェックということはないでしょう。

ただし、こうしたポイントを評価するために、人事が応募者に投げかける質問は、共通しているわけではありません。いずれも、面接および面接中のやりとりから判断していくものです。10大採点ポイントがわかったからといって「責任感があります」「コミュニケーション力がウリです」などと説得力のないアピールをしても逆効果。それではどうしたら高く評価してもらえるのか、私の経験に基づき、高得点の獲得方法についての講義を始めましょう。


必須ポイント その傾向と対策
◆コミュニケーション力
最もベーシックな大前提ともいえるスキル

【これで高得点を目指せ】
言うまでもなく、かなり重く評価される能力。「表現力」「伝達力」「理解力」「対人印象」などに細分化され、業種、職種問わずに求められるものです。大きく捉えられてしまい、苦手という方もいるかもしれませんが、これから紹介する採点ポイントを日頃から意識し、高めておくことの積み重ねが、コミュニケーション力そのものの向上につながります。


◆積極性
会社、仕事、人生に対して取り組む姿勢が問われる

【これで高得点を目指せ】
応募している会社については詳細な企業研究を。進んで質問するなど、勉強してきていることが人事に伝われば、その熱意と積極的な心構えが評価されます。志望動機からも判断されることが多く、例えば、会社が向かおうとしている方向と、応募者が目指す方向とが一致していれば、高評価となるでしょう。また、応募企業だけでなく、自分の人生に向き合う姿勢も積極的であるようにしてください。


◆知性
共に働き仕事を任せる以上、やはり評価に影響大

【これで高得点を目指せ】
一朝一夕で備わるものではありません。一方で、知識をひけらかすだけでも、マイナス。会話にずれない軸があり、論理的に話せていれば、評価されます。ヒントになるのは、メジャーリーガー松井秀喜の会話。彼は感情で話すことがなく、監督やチームメイト、インタビューの気持ちを汲み、言葉を選んでいます。彼のあの姿勢には知性を感じますよ。


◆柔軟性
チャンスを力に変える強さ。それを持っているかどうか。

【これで高得点を目指せ】
仮にマーケティング志望で応募したら、面接の際「スキル不足なので営業から始めてみなさい」と言われたとします。そのときに絶対イヤと答えるのではなく、「自分のキャリアのために必要ならやってみよう」と思える姿勢、これが評価される柔軟性です。プランド・ハップンスタンスという言葉を知っていますか?「計画された偶然」と訳されますが、これは「出合った偶然をいかにチャンスに変えられるか」ということ。要は、周りで起こることは全てチャンスだという姿勢で仕事に臨む、これが大切なのです。面接でのやりとりからも判断できますが、今までそうした姿勢で仕事をしてきたかという職務経歴からも見られていますよ。


◆チャレンジ精神
成長の期待をできる人材か?この項目で判断される

【これで高得点を目指せ】
チャレンジ精神は、好奇心の強さと比例しています。誤解されがちなのですが、私利私欲のために上を目指そう、では評価につながるチャレンジ精神ではないのです。時代が移り市場も刻々と変化する。その流れ、身の周りの変化に敏感でいて、自分に何ができるかまでを考えられる、そういう好奇心が、高く採点されます。面接の中でも好奇心を全開にして、面接官が発した言葉に食いつき、質問して掘り下げていく、そういう姿勢が求められるのです。


◆企画創造力
実現までのプロセスを人事は知りたがっている

【これで高得点を目指せ】
企画力をアピールしたいからといって、面接だというのに企画書を持ってくる人がいますが、これはNG。むしろ面接官をへきえきさせてしまう可能性すらあります。企画創造力をアピールしたいならその根拠が不可欠。今までの仕事でどのような企画を立てたか。その動機は?どんな苦労があり、どう乗り越えたか。結果どうだったか、具体的に提示できるようにしましょう。そんな成功体験が乏しい場合は、学生時代に企画し成功させたエピソードを話しても大丈夫。


◆誠実さ
最も評価を得るといっても過言ではない人間力

【これで高得点を目指せ】
面接中にやりとりをしていれば自然と感じられるものです。人事の質問に対して一生懸命考えていたり、些細な気配りに気づき、お礼が言えるなど。また、職務経歴の中から会社や顧客への対応、仕事や人生に対する熱意からもにじみ出ます。言葉にすると簡単ですが、誠実さをかもし出すのは重要でありながら、難しいのです。


◆責任感
信用し任せることができるか。仲間となるならこれは必須

【これで高得点を目指せ】
信頼するに足る人物であるかどうかは、責任感の強さから見られます。「仕事は最後までやり遂げます」と単純に言い放つだけでは伝わりません。過去の仕事内容から、問題が起こったときにどう対処したかなど責任感あふれる姿が伝わるエピソードを必ず用意しましょう。ただ、責任感が強すぎても、ストレス耐性が低そうだと思われます。バランスが必要ですね。


◆行動力
成果をあげる人材としての期待につながる能力

【これで高得点を目指せ】
例えば転職活動のスケジューリングのうまさから感じたこともありますね。アクティブなだけでなく、計画を立てる力も備えていれば、それは成果につながりますからね。面接の中でも判断はつきますが、職務経歴書の中に根拠を用意することも大切。短い期間でどれだけの仕事をこなしたか、在職中にどれだけの顧客を抱えていたか、それは会社もしくは業界の平均と比べてどうなのかといったところまで、アピール材料を用意できればベストですね。


経験則
転職者だからこそ、即戦力性が評価される

【これで高得点を目指せ】
これは職務内容、つまりどんな仕事を経験してきたか、キャリア採用の場合は即戦力であることが期待されていますからね。どんな仕事を経験し、入社後どう活かし成果を挙げられるのか。そこに重点が置かれます。


【まとめ】

採点ポイントを言葉として応募前に知っておくことは確かに必要です。ただし、面接は取り繕いで切り抜けられる場ではない。面接官のレベルも上がっていますからね。どう答えればいいかではなく、採点ポイントは日々意識しておくべき課題として、捉えてください。