エンジニアType vol..3(05年3月1日)
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エンジニアType vol..3(05年3月1日)【記事抜粋】

職種・分野別に徹底分析 最強SEの絶対条件はコレだ!!
日々刻々と変化し続けるSEの世界で、市場価値の高いSEを”最強SE”と定義し、その絶対条件とそこに至るプロセスを探るというのが本特集の趣旨である。最強SEを目指す道のりは遠い。しかし、手の届かない距離ではないはず。「SEとしていま何をすべきか」とのヒントを見つけて欲しい。
20代の修行は30代で実を結ぶ 最強SEに用意される30代での選択肢
どの企業も欲しがるのが「実力ある30代のSE」だ。そのために20代のうちに身に付けるべきキャリアと実績とは?SEの転職サポートで豊富な実績を誇る専門家に聞いた。
専門分野の知識とビジネス提案力がキャリアアップのカギ
今後、有能なSEとしてキャリアアップを図るなら、まず業界の枠を超えた”ボーダレス化”が今後ますます進むことを認識すべきだとクライス&カンパニーの半藤剛氏は語る。かつては大手メーカーやコンサルティングファーム、ベンダー、SIerといった業種ごとに提供するシステムの規模やソリューションの違いが明確で、互いに済み分ける傾向が見られた。それが今、通用しなくなっていると言うのだ。
「ここ数年であらゆる業界でERPやCRM、SCMといった基幹系システムの導入が進んだ結果、顧客はより効果的、効率的な”ワンランク上”のサービスを求めています。要望どおりに業務をこなすだけでなく、経営・業務改善に繋がる企画や提案などの『プラスα』を求めています。そのため、最前線での活躍が期待される30代SEにはハードルの高いビジネススキルが求められています」
具体的には、顧客企業が属する業界に対する深い知識と経験、そして新たなビジネス創出に結びつくような提案力が必要だと半藤氏は言う。その上で半藤氏は、 30代SEとしてさらなるキャリアアップを目指すなら、少なくとも30代前半までにプロジェクト全体を統括した経験と、顧客企業の経営レベルにまで踏み込めるコンサルティング的な視点を持ちたい、と語る。
「規模はもちろんですが、それよりも人員配置から必要なソリューションの手配、予算管理やスケジュールの管理まで、いわゆる「ヒト・モノ・カネ」すべての手配を手がけたかどうか。そして、どれだけ顧客の立場になって具体的な成果を挙げたかまでが問われます。」
しかし、業界全体のボーダーレス化は、視点を変えれば、どの業種でもより上流のコンサルタント業務を手がけられるチャンスが広がったことも意味すると半藤氏。いま30歳前後のSEにとっては、飛躍を目指す絶好の機会でもあるのだ。「当然身に付けておくべき技術的な知識や業務のスキルは別にして、やはりしっかりした目標と上昇志向を持った人が有望です。目標を持っている人はチャンスを得るための動きが速いし、私達コンサルタントとの面談でも、話が具体的で経験に裏打ちされた自信を感じ取ることができます」
半藤氏が手がけたケースでも、顧客に接する機会のなかったSEが自分からチャンスを見つけて顧客と直接コミュニケーションをとる努力を重ねた結果、信頼されて直接指名で仕事を任せられるようになった人もいるという。会社任せの「受け身」の姿勢では理想的なキャリアアップは厳しい。「30代でどんなキャリアを築くのか」20代のうちから考えて目標を設定し、実際に行動していく必要があると言えそうだ。


