面接官の本音
普段知ることができない実際に行われている面接風景やジャッジポイントなどを現役の面接官にインタビューします。
![]() 矢野 陽一朗 氏 |
Vol.38 スカイライトコンサルティング経営情報の活用、業務改革の推進、IT活用、新規事業の立上げなどを支援。経営情報の可視化とプロジェクト推進力を強みとしており、顧客との信頼関係のもと、機動的かつ細やかな支援を提供することで知られています。顧客企業は一部上場企業からベンチャー企業まで多岐に渡り、製造、流通・小売、情報通信、金融・保険、官公庁などの幅広い分野で多数のプロジェクトを成功に導いています。
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面接で重視されるポイントをおしえていただけますか?
地頭が良い、賢い、理解力がある、学習スピードが速い、論理的思考力があるなどのコンサルタントとして持つべき基本的な資質の他、弊社ではコミュニケーション能力を特に重視しております。お客様やチームメンバーに対して、自分の考えをしっかり筋道立てて伝えることができるか。ここはしっかりと持っていてもらいたいですね。我々は大半が3~4名という少数でプロジェクトを構成しますので、いろいろな局面でお客様と直接コミュニケーションをとる機会が多くあります。そのため、お客様が抱えている漠然とした問題を論理的に整理し、適切な方法でお客様と認識を共有していくことがとても重要です。
さらに、我々の創業以来の経営理念からくるのですが、お客様のために本当に必要なコンサルティングサービスは何かということを良く考え、最後まで責任持って実現するために献身的に働いていくという姿勢を持った方と一緒に仕事をしたいと思います。ここはすごく大事なポイントですね。どんなに優秀な方でも、この理念に共感してもらえないと弊社では難しいと思います。
必ずお聞きする質問はどんな質問ですか?
入社後にどういうことをやりたいか、どうなりたいかといった今後の思いは必ず聞きますね。お客様企業・コンサルティング領域などの具体的なイメージや、これまでの延長線上に描いているキャリアプランなど。何となく次のステップとしてコンサルタントになりたい、上流のフェーズに行きたいというだけでなく、もう一歩踏み込んだ考えや思いを持っているかは必ず確認します。
我々からこの領域を、この企業を攻めなさいといった指示はあまりしません。活躍の場は与えるので、自由に生かしてくださいという会社です。事実、やりたいことをどんどん実現しているマネージャーも多くいます。こういう人には、自己実現していく上でも非常に良い環境だと思います。どんなものでも良いので、明確な目標を持ち、弊社の環境を生かして自分を伸ばすという意気込みを持っていただきたい。目標を実現する為にどうすればよいのか。そういう思いを持って仕事に取り組めば、若い時の苦労も無駄にはならず、必ず良い経験になっているはずです。自分の中で目標が無く、漫然と仕事をしているのでは面白くないし、本当にもったいないと思います。
今までの面接で印象に残ったものがあればおしえてください。
面接でよく、世間一般や身の回りの出来事に腹が立ったことや不条理を感じることがあるかを聞きます。その問題の背景にはどういうことがあり、何が根っこの問題でどうしたら改善されるかなどを聞くのですが、最近は世の中に対してなかなか怒りや憤りを感じている方が少なくなったなと思います。とても残念なことですね。世の中にはまだまだ不便なことや非効率なこと、制度上の不備などいろいろあると思うのですが、あまり疑問を感じていない。こういうものだという、ある種あきらめも含めて当たり前に受け入れている方が多いのかなと。
コンサルタントがお客様に変革や改善の提案をする原動力は不条理に対する憤りであったり、これは何とかしなくてはならないといった正義感ではないでしょうか。弊社にはこのような問題意識を持ったメンバーが多くいます。最近の例だと、児童虐待問題に憤りを感じたコンサルタントが産学連携で新しいコンサルティングサービスを実際に立ち上げようとしています。このような強い思いを持った方には、是非とも弊社の門を叩いて頂きたいと思います。
御社が求める人物像を教えてください。
他のコンサルティングファームと共通する部分も多いと思いますが、特に弊社が求める方は精神的な強さと賢さを持ち合わせた方ですね。タフ&スマートとでも言いましょうか。もちろんコンサルタントという仕事は賢くないとダメ。クオリティを追求してお客様から頼りにされ、信頼されないといけません。さらに、私達はサービス業ですのでお客様から愛されなくてはなりません。そのためにも、自分の力でお客様のために何とかする、とことんやりぬくという精神的な強さが必要。ここが出発点なのです。お客様が置かれている立場を何とかしたい、この課題を何とか解決したいという思いから、お客様のために一生懸命自分を犠牲にして頑張ることができるかどうか。これはすごく大変なことだと思いますが、謙虚な姿勢で自らとことんやることがお客様からの感謝につながります。感謝の言葉をかけられる喜びを大事だと思えるかどうか。ここはとても重要です。コンサルティングの仕事は色々な意味でかなりストレスのかかる仕事ですので、タフでなくてはなりません。精神的な強さと賢さ。この両者を兼ね備えた方を求めております。
転職者へのアドバイスをお願いします。
コンサルタントとしてキャリアを積んでいく上で、転職前の経験は必ず生きています。どの場面でも経験してきたことは役に立ちます。今の仕事はやりたい内容とは違うと否定するのではなく、自分を客観的に捉えて目的意識を持ち、今の業務に取り組んでいただきたいと思います。例えばSEの方。SEの間にしっかり身に付けておくべきスキルが大きく3つあります。ひとつは論理力。プログラミングひとつ間違えればシステムは動きません。次に段取り力。PJを進めていく上での作業や様々な調整などから物事を効率的に進めていく力が身につきます。そして胆力。色々なトラブルに直面することが必ずありますが、そこを乗り越えることによって動じることなく物事に取り組むことができるようになります。是非このようなスキルをしっかり身に付けてから、コンサルタントを目指していただきたい。そうでなければ非常にもったいない。同じ仕事をしていても、取り組む意識で価値が変ります。高い意識を持って業務に取り組み、価値を高めてコンサルタントにチャレンジして欲しい。このようなマインドを持った方にとって、弊社はスキル・可能性を伸ばす環境を揃えております。是非一緒に、良い仕事をしていきたいですね。




