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面接官の本音

普段知ることができない実際に行われている面接風景やジャッジポイントなどを現役の面接官にインタビューします。

ソネット・エムスリー株式会社
ソネット・エムスリー株式会社
取締役
西 章彦 氏

Vol.50 ソネット・エムスリー株式会社

製薬メーカー、医療機器メーカーおよび医薬品卸メーカーと医師をつなぐ「MR君」、医療従事者向け限定ポータルサイト「m3.com」を運営している同社。製薬メーカー向けのマーケティングコンサル会社として、ベンチャー企業ながら独創性のあるビジネスモデルで注目されています。医療機関・製薬メーカーだけでなく一般の患者さんが直接医師に相談できる「AskDoctors」サービスも展開中。

【設立】2000年9月【資本金】11億743万円
【売上高】57億2,900万円【経常利益】27億7,900万円
【従業員】45人【本社所在地】東京都港区

面接で重視されるポイントをおしえていただけますか?

主に「論理性」「実績(実行力)」「人間性」この3つを重視しています。論理的な考え方をしているかどうかは話し方に現れていると思います。ただ、論理性だけでは困ります。実績と結果が伴っていなくてはなりません。今までやってきたビジネスが実際に自分でやってきたことで、且つその成果がしっかりと出たかどうか。机上での計算だけで経営戦略を立てましたというのではなく、自身で立てた戦略を小さいパイロットで回してみて、結果が出ればそれを全社展開してきたなど。つまり、本当に自分が動いてやってきたのかどうかという「実績」も重要だと考えます。ロジックだけでも、実績だけでもだめですね。

「人間性」については、いろいろな角度から見ることができます。まずは、「チャーミングさ」。コンサルタントという仕事はクライアントの問題点を指摘しなければならない場面がありますので、そういったときに、アドバイスを素直に受けてくれるかどうかは、そのコンサルタントの人間性によるものが大きいです。同じことを言っても誰が言うのかによって相手の反応が変わってきますからね。そこで人間としての親しみやすさやチャーミングさを持ち合わせているかどうかが重要になってきます。

その他に見ているのは、「倫理観」です。クライアントの要望により、時に矛盾した出来事や、売上を上げるためにブランドの概念に反してまでやるべきかどうか判断を迫られる時があります。そのときに、永続的な成長とか企業として正しいやり方をジャッジできるかです。売ってくればいいという話ではなく、企業としてのブランドを作る為に我々のやり方の正しさについてこだわってくれる人であるかも重要な要素として見ています。

もう1つ言うなら、「成長意欲」。成長意欲を現すのは「謙虚さ」であると私は思います。謙虚さとは例えば、自分が弱い部分を認められること、そして、それが弱い点を得意とする人に、その人が誰であれ、認めて謙虚に聞くことができるかということです。その謙虚さがあれば十分成長できる方なので、一緒に働くのが楽しみになります。

この「論理性」「実績(実行力)」「人間性」+α「倫理観」、「成長意欲=謙虚さ」のバランスが当社には重要です。


必ずお聞きする質問はどんな質問ですか?

自分が目指すビジネスパーソンとしての未来像は聞きます。ご自身の目指す方向がどこに向かっているかです。当社ではたくさんのことを学ぶことが出来ます。マーケティングやコンサルティング、実際に本当のビジネスを回すこともできますので、是非ここで学んだことや経験をご自身の夢や目標に活かしていただければと思います。そのためにも、漠然としすぎている目標・ゴールしかない方や世の中に貢献したいと言っているが具体性の無い人は難しいです。より明確にゴールイメージを描けているかどうかが大切です。


転職者へのアドバイスをお願いします。

ビジネスの根幹というのは自分で作ったビジネスを回して売上・収益を上げていけることであると思います。当社ではそれを近い距離で体験できます。当社はコンサルティング、マーケティング戦略、また、社内企業的にビジネス開発が体験できる会社です。マーケティングやビジネスケースの事例をかなりこなせるので、ビジネスマンを創造する会社であると思います。当社を一言で言うなら「起業家養成所」のような企業かも知れません。