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ヘッドハンターの目

ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。

新規事業開発、アジア戦略・・伸び続ける企業です
山田 栄太郎

Vol.140 新規事業開発、アジア戦略・・伸び続ける企業です

CRO業界の老舗であり、リーディングカンパニー。臨床試験で培ったノウハウを医療機器や機能性食品などにも応用。海外展開、創薬ベンチャー支援、ヘルスケア領域への進出・・・医療をベースに多彩な事業展開が魅力です。


積極的な新規事業開発。

薬事法の改正により、製薬メーカーのみならず医療機器メーカーも同社のビジネス対象となりました。製薬メーカーにおける臨床開発ノウハウは創薬ベンチャー支援に、医療機器メーカーにおける臨床開発はヘルスケア領域への進出に、最近ではオフィス内にクリニックをオープン、もしかするとこのクリニックの経験は病院向けコンサルティングなどという事業に発展するかもしれません。医療業界におけるサービスという視点での新規事業開発に積極的に取り組んでいます。


海外展開。

国内市場のみならず海外展開にももちろん積極的に取り組んでいます。海外製薬メーカーの日本進出支援、新規事業開発につながる創薬ベンチャーの発掘などはその一例です。日本人に対して欧米人の臨床データを応用することは難しいかもしれません。しかしながら、日本人の臨床データをアジア各国に、アジア各国の臨床データを日本市場に、将来的にはそんなビジネス展開が実現する可能性も秘めています。アジアを中心とする海外CROとの連携、製薬メーカーとの契約交渉、マーケット調査など、近い将来のビジネスモデルを見据えた海外展開も同社の魅力です。


強さの秘密

医療業界におけるサービス、これが同社のビジネスの中核であることは疑う余地はありません。しかしながら、同社の人事コンサルティング部隊は主に医療業界以外のクライアントにサービスを提供しています。これも同社の強さを示す好例です。部門を立ち上げ、ノウハウを蓄積し、事業部に発展させ、別会社化させる、同社ではこんなビジネスモデルが成り立っています。別会社化した時点で、グループ企業もお客様に。グループ企業であってもサービスの質や担当者が厳しく評価されることになります、むしろグループ企業ゆえに厳しく評価されているのかもしれません。このような仕組みの中、グループ企業同士で切磋琢磨を繰り返し、社外にも通用するノウハウが蓄積されていくのです。医療業界におけるサービスという柱を持ちながら医療業界以外にも展開できるビジネスモデル、自然とプロとしての意識が育つ社風です。