ヘッドハンターの目
ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。
Vol.178 有名メーカーの余剰在庫をブランド力を損なわずに処理する企業有名メーカーの余剰在庫を買い取り、独自の販売ルートにて販売するというビジネスモデルを持つ。1998年の創業以来、成長を続け2007年7月より10期目に突入する。 |
余剰在庫処理
大手メーカーは常に余剰在庫問題と直面しているといっても過言ではない。競合他社が強力な新商品を発売した時、ブームが去った後の過剰在庫、期間限定商品などがその一例。また、マーケティング戦略の一環でパッケージを刷新した場合なども余剰在庫となり得る。理由はどうあれ余剰在庫となっている、これらの商品が同社の取り扱う製品。これらの商品を生命保険会社、カーディーラー、住宅展示場などのノベルティグッズとして販売するだけでなく、独自のルートにて販売する。この仕入れ・販売の独自ルートが同社の強み。買い付け段階でメーカーと販売手法まで決定しているので、自社商品同士の競合が発生することは一切ない。
独自のビジネスモデル
同社が取り扱う余剰在庫は一流メーカーや有名ブランド商品に限定される。一流メーカーはブランドを守るため、余剰在庫を安易に安売りすることはなく、一時的な損失を覚悟の上で処分していることが現状。同社はその余剰在庫を大量に一括で買い取りブランドを傷つけることなく販売する。メーカーにとっては余剰在庫のコストを軽減できるだけでなく収益を得ることができるというメリットがあり、同社にとっては一流メーカーや有名ブランドの商品を安く仕入れることができるというメリットがある。つまり、双方にとって完全なWin-Winの関係が成り立っている。
成長戦略
1998年の創業以来、高い利益率を維持し続けている。同社と全く同じビジネスモデルを持つ企業は市場には存在せず、独自コンセプトを持った企業として多くのメーカーに認識され評価されている。このビジネスの希少性が小規模ながら成長を続けている同社の強みの1つである。もう1点、強みを挙げるとすると社長の魅力。冷静沈着ではあるものの実は内面に熱い思いがある有言実行タイプ。個性的な面や独特の強さを感じるものの、それ以上に人間的な魅力にあふれる社長。少数精鋭企業ゆえに社長との相性は大きな要素となるが、接すれば接するほど社長の人柄に惹かれることは間違いない。
ここ数年は前年対比で150~170%の成長を続けており、今後もこの成長スピードはとどまることはなさそう。IPOや新しい販売形態など次なる戦略も控えており、50億、100億という売上げは絵に描いた餅ではなく現実的な数字。最近ではVCからの注目度も高く投資依頼が相次いでいる。
売上・利益ともに伸び続けている企業で働く大きなチャンスです!




