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ヘッドハンターの目

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健康をキーワードに国内最大級のEコマースを展開
橋本 博季

Vol.154 健康をキーワードに国内最大級のEコマースを展開

健康食品のEコマースとしては日本最大級。取り扱いアイテムは6万点超、日々15万PVを誇る。ほぼすべてのアイテムを短期配送できる自社物流機能も大きな強み。売上高47億、従業員数140名。東証マザーズ上場。


新たな流通業態を目指す

現在6万アイテムを取り扱い、健康食品サイトとして国内最大級の規模を誇る同社ですが、これらを確実に短期間で顧客に届ける仕組み作りに早くから投資。常時4万点を取り扱える自社物流拠点を確保。多品種小ロット物流を実現する為に無線在庫管理システムも構築し、在庫の効率化と安定した出荷を実現しています。この仕組みは他Eコマース企業や今後Eコマースを行いたいサイト運営企業などからも注目され、ソリューションとしてOEM提供などの展開も構想として進んでいます。現在までのBtoCを中心としたコア事業とあわせ、BtoBの領域でも新たな事業の柱を模索し、他には無いビジネスモデルの確立に向けて大変楽しみであり大切な時期に差し掛かっているといえます。


これからの可能性、高いポテンシャル

同社のサイトがオープンした2000年は、まだEコマースによる購買活動が今ほど一般的でなく、インフラなどの通信環境も現在ほど十分ではありませんでした。現在は、消費者向け健康食品の流通市場でネット経由の割合は既に4.0%を超えています。ここ数年は毎年前年比4割増以上の成長です。この数字からもマーケットとしてまだまだ大きなポテンシャルを秘めていることは明白です。その市場の中でポータルの知名度、顧客数、実績、流通拠点を既に形にしている同社には大きなアドバンテージがあるといえます。ポータルとしてサイトを作ることは短期間で出来ますが、それに伴うカスタマーサポート体制や前述した物流網の構築などは一朝一夕ではできるもではありません。同社が今後もこのマーケットにおいてイニシアチブを握る可能性は極めて高いといえるでしょう。


定着率の高さの理由は?

多くの新興企業やベンチャーが人材の定着に腐心しているなか、彼らの人材定着率はきわめて高いといえます。離職率が20%近くになるベンチャー企業が多い中、100名を超える企業で年間数名の退職者は驚異的な数字といえます。先方のお話を聞く中で定着率の良さの理由がはっきりあるわけではありませんが、私が感じたこととして「ネットを通じ、健康を顧客に提供」するという同社の理念に共感した人材が集まっていることが大きな要因と感じました。同社の採用基準の中でも、この理念に共感してくれる人材かを大切にしているようです。社員の根本に共通の目標があり、日本のEコマースをリードしていこうとするその姿勢には、業績や事業規模などの数字だけではない大きな可能性を感じました。