ヘッドハンターの目
ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。
Vol.158 「住まいのワンストップサービス」というビジョンの下にポータルサイトを展開「暮らし」、「生活」に拘わるあらゆる情報とサービスを提供することで、ユーザーへ大きな「安心」と「喜び」をもたらすことが出来る唯一の企業を目指す。不動産物件情報提供というジャンルのサイトとしては、ページビュー、ユニークユーザー、 掲載物件数、提携他ポータル数などで既に国内最大級。しかしながら、そういったカテゴリーでは括りきれない程のサービス展開と、今後の新規事業構想をもつ。人々の暮らしとは切っても切れない関係になりつつある注目の企業の一つです。 |
サービス展開の多様性
現状、賃貸、売買、新築マンション、戸建、土地、店舗、駐車場など全国約160万件の 不動産情報を提供する国内最大級のサイトパワーを誇る同社。カテゴリー別に細かくサイトを分けることでユーザビリティを向上させ、人と住まいのベストマッチングを実現しています。しかしながら同社の独自性は、事業内容を単なる情報配信の枠に留めていないこと。サイト利用ユーザーとしては、不動産物件情報というものは毎日必要とするものではなく、どちらかといえば引越しや新築物件の購入など、まさにそのタイミングのみで集中的に必要とされるものといえます。そういった現実に対して同社はユーザーに「常に」必要とされるパートナーであり続けようとする姿勢から、情報配信の枠を超えたビジネス展開をまさに見せ始めています。例えばその一つの具体的な新サービスに「ファイナンス事業」があります。家賃支払いを同社のカード決裁にすることで、自動的にマイルが溜まり2年でグアム旅行も可能となる・・・そのような事業も展開中。
まだまだある新規事業の切り口
また同社は今後、不動産業界を取り巻く事業分野である地域口コミ情報をはじめ、引越し、インテリア、医療情報、住宅ローン、リフォーム、ハウスビルダー、結婚、進学などを新規事業展開の切り口としてターゲティングしています。既に成熟しつつもあるインターネットビジネスマーケット。WEB2.0の概念を取り入れ更なるサービス展開を見せようとする企業も多くありますが、 同社のサービス展開はインターネットという枠そのものも超えようとしています。生活の傍らには同社のサービスが常にある時期もそう遠くはなさそうと感じました。
明確な企業理念の下に
同社では社員全員が議論した結果産み出された「利他主義」という明確な企業理念を掲げています。利他主義とは「常に人の役に立つ事、世の中の役に立つことを考え行動できる」ことを意味しますが私が実際お会いした方々も、皆さん「自分が、自分が」ではなく、「世の中にどういう影響を与えるか」「他の人がどう感じるか」を本気で考えている方ばかりでした。他人のために前向きかつ自立的に行動でき、かつ本質的な部分でそういう面で惹かれ合う方々が多いことが同社の安定的かつスピード感ある成長と変革を支える源泉ではないかと感じます。




