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ヘッドハンターの目

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インド系IT企業が日本でのビジネスを本格拡大中
橋本 博季

Vol.163 インド系IT企業が日本でのビジネスを本格拡大中

インド系IT企業としてワールドワイドではTop3、日本マーケットではリーディングカンパニー。日本のビジネス慣習に則した動きや、プライム案件に特化、マネジメント層に日本人を据えるなど日本マーケットに対しての本気度合いがうかがえます。


競合はIT系ファームや大手SIコンサルティグ部門

インド系オフショア企業といえば日本に上陸して早10年。グローバルでは存在感を高める一方、日本ではなかなか思った成果が出ていないのが現状です。数年前まではプライムで受注する企業からの2次開発請負的なイメージですらありました。同社では数年前より大手コンサルティングファームやシンクタンクなどから日本マーケットに精通した人材を採用し、上流提案や案件獲得に注力、その努力が身を結び日本ではリーディングカンパニーとして現在も成長中。プライム案件がほとんどですので、ファームや大手SIとの競合の中大手案件の獲得など、市場でのプレゼンスを高めています。「大手ITファームよりはリーズナブル」「SIコンサルティング部門よりも質の高いサービス」。このような競合との差別化を背景に成長トレンドに入っています。


新たなサービス事業領域、ポジションの可能性が豊富にあります

現在はパッケージ導入を中心としたエンタープライズサービス、金融、組込開発、セキュリティ・コンプライアンスなどのサービスメニューを中心にビジネスを展開。今後は良い人材がいれば領域の拡大ももちろんのこと、それに伴いマネジメントポジションも狙うことができるメリットがあります。日本のビジネスに精通した人材を既にマネジメントポジションに据えている現実を見ても、今後本当の意味でのコア人材として参加できる可能性は十分にあるといえます。多くの外資系企業が日本法人という名のマーケティング拠点でしかないことを考えると、大きなチャンスのある企業と言えるのではないでしょうか。ジョインする時期としてはまさに今が旬と言える企業だと感じます。


外資系としての魅力も十分にあります

もちろんマネジメント層への日本人登用があるとはいえ、クロスカルチャーを体感できる環境であることも事実。インド、日本を中心に多様な価値観が尊重されている職場です。一般的な話ではありますが米系外資系などとは少し雰囲気は異なるようです。退職率は一般的な外資IT系企業に比べ低く、入社後短い期間での退職は現在のところほとんど無い状況。外資系での就業を希望するものの、雇用に対する不安やドラスティックな事業展開などに不安がある方に関しては、いい意味でバランスの取れた環境があるといえます。 IT業界では欧米主導型企業がグローバルではイニシアティブを取ってきましたが、これからはアジアからのスタンダードを発信していく時代です。この稀有な環境を活かすことでキャリアの幅を広げてみることができるのではないでしょうか。