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ヘッドハンターの目

ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。

米国モバイルエンターテインメントのリーディング企業が日本で事業立上げ
奈良 元生

Vol.179 米国モバイルエンターテインメントのリーディング企業が日本で事業立上げ

10代・30代をターゲットに、音楽を軸としたエンタメ、スポーツ、ライフスタイルに関するコンテンツを配信。米国で最初に音楽配信した事業者。06年に日本法人設立、07年から実際にサービススタート。


携帯キャリア出身の経営陣とエンタメ本場のコンテンツが強み

2003年に創業したMVNO(Mobile Virtual Network Operator)事業者で、Verizon Wireless社の通信インフラを利用。CEOはかつて米国の携帯キャリアを設立した方であり、他の経営陣も通信キャリアの上級幹部出身者で固めています。投資家はエンタメ、メディア等の大手がそろい、いわゆる戦略的な投資家が中心です。世界初の3G及びEVDOを最大限に活用したコンテンツを提供。そのコンテンツは、MTV、ワーナー・ブラザーズ、20世紀フォックス、ABC、コディ・セントラルなどエンターテインメント本場のアメリカが誇る人気ブランドばかり。ユーザーは見たいコンテンツを個別課金で購入できるほか、定額でベーシックなチャンネルが見放題のパッケージプランも選択可能。


自社スタジオを保有しており、オリジナルコンテンツで差別化

米国ロサンゼルス本社ではオリジナルスタジオを併設し、オリジナルの音楽番組を提供。ビッグアーティスト、新進気鋭のアーティストを招聘し、スタジオライブを収録。自社オリジナル(Exclusive)として米国内ユーザにブロードキャスト配信しています。今後同じコンテンツの日本国内への配信も準備中です。日本でも同様に自社スタジオでのライブセッション収録、配信を計画しており、どんなオリジナル映像が配信されるか期待がかかります。また、スポーツ番組のライブ配信においては、自社で撮影及び配信が可能な移動機材を用いて米国内のライブをブロードキャスト配信しています。


日本法人はスタートアップにつき、これから事業を創る醍醐味

現状、日本における事業としては、コンテンツプロバイダとして、2007年3月にauのEZweb向けサービスを開始。今夏には他の2キャリアもスタート予定です。当面は、米国で展開しているコンテンツの中から日本の若者に注目を集めそうなものを配信予定。アメリカで成功したビジネスを日本で展開するにあたっては、文化や考え方の違いがあるため、ビジネスの進め方そのものも日本の独自性が求められます。つまり、自分でアイデアを出し、ファクトを揃え、USとの調整をして事業を動かすという、非常に高度でタフな仕事になるでしょう。それだけに遣り甲斐や、一定の成功までこぎつけたときの達成感は計り知れないものがあると思います。エンタメ、モバイルコンテンツに精通し、あたらしい市場を創ることに情熱を注ぎたい方に是非お勧めしたい企業です。