ヘッドハンターの目
ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。
Vol.139 ニッチなマーケットで圧倒的なシェアを持つ高収益企業です。半導体検査装置、液晶用検査装置、レーザー顕微鏡の開発製造・販売のファブレスメーカー。従業員数100名規模ながら、欧米や韓国にも拠点を持つ、グローバル志向の会社です。自社ビルで落ち着いた雰囲気がまた魅力です。 |
高い技術力に加え、ニッチマーケットであるがゆえの強み
同社の事業の柱である半導体用検査装置(フォトマスク欠陥検査装置)、液晶用検査装置(カラーフィルタ欠陥検査修正装置)、レーザー顕微鏡の市場規模はグローバルで見てもそれほど大きくありません(半導体関連のフォトマスク自動欠陥装置だけで200億円規模)。いわゆる大企業が参入しないマーケットといえます。そういった市場において、特に半導体検査装置については独走に近い実績を有しております。高度な専門性を必要とする分野における高い技術力で特定のマーケットを攻めるという戦略がうまく機能しているといえるでしょう。
ニッチマーケットといっても、小さくまとまっているわけでは決してなく、活躍の場はグローバルに及んでいます。北米や韓国に現地法人を、ドイツには支店を置き、その他の地域には営業担当が出張で飛び回っており、光・機器・エレクトロニクスの先進複合技術で国際的に活躍する世界の先端企業といえます。
高収益を確保しており、財務体質も極めて健全
同社は製造工場を持たない、いわゆるファブレスメーカーです。製品の研究開発と試作品の製造は自社ビル内でつくり、実際の製品製造は外部委託しているため、高い利益率の維持が可能となっております。昨年の連結ベースでの売上高実績約75億円に対して、経常利益は12億円。その前期も15%以上の売上高経常利益率を達成しており、この水準は今期においても維持達成される予測がされています。こうした継続的な高収益が無借金経営という財務体質のよさを実現しています。
研究開発にも適した自社ビル環境含め、特にエンジニアにお勧め
同社の自社ビルオフィスは、駅からは少し離れていますが、その分静かで落ち着いた雰囲気ともいえます。扱っている製品が非常にデリケートな製品であるため、オフィス内は清潔そのもの。研究開発、試作機の製作などの作業スペースも余裕をもった広さで、研究開発に必要な装置がずらりと並んでいます。全社員の約70%がエンジニアという同社ですが、エンジニアにとっては自己実現をするに相応しい場所だと思います。中途入社の方々が多く在籍しており、数社で様々な経験を積んでこられた方も活躍しており、いわゆる生え抜きと転職組みといった溝などは皆無というのも安心できます。モノ作りへのこだわりと熱意を持った集団、そしてそれをバックアップする環境を提供する会社です。




