OLDヘッドハンターの目
ヘッドハンターの視点で注目の企業を分析。候補者と企業を結ぶ立場だからこそ伝えられる情報をお伝えします。
Vol.225 国内外の大企業向けの人事・組織コンサルティングチームを強化します!メガバンク系シンクタンク。経済、金融、政治、財政、法律などの調査分析。社会システム、地域開発等の調査研究。経営コンサルティング等がメイン業務。人事・組織コンサルティングチームは現在、強化中。 |
対応力の強化
同社が属するフィナンシャルグループには、日本国内における中堅企業とリテール向けバンキングを担う銀行(BK)と、海外および国内の大企業向けホールセールバンキングを担う銀行(CB)がある。これまで同社の人事・組織コンサルティングチームでは、前者(BK)も後者(CB)もチームを分けることなく対応をしてきた。しかしながら企業規模や企業のステージ、クライアント構成等の事情により、コンサルティングニーズが異なり、より細やかな対応が困難になりつつあった。そこで、人事・組織コンサルティングチームにおいてBKチームとCBチームとに分け、CBチームを積極的に拡充・展開することが決定した。これにより両銀行のクライアントニーズに応じた専門性の高いコンサルティングサービスの提供と、機動的なプロジェクト運営を可能にすることを目指している。
採用に対する本気度
同社では、末永く働いていただけるコンサルタントを探している。以前は「初年度は1年間の有期雇用契約(契約社員)」という制度が存在した。しかし、2009年度より中途採用であっても入社時より「期間の定めのない雇用契約(正社員)」に変更になった。以前の初年度契約社員の制度は中途採用において足かせとなっていたことは事実で、今回の中途採用はこれまでの慣例を排除してまで取り組んでいる。また、書類選考段階から経験、志望理由、人柄を含め入念なヒアリングを実施し、面接段階、入社段階など要所でギャップを極力小さくする努力を続けている。採用におけるこの本気度が人事・組織コンサルティングチームの定着率の高さを生み出している。
メガバンク系ゆえの強み
コンサルティングファームではいかに案件を獲得し続けるかも大きな課題。同社の場合、メガバンク系ゆえの強みがここにある。案件の種は常に親会社であるメガバンクが抱えており、同社の営業活動は、親会社が抱える案件の種をいかにプロジェクトとして受注するかという点にある。同じ新規開拓営業でも根本的な質が異なっている。もちろん、営業努力は必要だが、案件の種を広い野原から探し続けなくて良い。言い換えれば、コンサルティングに集中できる環境が整備されている。今回の募集背景もCBチームのニーズに応えきれていないという点にあり、恒常的に案件があることを示唆している。今年度中に人員の倍増を検討しているが、来年度以降も継続的な成長が見込める点は大きな魅力である。

