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ヘッドハンターの目

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組織を活性化し、業績を向上させる「ビジネスコーチング」
松尾 匡起

Vol.166 組織を活性化し、業績を向上させる「ビジネスコーチング」

従来の「コミュニケーションの改善」を主としたパーソナルコーチングを超えて、組織の業績向上のため、「組織がパフォーマンスを最大限に発揮出来る」ように促すビジネスコーチング。発祥国のアメリカでは既に15年以上の歴史あるこの職業を、本格的に日本で展開します。


「パーソナルコーチング」と「ビジネスコーチング」の違い

従来のパーソナルコーチングは、主に「コミュニケーションスキル」の向上をテーマとしています。質問型のコミュニケーションを用いて「自発的行動を促す力」を引き出したり、積極的に共感、傾聴、承認を行うことで「信頼関係を構築」するものです。これに対しビジネスコーチングは従来型のパーソナルコーチングをその構成要素の一つとし、「組織力を強化し、組織の業績を向上させる」ための手法です。これは「組織を目標に向かって大胆にシフトさせ、組織の持続的成長を促すビジネススキル」ともいえます。強い組織を作るためには、組織のミッション・ビジョンや組織の構成員の役割が明確化され、かつ、全員の間で共有化されていることが不可欠となります。ビジネスコーチングはこういった視点から特定の部門や企業組織を相手に、「組織上」の問題点と答えを探し出し、解決へ導き、そして業績を上げるためのマネジメント手法です。


現場が求める強いニーズと期待

今、日本ではパーソナルコーチングが少しづつ根付きつつあります。しかし一方で、「コーチングによって社内のコミュニケーション量は増えて確かに雰囲気は良くなった。しかし業績に繋がる結果まではまだ出ていない」という意見も出始めているのも事実です。個々の社員は優秀でコミュニケーションギャップも埋まってきたが、なぜか組織、チームでパフォーマンスが上げられない(業績が上がらない)という状況が認識されてきています。つまり業績の向上については、ある程度クライアント任せになっているという現実があるといえます。

また、業績不振、外資競合の参入による競争の激化、M&A等による異なる組織カルチャーの融合、アウトソーシングによる人材育成軽視等々、今の企業が直面している問題の多くは個人のレベルを超えた組織が抱える問題であることが多く、こういった背景からも同社の展開するビジネスコーチングへの注目度は急速に高まってきています。


新しい職業を日本に根付かせるという使命感

ビジネスコーチという職業は、発祥国のアメリカでは既に15年以上の歴史があり、多くの独立したプロ・ビジネスコーチが様々な企業で活躍しているのが現状ですが、日本ではまだまだ馴染みが薄い職業といえます。同社はこの新しい職業を日本に普及させるため、アメリカでの業界最大手企業との提携のもと、ビジネスコーチ養成スクール第1期を開講しました。ここでは現在、医師、経営者、会計士、大企業のマネージャーの方々などがトレーニングを受け、顧客や社員の満足度を改善するための戦略的なマネージメント変革、会社の業務効率向上の為のノウハウ等、組織活性化のテクノロジーを学んでいます。

更に海外の大学と提携し学位取得の仕組みを整える等、次への展開もみせています。この、自分自身がコーチとして企業の業績向上に寄与しつつ、更にスクール講師として世の中に新たなビジネスコーチを産み出していくというダイナミックでタフなビジネスは、夢や憧れなど決して一筋縄で達成できるミッションではありません。しかし、現メンバーの強い信念と思いに心から共感出来る方であれば、非常に大きな遣り甲斐と達成感を味わうことが出来る環境ではないかと感じます。企業・組織の成長や業績向上に強い情熱、高い意欲を持っている方は一度門を叩いてみることをお勧めします。