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成り立ち

日本のために、人を軸にした新産業創出のエコシステムをこの社会に構築する。
日本IBM出身の伊藤豊氏が20代の時に立ち上げたスローガン。伊藤氏が大企業に身を置いて抱いた問題意識をもとに、新たな産業を創出して日本を変えていくためのさまざまなチャレンジを繰り広げている。「人の可能性を引き出し、才能を最適に配置することで、新産業を創出し続ける」ことをミッションに掲げ、スタートアップ・ベンチャー企業などの新興成長企業と、優秀な学生をマッチングさせる事業を核に、最近ではベンチャーキャピタル事業やインキュベーション事業にも取り組み、他に例を見ないビジネスモデルを追求しながら、さらなる発展を続けている。
インタビュアー:キャリアコンサルタント 工藤 直亮

大企業志向の優秀な学生の意識を変えなければ、日本は衰退する。

工藤
伊藤さんは東京大学を卒業後、日本IBMを経て起業されたとのことですが、まずはこのスローガンを設立された経緯を教えていただけますか。
伊藤
当初は起業しようという思いはまったくありませんでした。特に深い考えもなく「IT業界の大手だから」と日本IBMを就職先として選んだのですが、入社して気づいたのが、大企業というのはあまりに仕組み化されていて全体が見えないということ。そんな環境にフラストレーションを覚えていたのですが、3年目、状況を打開するため社内公募に手を挙げて、30名ほどの関連企業に出向したのです。
当然まだ完成されていない企業で、小さな組織なので全体を見渡して事業に関われましたし、トップとの距離も近い。社内で課題を見つければ自分から動いて解決していく。2年ほど在籍しましたが、そこで初めて主体的にビジネスをする経験を得て、非常にやりがいを感じました。
 
工藤
その出向先で味わった経験が、伊藤さんの意識を変えたわけですね。
伊藤
ええ。2万人の大企業と30名の小さな企業、その両方に身を置いて、やはり自分にとって面白いのは後者だと。ならば、そうした場をいつか自分で創るのもありだなと起業を意識するようになりました。とはいえ、IBMで成果を上げられないような人間が起業しても通用しないと思い、出向先から戻った年は懸命に仕事に打ち込んで社内で最も高いランクの評価を獲得することができ、それで起業に踏み切りました。
 
工藤
スローガンは新興成長企業への人材採用支援を手がけられていますが、起業にあたってこの事業を選ばれたのは、どのようなお考えからですか。
伊藤
出向先からIBMに戻った時に配属されたのがマーケティングだったのですが、そこは米国の本社から直接情報が入る部署でした。そこで米国側が「日本市場は今後拡大が見込めない」という経営判断をしていることを知り、それが日本人としてとても悔しかった。なぜ日本は停滞してしまったのか? それは、新しい事業を創り出そうとする若い人間が少ないからだ。若くて優秀な人材が、すでに出来上がった大企業ばかりに流れている現状を変えなければ、根本的な解決にならない。そんな思いから、このスローガンという企業を立ち上げたのです。

※インタビュー内容、企業情報等はすべて取材当時のものです。

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