キャリアアップコラム vol.178
転職の相談は、誰にするべきか?

転職やキャリアの相談は、専門家にしたほうがいい理由

転職や今後のキャリアについて考えた時、皆さんは誰に相談していますか?信頼できる諸先輩方や知人に相談するという方もいらっしゃるかと思いますが、まずは転職サイトに登録して転職エージェントやヘッドハンターに相談する、という方も多いのではないでしょうか?

ただ、ひとくちに「転職やキャリアの相談」といっても、当然のことながら人それぞれに目的や背景が異なりますよね。転職することを決めている方とそうでない方、希望する業界・職種が既に明確になっている方とそうでない方、まずはご自身の市場価値を知りたい、といった方など本当に様々です。特に初めて転職を考え始めた方は何から相談していいか分からないということもあるかと思います。

ここでまず言えることは、相談内容や目的に適した情報・知見・スキルを持ち合わせた方に相談すべき、ということです。

世の中には、我々のようなキャリア全般に精通しているキャリアコンサルタントだけでなく、ある業界・領域に特化した転職エージェントもいれば、ヘッドハンティングを専門としたエージェントもいます。こういった特性や強みを把握した上で、ご自身の目的にマッチした相談すべき相手を選択することはキャリア形成において非常に重要な要素になります。

キャリアコンサルタントは主体的に仕事を選ぶためのコンサルティングをします

ところで、「キャリアコンサルタント」がこの春から国家資格になったのはご存知でしょうか?

あまり知られていないようですので(それなりに難易度の高い試験なのですが・・)、この場をお借りして「キャリアコンサルタント」がどのような役割を担っているのか、少しご紹介させてください。

「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家です(※ちなみに、無資格者が「キャリアコンサルタント」を名乗ってはいけません)。

相談者が自身の適性や能力・関心などに気付き、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事を理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるよう一人ひとりに合わせたキャリアコンサルティングを行います。これが我々キャリアコンサルタントの仕事になります。

転職活動をする前から、専属のキャリアコンサルタントをもつメリット

これまでの話を踏まえて皆さんにお奨めしたいことがあります。

それは「転職する時だけ」でなく、普段からキャリアについて気軽に相談できる「キャリアコンサルタント」とコンタクトできる状態を保っておくということです。

何かがあってからではなく、普段からというのが大きなポイントになるのですが、最新の転職市場の情報共有やキャリアコンサルティングを通じて、都度キャリアプランを明確にしそれを実現する為に必要な経験の蓄積、知識・資格の習得や情報収集など、「自身が希望するキャリアの実現に向けてすべきこと」に対する十分な準備期間を得ることが可能となります。これがいかに有効な手段であることはお分かりいただけると思います。

弊社には「キャリアコンサルタント」が11名在籍しており、そのうち5名(2016年12月現在)はキャリアコンサルタントの中でも「熟練レベル」として位置づけられる「キャリアコンサルティング技能士2級」の資格を有しています。

「今すぐ転職」での相談はもちろん大歓迎ですが、「日頃から気軽に相談」も大歓迎です。ご興味のある方は是非ともご指名ください。

(2016年12月20日)

今回の教訓&アドバイス

転職やキャリアの相談相手にキャリアコンサルタントを選ぼう

キャリアコンサルタントは自己理解を深めるコンサルティングをするのが役割

転職活動中でなくても、キャリアコンサルタントに相談できる

このコラムを書いたコンサルタント
コンサルタント
武田 直人
CXOをはじめ、経営幹部から事業責任者、そしてPdMなど、企業の「要」となるポジションへの転職支援が強み。注目のスタートアップから大手企業まで、Web・インターネットサービス業界が最も得意とする領域。
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